実績に裏付けられた講座と手厚いサポート体制が伊藤塾を選んだ最大の理由

総合職 財務省本省
W.Kさん

国公立大学文系大学院
最終合格:国家総合職 政治・国際・人文区分、国家総合職 院卒行政区分
課外活動:サークル・部活動、アルバイト

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職法律区分ゼミ
課外活動:サークル:ピアノサークル アルバイト:民間学童保育・家庭教師
民間内定:―

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・留学経験について

・今後のビジョン

・これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

はじめは小学生の時、曽祖父が外交官であり、それまで私自身が海外へ行ったことがなかったことから、グローバルに働ける職業はかっこいい、という単純な憧れから公務員という職業に関心を抱きました。そこから逆算的に、外交官になるためには外務省に入る必要がある→そのためには国家公務員になる必要がある→そのためには試験に受かる必要がある、という形で大学を含めて進路を考え始めました。実際に目指そうと決断したのは、大学1年生の時です。今まで憧れの延長で捉えていたものが、大学の進学先が決まり、現実(就職活動)として迫ってきた、というところが大きかったように記憶しています。説明会などを経て志望官庁は憧れとは異なりましたが、「この日本を将来世代に誇れる国であり社会にしたい」という一見青臭い理想を常に胸に宿し、語り継いでいけるのは公務員でしかできないと考えて、目指し続けてきました。

 

対策スタートのタイミング

 

大学院卒として内々定をいただきましたが、伊藤塾で学習を始めたのは大学2年生の時(4年前)でした。学部卒での官庁訪問で失敗した経験を経た上での内々定ですが、早くに学習を始めることで、秋の教養区分に落ちても春の専門試験、というようにチャンスが広がりますし、焦らずに学習を進めることができました。院卒受験時も大卒での合格があったため、民間就活と並行しながらほとんど労力をかけることなく合格することができました。これは、瞬間最大風速的な暗記や詰め込みで合格するのではなく、早期入塾で基礎を固めた上での大卒合格があったためだと思っています。

また、早いうちに入塾していたことで情報戦と言われる官庁訪問について、先輩方等から多くの情報を得ることができました。毎年ごとに授業料を払う制度ではないため、早期に入って越したことはないと強く思いますし、振り返って、私ももう少し早く入塾しても良かったと感じています。

 

 

伊藤塾を選んだ理由

 

私の性格的に、予備校に入るなどして半強制的に勉強しなければならない環境をつくらないと学習が続かないことは分かっていたので、独学の選択肢は最初から省いていました。その中で伊藤塾を選んだ理由は、「法律科目に強いこと」「論文対策にも力を入れていること」、そして「合格だけではなく内々定までのフォローが手厚いこと」がありました。

伊藤塾=司法試験というイメージがあるほどに法律の学びが深い塾という印象があったのですが、入塾説明時に「法律科目が未修でも、うちなら大丈夫です」とスタッフさんに断言していただいたことが、法学部ではなかった私には心強くありました。また、市販の参考書ではなかなか対策できない論文や政策課題討議試験について、国家総合職ゼミで対策ができることも決め手の一つです。さらに、国家公務員試験の合格は一つの通過点であり、目指すべきは官庁訪問の突破だったので、実績に裏付けられる講座や手厚いサポート体制があったことが、伊藤塾を選んだ最大の理由でした。

 

 

伊藤塾のここが良かった!

 

◇講義・教材、論文対策

国家公務員試験の最終合格には、伊藤塾の基礎からしっかりと固める講座が大変役立ちました。市販の問題集もありますが、院卒で再受験・合格した今だからこそ「『これ完』ほど効率の良い問題集はない」と断言できます。大卒合格から2年が空いていましたが、「これ完」を繰り返し回すことで授業の内容も思い出すことができましたし、当時の佐藤講師の講座でのメモや書き込みの指示も大いに役立ったと感じています。

また、オンラインの講義であったため、大学の授業やアルバイトと無理なく両立することができたことはとても良かったです。就職活動におけるガクチカとしてアルバイトの内容を話していたので、勉強一辺倒の学生生活にならずに済んだという点ではありがたい講座形式でした。

 

◇ゼミ・質問会・交流会

国家総合職ゼミと、自主ゼミに参加していました。国家総合職ゼミでは、論文対策だけではなく、政策課題討議試験の対策ができたことが大きかったです。既に合格していた大卒専門区分との違いとして、院卒区分には政策課題討議試験がありました。これは国家総合職ゼミでのディスカッション経験があったからこそ、不安なく挑めたと思っています。しっかりと基礎から、そして地道に続けていく学習方法があったから、院卒での最終合格も不安なく掴み取ることができました。

