法律は多くの政策の土台となるもの。法学部での学びも生かせる試験区分で挑戦
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総合職 国土交通省 |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職法律区分ゼミ
課外活動:公共政策大学院生が所属するインカレサークル
民間内定:―
目次
公務員試験を目指したきっかけ
公務員という仕事に興味を持ったのは、大学3年生です。もともと歴史が好きで、日本の発展に尽くしてきた先人たちに憧れがありました。また、東日本大震災で被災したことや被災地でのボランティア活動を通じて、災害から人々の暮らしを守る仕事に携わりたいという思いを持つようになりました。そうした中で、国や自治体の仕組みをつくり、多くの人の生活を支える公務員という仕事に魅力を感じるようになりました。
実際に公務員を目指そうと決断したのは、修士1年の進路を考える時期です。当時から公務員志望者の減少や働き方に関する報道は目にしており、厳しい仕事であることは理解していました。それでも、自分が本当にやりたい仕事は何かを考えた結果、災害から人々の暮らしを守る仕事に携わりたいという思いは変わりませんでした。特に国土交通省は、防災を通じて災害から人々を守るだけでなく、まちづくりや交通など、日々の暮らしに身近な政策にも幅広く携わることができます。東日本大震災を経験した一人として、災害に強い国土づくりと、人々が安心して暮らせる社会の実現に貢献したいと考え、公務員を目指すことを決意しました。
対策スタートのタイミング
伊藤塾で学習を始めたのは、大学院修士1年の4月です。大学院への進学後、将来の進路について改めて考える中で、国家総合職を目指すことを決めました。学部では法学を学んでいたこともあり、国家総合職を受験するのであれば法律を使って挑戦したいと考えていました。また、国家公務員は法律や予算など様々な政策手段を用いて社会の仕組みをつくる仕事です。その中でも、法律は多くの政策の土台となるものであり、法学部で学んだ知識を生かしながらさらにレベルを上げたいと考え、伊藤塾で学習を始めました。
今振り返っても、修士1年から学習を始めたことは適切だったと考えています。筆記試験まで1年間の学習期間を確保できたことで、法律科目の基礎を着実に身に付けることができました。また、研究との両立を図りながら計画的に学習を進めたことで、試験直前期には官庁訪問や面接対策にも十分な時間を充てることができました。その結果、第一志望であった国土交通省から内々定をいただくことができ、自分にとって適切なタイミングだったと感じています。
伊藤塾を選んだ理由
様々な選択肢を比較しましたが、最も大きな理由は、国家総合職における高い内定実績です。国家総合職は筆記試験だけでなく、人事院面接や政策課題討議、官庁訪問まで一貫した対策が必要だと考えていました。そのため、実際に多くの合格者・内定者を輩出している実績がある伊藤塾が、国家総合職の合格・内々定を目指す上で最も適した環境だと考え、受講を決めました。
伊藤塾のここが良かった!
伊藤塾の講義でよかった点は、必修科目における指導の質の高さです。講義の中で問題演習とその解説が行われるため、授業を受けるだけで十分な演習量を確保することができました。結果、ほかの予備校と比較しても、効率的に実践力を養うことができたと感じています。また、講義内では重要なポイントとそうでない部分にメリハリをつけた指導がなされており、合格に必要な知識を無駄なく身につけることができました。限られた時間の中で、最短距離で合格レベルに達するまでの工夫がなされている点がよかったです。
私がとった勉強法
基礎能力試験
基礎能力試験は、毎日少しずつ継続して取り組むことを意識しました。特に数的処理は、一度にまとめて学習するのではなく、毎日問題に触れるようにしていました。また、講義で扱った問題を繰り返し解き直し、苦手分野を重点的に復習しました。限られた時間の中で問題を解く力を伸ばすことを意識して学習を進めました。
専門択一試験
専門択一では、伊藤塾の講義を中心に学習しました。講義の中で問題演習と解説が行われるため、授業を受けるだけでも十分な演習量を確保することができました。また、重要なポイントとそうでない部分にメリハリをつけた指導だったため、効率よく知識を定着させることができました。復習ではテキストを繰り返し見直し、知識の定着を図りました。
専門記述試験
