ブラックボックス化する選考プロセス。正確で愛のあるフォローを受けられた

総合職 経済産業省

A.Hさん
早稲田大学 政治経済学部
最終合格:国家総合職 政治・国際・人文区分
課外活動:留学

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:シンガポール南洋理工大学へ1年間の交換留学
民間内定:国際協力銀行 豊田通商 デロイトトーマツコンサルティング

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・留学経験について

・今後のビジョン

・これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

公務員を本格的に志したのは大学3年次の6月頃である。留学前は、民間企業と公務員で揺れていたが、シンガポール留学を通じて公務員を目指すことを決意した。留学先では、授業や交換留学生との会話を通じて、日本のプレゼンスの低下と、日本人がこの国に誇りと希望を持てていない現状を実感した。そこで、自分自身が当事者としてこの現状を変えたいと強く思った。最終的に民間企業も数多く就活したが、①幅広い分野に携われること、②省庁の唯一無二な業務内容、③「国益」のために働ける職場環境かを考えた際、公務員として働くことを決めた。

 

対策スタートのタイミング

 

大学3年次の6月である。留学を通じて、公務員として働きたいという思いが強くなったため、この時期から始めた。

スタート時期としては遅かったが、留学に行く場合、公務員と並行するとどちらも中途半端になると考えるため、自分は留学に専念したほうが良いと考える。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

大きく2つある。

1つ目は知人や親の紹介である。公務員を目指していた友人や、両親のアドバイスを聞き、伊藤塾のサポートの手厚さを感じた。2つ目は実績である。公務員の内定率が高く、カウンセリング等も充実していると伺ったため、伊藤塾への入塾を決めた。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

一つ目はフォロー制度である。佐藤講師を始めとした講師陣、塾生サポーターを始めとしたスタッフの方々に手厚くサポートをしていただき、モチベーションを維持することができた。特に、佐藤講師によるカウンセリングを通じて、その時何をすればいいのかを明確にすることができた。公務員の選考プロセスはブラックボックス化しており、情報収集も困難な中で、正確でかつ愛のあるフォローを受けられたことが一番伊藤塾にしてよかったと感じている。

二つ目はわかりやすい講義である。特に時事対策の講義では、社会の出来事にアンテナを張る力を養うことができたと実感している。独学や他塾ではこの時事対策がおろそかになってしまうケースが多いと思うが、公務員試験では時事対策が非常に命運を分ける対策になると感じている。その点、伊藤塾ではここを完璧に仕上げることができ、合格に近づくことができた。

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

社会科学・人文科学を中心に勉強した。試験だけでなく、今後の行政官として必要になるであろう時事や国際関係について特に時間を充てた。一方で自然科学はほとんど触れず、結果的にほとんどの得点を失ったため、時間があるならば自然科学の中でも教科を絞って手を付けるのはありなのかもしれない。

 

専門択一試験

政治学を学部で専攻していたこともあり、憲法や国際法などの法律学習に時間を割いた。初学者にも優しい講義と授業内容であったため、非常にわかりやすかった。政治国際区分で受ける方はほとんどいなかったという事情もあり、カウンセリングでどの本を使って勉強すべきか、どの点数を目標にするかを相談しながら勉強を進めた。

 

 

専門記述試験

記述式については、そこまで対策をすることができなかった。ただカウンセリングで推薦していただいた本を読んで勉強したほか、先輩や友人を頼り一緒に添削をし合った。

 

総合論文・政策論文試験

国家総合職ゼミを通じて総合論文の書き方を押さえた。また、グループディスカッションの練習としてゼミ中に他の方々と意見交換をしたことが非常に役に立った。始めは全く書けなかったが、佐藤講師の指導の下、徐々に形になったと感じている。

 

人物試験

面接については民間企業で数多く経験していたため、時間は割かなかった。しかし、公務員と民間では違いもあるため、伊藤塾の方々に模擬面接をお願いした。自分の早口になる癖やエピソードの出し方などアドバイスを頂き、本番の人物試験では最高評価を頂くことができた。

 

