情報収集にかかるコストや負担を抑えて対策に専念するため独学は選択せず

総合職 防衛省
U.Sさん

国公立大学 文系学部
最終合格:国家総合職 教養区分(2年次合格)
課外活動:-

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:-
民間内定:-

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・留学経験について

・今後のビジョン

・これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

元々公務員全般に広く関心を持っていたわけではなく、中高生の頃に省庁で勤務されている職員の方と接する機会があり、特定の省庁に興味を抱いたことが最初のきっかけでした。大学入学後、民間企業の仕事とも比較検討しましたが、特に強く惹かれるものがなかったこともあり、大学1年の時点で公務員を目指すことを決断しました。

昨今の志望者減少や勤務環境・待遇面に関する報道も認識していましたが、それ以上に国や国民のために働くという業務の公益性や社会的意義の大きさに強い魅力を感じていたため、民間と迷うことはありませんでした。

 

対策スタートのタイミング

 

1次試験の対策開始時期は、大学2年の4月に伊藤塾の教養区分コースに申し込んだタイミングです。1次試験本番までの半年間、伊藤塾が隔週で開催していた国家総合職ゼミ(zoom)には毎回出席していました(まだ何度もチャンスはあるからと思っていたこと、当時他の活動で忙しかったことなどから、マーク試験のための対策は行えませんでした…)。

2次試験対策は1次の合格発表があってから始めて、1ヶ月間全力をかけて集中し、結果的に大学2年の秋の教養区分で合格することができました。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

独学ではなく予備校の活用を決めた理由は、試験制度の詳細や過去問の分析、蓄積されたノウハウを効率的に吸収し、情報収集にかかるコストや負担を抑えて対策に専念するためです。

数ある選択肢の中で伊藤塾を選択した理由は、身近な先輩方が多く通っており高い評判を耳にしており、また国家公務員試験・官庁訪問において優れた実績があったためです。特に筆記試験対策にとどまらず、官庁訪問に関する詳細な体験談や実践的なノウハウが豊富に蓄積されている点に強い信頼感を抱き、入塾を決めました。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

試験対策において特に役立ったのは、総合論文の書き方に関する定期的なオンライン指導(国家総合職ゼミ)です。単に知識をインプットするだけでなく、論文作成の基礎となる「型」を習得できたことで、限られた準備期間の中でも本番で自力で論理的な答案を書き上げる力が身につきました。

また、官庁訪問対策における個別フォローも大きな助けとなりました。官庁訪問前には複数回の面談を通じて、個人では把握が難しい他の志望者の動向や例年の傾向を踏まえた実践的なアドバイスをいただきました。さらに、官庁訪問期間中も電話カウンセリングで状況に応じた相談ができ、選考に落ち着いて臨むことができました。

 

私がとった勉強法

 

総合論文・政策論文試験

総合論文については、伊藤塾が隔週で開催していた国家総合職ゼミ(zoom)には毎回出席していました。前半(4〜6月)はちゃんと答案を書いて提出していたのですが、最初から自力でやろうとすると何を書けばいいか全然わからなかったので、zoomで先生の解説を聞いた後に自分なりの模範解答を書いていました。後半(7〜9月)は余裕がなくて解説を聞くだけになってしまいましたが、それでもなんとか時間を作って出席はし続けました。

 

論文の型の身につけ方について、具体的な流れとしては、

①問題文を念入りに読んで、どんなことをどんな構造で書くべきか自分なりに考えた後に、

②問題についての解説を講師の方から聞いて、

③最後に模範解答を自分で作るようなイメージで答案を書いて、それを伊藤塾の添削に出していました。

(最初は内容的な知識面はもちろん書き方の型もわからなかったため、その状態で自力で書くよりも、解説を聞いた上で書いた方が知識も書き方も定着させやすいと思ったからです。)

 

 

人物試験

伊藤塾や、大学内の公務員志望者が互助的に対策を行う学生団体、各省庁の内定者などが提供してくれた機会を利用して、とにかく三種類とも模擬をできるだけたくさん受けました。

 

政策課題討議は、話し合いがどうなるかは完全にその場次第なので、もちろん模擬練習もできるに越したことはないけれど、時間内に意見をわかりやすく読みやすく紙に書く練習や、時間制限ギリギリにならず余裕を持って喋れるようにする練習など、1人でもできる対策の方が大事だなと思いました。

企画提案は、個人的にはもっと対策しておけばよかったランキング1位です。学生同士の自主勉強会などで一緒に対策できる人を見つけて、政策のタマをちゃんと複数用意したり、想定問答を考えたり、やればやっただけ結果に反映されると思います。

人物試験は、面接カードを何回も複数人に見てもらってブラッシュアップし続けたり、模擬面接をしてもらって想定問答を蓄えたりと、他者の目を意識するのが大事だと思います。面接カードは字数の制約が厳しいため、言いたいことを全部書こうとするのではなく、面接官が深掘りしたくなるようなフックを用意しておくように意識しました。

 

 