専門記述は、伊藤塾の択一対策の講義が記述試験も意識した内容になっていたため、記述対策に多くの時間を割く必要はありませんでした。講義で基本的な答案構成や論述の流れを身に付け、その後は実際に答案を書く練習を繰り返しました。添削で指摘された点は必ず復習し、同じミスを繰り返さないよう意識したことで、本番でも落ち着いて答案を作成することができました。
人物試験
人物試験では、人事院面接の模擬や政策課題討議の模擬が役立ちました。独学では本番を想定した実践練習を行うことは難しいため、実際に模擬を繰り返し経験できたことは大きな自信につながりました。また、相澤先生との官庁訪問前の面談では、志望動機ややりたい政策について、どの程度まで具体的に整理する必要があるのかをご指導いただき、本番の官庁訪問に生かすことができました。
官庁訪問、省庁・自治体研究
官庁訪問対策では、伊藤塾の面接体験記を読み、過去に受験生が質問された内容を基に想定問答を作成しました。実際の官庁訪問でも似た質問をされることがあり、役立ちました。また、官庁訪問期間中は塾生サポーターと毎日LINEでやり取りを行い、相澤先生にも適宜相談することで、自分の立ち位置を客観的に把握しながら、落ち着いて第2クール以降も臨むことができました。
普段の生活と試験対策の両立について
大学院では研究に取り組んでいたため、公務員試験対策との両立を意識しながら生活していました。限られた時間の中で効率的に学習を進めるため、平日は大学院で研究や授業に取り組み、空き時間を活用して試験勉強を進めるよう心掛けていました。
モチベーション維持や気分転換として一番大きかったのは、大学院で友人と話す時間です。試験勉強を続けていると一人で抱え込みがちになりますが、たわいもないことを友人と話すことで気持ちを切り替えることができました。適度にリフレッシュする時間を設けたことで、長期間にわたって集中して学習を続けることができたと感じています。
また、大学院での研究では、事業者へヒアリングに行く機会がありました。その中で、国土交通省本省と事業者が密にコミュニケーションを取りながら事業を進めていることや、地方整備局が事業者に伴走しながら支援していることを知りました。ヒアリング得た学びを、官庁訪問の面接でも具体的な経験として話すことができ、自分の国土交通行政への理解を伝える上で強みになりました。
民間企業の就職活動について
民間企業への就職活動も行いました。
◇就活スケジュール
大学院修士1年の4月から旧帝大生向けの就職支援団体に入会し、団体が主催するイベントへ参加していました。5~6月には、サマーインターンシップのESを企業に提出し、選考を進めていました。
◇業界・業種の選定理由
業界としては、銀行業界を中心に見ていました。大学院の研究では自治体や企業にヒアリングへ行く機会があり、その経験を通じて、ヒアリングに行くことで初めて知ることがたくさんあり、自分たちがインターネットなどで調べて得られる知識は、本当に一部分に過ぎないのだと感じました。そのため、仕事をする上でもお客様との距離を大切にし、一人ひとりに寄り添うことができる銀行業界に魅力を感じました。
◇公務員対策との両立
公務員試験対策と民間就職活動を両立する上では、優先順位を明確にすることを意識していました。筆記試験の学習時間を確保したうえで、民間企業は業界や企業を絞って進めることで、限られた時間を有効に活用しながら、双方を計画的に進められるよう取り組みました。
今後のビジョン
政策的な合理性や法令、世間の議論と現実とを調整し、日本の存立・発展に必要な国土の整備を着実に実現できる行政官になりたいと考えています。国土交通行政では、事業者、自治体、住民との調整が不可欠です。一方的に理想を追うのではなく、現場の声に耳を傾けながら合意形成を図り、政策を着実に形にしていける行政官を目指したいです。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
これから公務員を目指す皆さんには、ぜひ最後まで諦めずに挑戦してほしいと思います。国家総合職は試験範囲も広く、官庁訪問など不安になる場面もありますが、一つひとつ準備を積み重ねることで必ず内々定につながります。迷ったときには一人で抱え込まず、先生、スタッフの皆さんを積極的に頼ってほしいと思います。
私自身、多くの方々の支えがあったからこそ、第一志望の国土交通省から内々定をいただくことができました。特に、官庁訪問前親身にご指導くださった相澤先生、政策課題討議や人事院面接対策でご指導をしてくださった松田先生、阿部先生、学習面や進路面で常に相談に乗ってくださった塾生サポーター寒川さんには心から感謝しています。本当にありがとうございました。皆様の支えがあったからこそ、この結果につながったと思っています。