また、自主ゼミに関しては、オンライン受講の穴でもある「同じく省庁を目指す仲間づくり」に直結しました。志望官庁こそ違えど、同じ国家公務員を目指す仲間とともに頑張ることができたことは大きな柱になりましたし、今後官庁で働く中でも大切な仲間、同期になる人と出会えたことは、ありがたい思いです。

 

◇時事対策

択一試験の時事対策はもちろん、論文対策としても有用である講座でした。試験前日に、これまでの時事対策講義を見ることで、十分な試験対策になりました。

 

◇人物試験対策

人物試験対策の中でも、模擬面接は心の底から「参加してよかった!」と強く思う点です。学部当時は民間就職活動をしていなかったため、国家公務員試験の人物試験が最初の面接でした。自分の足りない点、伸ばすべき良い点を客観的に見て伝えてくださった模擬面接は本当にありがたい制度でしたし、これから試験を受けられる方には強くおすすめする点です。

 

◇フォロー制度

学部で一度官庁訪問に失敗し、その後院進してからの再挑戦で内々定を得た身として、伊藤塾のカウンセリングがなければ内々定はなかったと思っています。官庁訪問という正解がないマッチングの場に向けて、いかに自分をアピールするのか、今自分はどういう立ち位置でいるのか、これからどういった動きをすればいいのか、などなど、誰に聞けばいいのだろうという点を全てぶつけて回答をくださるとともに、再挑戦を支えてくださった講師の先生には、本当にお世話になりました。

また、論文の添削をしていただける制度も良かった点の一つです。国家総合職ゼミに参加して終わりにせず、論文を書いてみることのモチベーションにもなりましたし、自分の足りない点を客観視することができました。論文試験でかなり高得点を取ることができたのは、添削制度のおかげであると思っています。

 

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

講義内で過去問演習に取り組むことで、復習が疎かになってしまっても、「もう一度その講義を見る」ことが十分な復習になりましたし、インプットが新鮮なうちにアウトプットをすることで、知識がするすると定着していきました。また、普段使うカバンの中に必ず一冊「これ完」を入れておくことで、電車の移動時間や大学の空きコマを使った「ちりつも」学習ができたと思っています。

 

 

専門択一試験

講義動画でのインプットとアウトプットに関しては、基礎能力試験対策と同じく役立ちました。また、法律科目や行政科目も基礎から丁寧に学習することで、大卒専門区分(政治・国際・人文)と院卒行政区分の試験科目としてそのまま役立ちました。専門区分受験時に新たに学び始める科目がほとんどなかったというのは、合格に向けても内々定に向けても再挑戦しやすい環境があったと感じています。

 

 

専門記述試験

法律区分ではなく、大卒時は政治・国際・人文区分で受験をしていたので、法律区分用のテキストがそのまま役立ったというわけではないのですが、講師の先生にどう対策をすればいいのかお聞きできたこと、また伊藤塾の地方上級のテキスト(行政学の論文試験対策)を使ったことで、専門記述で高得点をとることができ、結果上位合格することができました

 

 

総合論文・政策論文試験

総合論文・政策論文に関しては、国家総合職ゼミで論文の型を繰り返し叩きこまれたこと、そしてゼミで過去問を解いていたことだけで十分に対策することができました。どんなに忙しくても、たとえ予習ができていなくても、国家総合職ゼミに参加することは徹底していました。公務員試験に合格するぞという目標を忘れないためでもあり、学習継続の原動力にしていました。

 

 

人物試験

院卒試験で、政策課題討議試験を受けました。これは、国家総合職ゼミでのディスカッション経験があったからこそ、不安なく挑めたと思っています。模擬討議は受講しなかったのですが、教養区分ゼミでの討議の経験はもちろん、佐藤先生からのフィードバックでディスカッションの進め方のアドバイスをいただいたり、立ち回りの良さを評価していただいていたため、自信を持って挑むことができました。

 

 

官庁訪問、省庁・自治体研究

私が内々定に至る中で最も重視していたのが官庁訪問のプロセスをどう乗り切るかであり、そのために最も役立ったのが「省庁研究ゼミ」でした。講師の先生方も常々おっしゃっていたことではありますが、「省庁との接触を大前提とした上で」、私は省庁研究ゼミがあったからこそ、情報戦とも言われる官庁訪問を乗り切ることができたと思っています。学部2年生で入塾をしていたため、省庁研究ゼミも2年生の時、3年生の時と両方参加することができ、だからこそ夏からの動き方や、院卒で再挑戦するときも良いスタートダッシュを決めることができたと思っています。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