官庁訪問、省庁・自治体研究

説明会や少人数懇談会に積極的に参加し、現役職員の方への質問や志望動機の壁打ちを通じて、業務理解と自己分析を深めました。本番では変に自分を飾ることなく、自然体で対話しながら省庁とのマッチングを確かめることを意識しました。

また、直前期には伊藤塾の個別面談を活用しました。個人では把握が難しい他の志望者の動向や例年の傾向を踏まえた実践的なアドバイスをいただき、自分の立ち位置を客観的に整理できたことで、不安を解消して自信を持って本番に臨むことができました。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

多くの場合全てを完璧にこなすことは難しいと思うので、その時々で自分なりに優先順位をつけて、優先度の低いタスクは省エネで済ませるよう割り切っていました(公務員試験の対策を優先したいときは、大学の授業の予習で翻訳ツールをフル活用する、余裕がある友達にも頼るなど)。

また、志望省庁で働く先輩職員や公務員を目指す仲間と食事に行き、様々な話をすることが気分転換とモチベーション維持の両方を兼ねていました。試験対策の勉強はどうしても単調になりがちですが、その先にある官庁訪問を見据えた情報収集と息抜きを両立させることで、日々の対策にメリハリをつけていました。現場で活躍されている先輩や切磋琢磨できる仲間との対話を通じて、働くイメージを具体化できたことが、最後まで意欲を保ち続ける原動力になったと感じています。

 

民間企業の就職活動について

 

留学から帰国後の大学4年10月より、コンサルティング業界に絞って民間就活を行いました。民間就活に取り組んだ理由は、本命である官庁訪問を前に内定を確保し、精神的な余裕を持って本番に臨むためです。コンサルティング業界を選定した理由は、選考の進度が早い点、志望動機を柔軟に組み立てやすい点、そして公務員との併願を伝えても個人の能力や適性を重視して評価してもらえる点にあります。

民間就活を通じて面接の実戦経験を積めたことで、典型的な質問への受け答えを洗練させることができ、官庁訪問本番でも過度に緊張せず対応できるようになりました。試験対策との両立に関しては、大学2年次に教養区分で最終合格していたため、一定期間を民間就活に集中して充てることができました。

 

留学経験について

 

大学3年の秋から4年の夏にかけて、約1年間イギリスへ交換留学をしました。渡航の主な目的は、海外での生活や将来的な海外駐在への適性を自分自身で見極めることでした。現地での生活を通じて異文化環境にも順応できる自信がついた一方、自身の軸が必ずしも海外定住にあるわけではないという明確な自己理解が得られたことは、就活を進める上で大きな収穫となりました。

官庁訪問において留学経験そのものはもちろん必須ではありませんが、学生時代に力を入れたことや周囲と協働したエピソードを話す際、具体的かつ独自性のある題材として大いに役立ちました。

これから目指す方へのアドバイスとしては、公務員試験の勉強は日本でも可能なため、留学中は現地でしかできない活動や交流に全力を注ぐことをお勧めします。限られた滞在期間に留学中ならではの経験を深めることが、結果として面接で語れる内容の厚みにつながり、官庁訪問でのパフォーマンスを高めてくれるはずです。

 

今後のビジョン

 

今後働いていく上で、目の前の業務の忙しさに追われる中でも、官庁訪問の時点で抱いた初心や使命感を決して忘れず、自分が入省した意義を見出し、意識し続けたいです。また、将来は自らの経験をもとに省の魅力や使命を語り、学生が関心を持つきっかけをつくれるような職員となることも目標です。志望しながらも入省がかなわなかった人たちの思いも背負っているという責任感を持ち、一つひとつの業務に真摯に取り組みたいと思います。

また、今後の業務を通じて専門性を深めていく一方で、常に世間一般の感覚を意識する姿勢も大切にしたいです。官庁訪問の準備を進める中で、自分にとっての「当たり前」が、周りの人たちと少しずつ異なってきていることを実感しました。入省後はその傾向がさらに強まる可能性があるからこそ、専門性を磨きながらも、世間一般との感覚の乖離が生じ得ることを自覚し、幅広い意見や価値観に耳を傾け続けたいです。

 

これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

試験勉強や官庁訪問はもちろん楽しいことばかりではなく、心身ともに消耗することもあるかもしれません。人によってどんな経験になるかも全然違います。なので、周りの志望者や先輩の話を参考にはしつつも、決して自分のペースを乱されることなく、焦らず、自分自身が納得できる期間にできるように意識することをおすすめします。(とは言いつつも、支え合える仲間がいるに越したことはないので、事前の対策や本番中に出会った人たちとの縁は大切に!)

就活中は自分に自信がなくなってしまうこともあると思いますが、もし準備や本番でうまくいかなくてもそれはあなたの人格や能力を否定するものでは全くありません。自分を好いてくれる人を大切にしながら、自分自身を信じて進めば、結果的になるようになります!自分を追い詰めすぎず、頑張りたいだけ頑張ってください!



カテゴリー 2026国家総合職教養区分 
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※2026年度内定時点のものです。