官庁訪問、省庁・自治体研究

とりあえず説明会に出ることを意識した。カウンセリングを通じて、自分の進捗状況を相談しながら何をすればいいか、どのようにリレーションを構築するかアドバイスを頂いた。自分はある省庁でスタートダッシュに遅れてしまったが、その中でもどのように挽回していくか毎回作戦を練った。

 

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

部活サークルは引退し、アルバイトも量を控えていたため、基本は公務員中心に取り組んだ。ただ、自分自身3年の6月から試験勉強を始めたこともあり時間がなかったためである。一方、民間との就職活動との両立にはやや苦労したが、友人と遊ぶ時間をしっかり確保すること、趣味の時間を確保することを意識すべきだと思う。私は1週間に1回(多すぎですが)友人とお酒を飲むことでリフレッシュしていた。

 

民間企業の就職活動について

 

◇就活スケジュール

民間就活は3年次の6月~8月にかけてサマーインターンのエントリーと実際にサマーインターンに行った。11月頃に内々定を頂き、そこから本選考が始まる3月頃までは公務員試験に注力した。そして、公務員試験後本選考対策と官庁訪問対策を同時並行した。

 

◇業界・業種の選定理由

総合商社、コンサル、政府系金融機関など幅広くみていた。志望軸としてはグローバルに働けること、大きなビジネスを動かせること、一人ひとりに裁量が多く成長機会があることであった。

 

◇公務員対策との相乗効果

民間就活ではテストが一つ鬼門となるが、公務員試験の対策をした結果民間のテストでは落ちたことはほとんどなかった。加えて新聞を読む習慣がついたため、時事やその業界の基本的状況などは頭に入っていたため。面接やインターンで有利に働く場面があった。

 

◇公務員対策との両立

意識した点は、「本当に就きたい職業は何か」を就活を通じ考え、決まったら優先順位をつけることである。民間企業を実際に見たことで公務員になりたい気持ちが強くなった。一方、公務員試験の対策や説明会に参加することを優先したため、企業数は多くは受けなかった。

 

留学経験について

 

大学二年次の秋から大学三年時の夏の約一年間シンガポールに留学した。目的は、新しい環境に飛び込み、価値観を広げること、世界から日本がどう見えているかを把握することであった。この留学がなければ世界の出来事に関心も持てなかったと思う。留学中は、とにかく友達をたくさん作り、世界の考えを理解することを意識していたため、部活動やボランティア、旅行など様々なことを行った。留学を通じて、困難な時にも努力し続ける力、行動力を身につけることができ、その力は実際に官庁訪問でも評価されたと感じている。私自身留学中は留学に専念すべきだと考える。せっかくの留学の機会はその留学の事を考えてほしい。

 

今後のビジョン

 

責任感と明るさを兼ね備えた行政官になりたい。行政官というと堅苦しいイメージが先行するが、私がそのイメージを払しょくできるようにフットワークの軽さ、何にでも飛び込む挑戦心を大事にしたい。また、行政が「最後の砦」であるというラストマンシップの意識をもって仕事をすることも忘れないようにしたい。そして、世界がどのように日本を見ているかに強い興味があるため、キャリアとしては国際部門に精通した行政官を志している。

 

これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

「公務員になぜなりたいのか」この原点の気持ちを大切にしていただきたいと思います。公務員よりも待遇のいい職業やお金がもらえる仕事もたくさんあると思います。それでも「日本を少しでも良くしたい」「自分の持つ問題意識に当事者として携わりたい」と思いが少しでもあるなら、公務員という職業は皆様に向いていると思います。私自身民間とも迷っていましたが、民間企業を実際に見てみて公務員にしました。その意味では、民間企業も併願してみるという選択肢は非常に良かったと思っているので迷っている方がいれば民間も見てみるのもありだと思います。

 

また、伊藤塾の講師・スタッフの方々誠にありがとうございました。皆様のお力添えがなければ内定を頂くことはできなかったと感じています。まだまだ力不足ですが、ここからが本当の勝負だと思っているので暖かく見守っていただけると幸いです。ありがとうございました!



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