国家総合職ゼミでは試験対策を超えた自身の成長を感じることができた

総合職 厚生労働省
O.Dさん

東京大学 医学部
最終合格:国家総合職 教養区分
課外活動:サークル・部活動、アルバイト

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:軟式野球、学習塾
民間内定:―

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・今後のビジョン

・これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

私が公務員に興味を持ったきっかけとしては、大学2年生のころの障害のある方との話し合いが挙げられます。障害のある方との話し合いの中で、「行政サービスがないと生きていけない」というお話を聞き、人々の生活のあたりまえを支える行政サービスの重要性を感じました。そこで、人のあたりまえを支えたいという気持ちから、公務員に興味を持ちました。また、私が実際に公務員を目指そうとしたのは大学3年生の8月になります。元々私の興味から、何かしら健康に関わる仕事がしたいと考えており、民間就活も並行して行なっていました。しかし、コンサル・金融・メーカーなど様々な企業のお話を伺う中で、どうしても社会貢献性より利益が優先されることに違和感を感じ、ありたい社会を率直に求めることができる公務員を目指そうと決断しました。

 

対策スタートのタイミング

 

伊藤塾で学習を始めた時期は大学2年生の2月からになります。将来のことを考える中で、伊藤塾で行われた国家総合職セミナーに参加し、そのセミナーでのお話を受けて伊藤塾での学習を始めました。私の学習スタート時期は適切であったと考えます。理由としては、国家総合職ゼミがちょうどスタートするタイミングであるため、周りの方々と同じスタートラインで始めることができることになります。また、まだ民間就活が本格化する前であるため、先に公務員試験への負担感を把握することで、民間就活が本格化した後のスケジューリングを容易にできることも理由の1つです。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

私は専門が公衆衛生であるということで、法律等の分野に疎く、予備校に通うことは元々決めていました。その中で伊藤塾を選択した理由として、国家総合職ゼミの存在が挙げられます。国家総合職ゼミでは、公務員試験で最も重要である総合論文に関して、自らで書くこと、優秀な講師によって説明されること、同じ受講生と議論することという、幅広い角度からの学習を行うことができます。私はこのゼミに関して魅力に感じ、伊藤塾での学習を決めました。また、少し恥ずかしい理由にはなってしまうのですが、同じ大学の先輩や周囲の人で伊藤塾に通われている方が多かったので、安心して通うことのできる予備校であると判断したことも理由の1つです。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

伊藤塾の最も良かった点は国家総合職ゼミになります。国家総合職ゼミでは、自分で書くこと、優秀な講師からの説明を受けること、受講生と議論することを通じて、教養区分で最も重要である総合論文を幅広い視点から学ぶことができます。総合論文対策として手厚いのはもちろん、受講生と議論することで、視野を広げることができるため、試験対策を超えた自身の成長を感じることができました。また、伊藤塾では時事対策も手厚く、毎月の時事トピックをまとめて教えていただける上に、基本的な時事に関する知識も指導していただけたので、元々の知識があまりない私でも時事対策を十分に行うことができました。

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

数的処理・判断推理に関しては、2月の段階からコツコツと進めていました。取り組んでいたものは伊藤塾の「これ完」になります。7月くらいまでは解いて、どれくらい時間がかかったかを把握し、解けなかった問題はなぜできなかったのかを分析する形で進めていました。8月ごろからは時間を計り始め、時間内に実力を出し切る練習に切り替えました。色々なものに手を出すよりも、1つの問題に対して、なぜできたのか・なぜできなかったのか・次はどのようにしたらできるのか・その時に必要な考え方や態度は何かなどを丁寧に考える方が効果的であると考えているため、私は「これ完」のみに取り組みました。また、私はどちらかと言うと得意な方ではありましたが、苦手な場合もあったと思うので、やはり早いうちにコツコツと進めるのが良いと考えました。また、数的処理がある程度できると、民間就活で利用するSPIの非言語は簡単にできるようになるので、一般的にSPIを受けることが多い5月以前にある程度は対策しておくとお得だと思います。

 

基礎能力試験に関しては、まず過去問を1年分解いてみて、どのような問題が出てくるのか、どのような知識が必要とされているのか、自分がどこを取れそうなのかを確認しました。その後、今の段階でも取れるもの、頑張って取れるようにするもの、捨てるものに分類して、頑張って取れるようにするものを取り組むことを決めました。その後、それに関しては、「これ完」を解くことによってどこができないか、どこができるのかを把握し、できないところは検定教科書等を利用して覚えるようにしました。

 

時事問題に関しては、佐藤講師が行ってくださる、ニュースの見方がわかる講義を用いて対策しました。この講義では、最近ホットな時事の問題に関して、佐藤講師が基本的なところから解説してくれるものになっています。この講義によって、時事問題についての基本的な考え方を身につけることができました。また、より新鮮な時事に関しては日経電子版で毎日確認するようにしました。

 

 

総合論文・政策論文試験

国家総合職ゼミを中心に行いました。ゼミで説明されたことを意識しながら自分の書いたものを見ることで、次に自分に足りなかった視点はどこか、構造的に取り間違えてしまったところはどこか、問題に沿った回答になっていなかったところはどこか、表現が拙くなってしまったところはどこか、具体例を入れるとしたらどのようなものがあるか等、様々な視点から自分の書いたものを分析していました。また、ゼミの中で佐藤講師から言われていた資料等を読むことも欠かさずに行いました。私は大学の実習・授業とゼミが重なることが多く、中々リアルタイムで参加することが難しかったのですが、なるべく遅れないようについていくことを意識して取り組みました。ゼミ以外では、時事的なトピックを取り入れることを意識しました。時事的なトピックを把握することで、現在話題となっているトピックがわかるだけではなく、それを取り巻く問題点などを知ることで思考方法までも鍛えることができると考えています。