民間学童保育のアルバイトが自分にとっての息抜きにもなっていたので、試験対策のためにシフトを削るということはあまり意識しませんでした。ただ一方で、試験対策が疎かにならないように、アルバイトまでの移動時間を「これ完」の演習に充てるなど有効活用することは徹底していました。民間学童保育は就職活動の中で話していたガクチカでもあり、人物試験の際に面接官との会話が盛り上がった点でもあったので、語れるエピソードを持っておくこと、そして継続的に働いてエピソードを確たるものにしていくことは、結果として最終合格にも繋がったと思います。

その他、気分転換のために、家の中にとどまらず、積極的に外へ出ることを意識しました。大きな公園のベンチで勉強したり、カフェへ行ったり、など学習環境を変えることは良いモチベーション維持になりました。

 

 

民間企業の就職活動について

 

現在大学院に所属しており、ここで就職活動に失敗すると博士課程への進学(あるいは留年)という道になると思い、さすがに博士課程への進学はしないと決めていたので、公務員就活に失敗した時の保険として、民間就活を行っていました。

 

◇就活スケジュール

大学院1年5月から企業の夏インターンに向けてESを書いたりwebテストを受け始めたりしていました。

 

◇業界・業種の選定理由

業界は一切絞らずに就活をしていました。もともと視野を広げたいという思いから大学院への進学を決めたこともあったので、はじめから業界を絞ることはせずに、関心のある業界のリーディングカンパニーに片っ端からESを出すというミーハー就活をしていました。業種は絞ってはいませんでしたが、人と話すことが好きであり強みでもあったので、そういった自身の強みが活かせるような業種を見ていました。

 

◇公務員対策との相乗効果

公務員試験対策が民間就活に活かせた点としては、やはり民間就活で実施される適性検査(webテスト)です。完全なる主観ベースではありますが、民間就活で課される適性検査は、公務員試験での数的処理や判断推理と比べれば簡単なので、私はいわゆるSPIや玉手箱の対策は一切行わずに、内々定を得ることができました。論理的に物事を捉える力などは論文試験など十分に対策されていましたし、総合職試験では英文問題も多くあるので、英語に関してもさほど困るようなことはありませんでした。

また、民間就活が公務員試験対策で活かせた点として、面接やGDの場数を踏めた点です。多くの面接を受けることでガクチカの話し方、志望動機の伝え方などを自分で体感し、学びとることができたため、時期としてはラスボスとなった人事院試験や官庁訪問にも、さほど不安を抱えることなく挑むことができました。

 

 

今後のビジョン

 

私自身、国家公務員を目指し始めたのは曽祖父がきっかけですが、祖父母や父母の存在も大きくありました。彼らが語る「昔の日本はこんなに良かったんだ」という言葉に羨ましくもあり、祖父母らにとって現代の日本が昔に比べると誇れるものではなくなってしまっていることが、とても悔しかったのを覚えています。だからこそ、国家公務員を将来の選択肢として考え始めた時から抱いていた「この日本を将来世代に誇れる国であり社会にしたい」という一見青臭くも思える理想を常に胸に宿し、初心を忘れない官僚として、この国に貢献していきます。

 

これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

この体験記を読んでくださっているということは、公務員へ少しでも関心を抱いてくださっているということでしょう。その関心を、どうか絶やさずに合格を目指してほしいと思います。公務員は批判されることも多いですが、それだけこの国を良くしてくれという期待が大きいということ、それはつまり果てしないほどの責任のある仕事だと思っています。民間就活もしていた者として、目指す社会に向けて「日本」を主語にして働くことに40年の職業人生を捧げることができるのは、国家公務員だけだと思ってきましたし、就職活動を経てその思いは強くなりました。ぜひ、使い倒してやるくらいの気持ちで伊藤塾の先生、スタッフの方々を頼ってください。皆さん、しっかりと受け止めてくださいます。この体験記を読んでくださっているあなたと同じ公務員として一緒にこの国、社会のために働ける日を楽しみにしています。

 

そして、伊藤塾の皆様、とりわけ佐藤先生、相澤先生、塾サポーターの方には大変お世話になりました。伊藤塾生として内々定をご報告できたことは、嬉しくもあり、誇らしくもあります。内々定をご報告した時の、家族のように喜んでくださった先生、スタッフの皆さんのあの表情を忘れず、ここを一つのゴールではなく通過点だと思って、これからも精進してまいります。

 



※2026年度内定時点のものです。