 

 

人物試験

企画提案試験に関しては、まずは参考資料を熟読しました。参考資料を読むことで、まずは全体像を掴むことを行いました。初めはその分量に驚き億劫でしたが、頑張りましょう!ここでの頑張りが合否を左右すると思って気合いを出して読みましょう!その後、相澤講師の講義を見ます。そうすることでより参考資料の全体像を掴みます。その後、予想課題を考えます。さまざまな条件を考えて提案をする企画を考えて、先輩方に見てもらいました。そうすることで、自身の考えた企画の弱いところや抜けている視点が明確になるため、指摘された部分を訂正します。そのようなやり取りを繰り返すことで企画の完成度を高めます。その結果、自身の視点もより広くなり、当日の質疑応答への対処も適切に行うことができるようになると思います。また、伊藤塾の方でも模擬企画提案試験を行っていただけるので、本番の流れを体験することができました。当日もほとんど同じような流れであったので、かなりリラックスすることができました。

 

政策課題討議試験に関しては、まずは伊藤塾の方で行われる模擬政策課題討議試験を行うことで全体像を掴みました。その中で、自身が苦手なところと得意なところを把握して、今後の対策に活かしました。まず私が取り組んだのは、レジュメの作成です。私は最初に模擬を行った時、レジュメが書き終わらず、事前発表で厳しい評価をいただきました。そのため、レジュメを短い時間で書く練習を数回行い、過不足ない内容を伝えるかつ時間内に収める練習を行いました。その後は、大学の公務員志望の方で集まるコミュニティがあったので、そこで模擬練習を2~3回ほど行って本番に備えました。元々GDは得意だったので、その他の特別な練習はしませんでしたが、先輩方にお話を伺い、本番がどのような雰囲気であるのかを掴むようにはしました。事前の模擬練習では、ファシリテーターをやるバージョンとやらないバージョンで分けてやることで、本番がどちらになっても対応できるようにしました。

 

人事院面接に関しては、1次試験の前から対策を行なっていました。具体的には、伊藤塾で行われている面接カード添削を何回も行うことで、そのまま面接カードとして使うことのできる文章を完成させていました。このようにすることで、1次試験後に心の余裕が生まれる上に、早くから模擬面接を行うことができるため、より多くの経験を積むことができます。民間就活で使うエントリーシートよりもかなり字数が制限されるので、民間就活を並行して行なっている人も早めに取り組むべきだと考えます。面接カードを完成させた後は、伊藤塾の模擬面接や先輩等の伝手を使い、面接の経験を積むことを行いました。実際に経験を積みフィードバックを受ける以外に、事前質問をいくつか考えておき、なるべく簡潔に話す練習もしていました。私は面接の経験が少なく、初めのころはかなり苦手だったのですが、何回も何回も模擬面接を行うことで得意になっていきました。かなり先輩方にはお世話になりました。常日頃からの人間関係の構築も大切な要素なのだと実感しました。

 

 

官庁訪問、省庁・自治体研究

まず対策の方向性を間違えないために、佐藤講師や内定者の方、採用担当の人とお話しして、今後の方向性について意見をいただきました。その方向性に基づいて取り組んでいきました。具体的には、その省庁がどのような仕事をしているのか理解するために、行われているイベントになるべく多く参加するというものです。やはり職員の方が直接説明してくださる説明会は多くのものが得られました。また、職員の方に聞きにくいことは、内定者が行なっている大学ごとの懇親会などを通して話を聞いていました。使えるものを全て使って情報を仕入れていったイメージです。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

私はサークルの代表を務めており、サークルの仕事と試験対策を両立することに苦心しました。また、4~6月は実習等もあり、学業に関してもかなり忙しかったと記憶しています。両立するために気をつけたこととしては、早め早めに取り組んでしまうというものです。何かをやらなければならない時に先延ばしにせず、その場でなるべく済ますことで両立を可能にしました。また、試験の直前は毎日夜遅くまで図書館にこもっていたのですが、毎日お菓子とコーヒーを買うことをささやかな楽しみにしていました。和菓子にハマっていましたね。1番のお気に入りは月餅です。

 

民間企業の就職活動について

 

民間就活に関しては、実施していましたが、今後は実施しません。理由としては、夏に民間就活を行い様々な企業のインターンに参加した際、私のやりたいことは民間企業ではなく、公的機関である省庁でこそなし得るものであると感じたためです。私は夏の間にかなり民間就活にも力を入れていたため、教養区分に合格した後に民間就活を行うかで悩みませんでした。また、現在省庁を志望する理由の1つにもなっているため、早めに民間就活を体験することは良いことであると考えます。

 

今後のビジョン

 

人の声に耳を傾け、しっかりと熟慮し、責任を持って判断していく、そんな行政官になりたいと思っています。内容として当たり前のように思うかもしれませんが、私は官庁訪問を通じて「責任を持って判断すること」の難しさを痛感しました。どのような難しい課題に対しても目を背けずに向き合い、自身の判断に責任を持って行動し続けることができる、一言で言えば強い行政官になりたいと思います。

 

これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

国家公務員は日本という国のあり方について最も深く関わることができる仕事だと考えています。これは他のどの仕事でも手に入ることのないやりがいです。ぜひ国家のあり方を自分の手で決めていきませんか?また、これから教養区分を受験する方については、今現在とても緊張していて漠然と大きな不安を抱えていると思いますが、自身のなりたい姿・頑張りたい理由を胸に持って取り組めば絶対大丈夫です。応援しています。



カテゴリー 2026国家総合職教養区分 
関連キーワード
※2026年度内定時点のものです。