「内々定」までを見据えた学習パッケージに惹かれて伊藤塾を選択

総合職 国土交通省
T.Gさん

一橋大学国際・公共政策大学院
最終合格:国家総合職 院卒区分
課外活動:サークル・部活動、アルバイト

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:鉄道研究会、(学部)塾講師、郵便局、派遣バイト、税務署、小売業(大学院)小売業
民間内定:―

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・今後のビジョン

・これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

小学生時代から地域活性化の活動で役所の人と関わることが多く、また祖父母が村役場職員、母が県職の看護師だったので公務員自体身近であった。その後、中学・高校でも地方創生や地方自治に関心があったので、大学も政治学科に進学。中高から国家公務員という存在は知っており、将来の職業選択の選択肢の一つではあったが、大学で勉強する中で民間と比べて法改正や税財政の面から世の中に貢献できる国家公務員に強く関心を持つようになったことで公務員、特に国家公務員を志望した。

 

対策スタートのタイミング

 

学部1年の秋に入塾した。当時はコロナ禍ということもあり、大学にもほとんど登校することもなく退屈していたので、思い切って早い段階で入塾。しかし、早い段階で入塾したからといって真面目に学習をしていたわけでもなかったので、自分自身の学習スタート時期としては不適切だったのだろう。大学に登校し始めた学部2年ころから、仲間と一緒にやっていればまた違っていたかもしれない。ただし、今は教養区分も早期化するなど状況が変わっているとは思うので、あくまで参考程度にとらえてほしい。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

TACやLEC、生協講座などほかにも選択肢はあったが、「内々定」までを見据えた学習パッケージに惹かれて、伊藤塾に申し込んだ。また、テキスト等についても司法試験で多くの合格者を輩出している伊藤塾であれば、法律科目が必要になる公務員試験でもクオリティの高い講義を提供しているだろうという考えもあった。結果として後述の通り、講義・テキスト等についても申し分なく、また他の塾生との交流の機会やいつでも相談できる体制など、学習環境としては十二分だった。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

◇講義・教材、論文対策

講義は司法試験で定評のある伊藤塾の入門テキストを使用したものであり、佐藤講師の説明・解説も的確だったため、納得感・安心感があった。

 

◇ゼミ・質問会・交流会

毎回のゼミでは佐藤講師からの𠮟咤激励が、学習を継続していくうえでとてもありがたかった。また、交流会などでも友達を作ることができ、ただ勉強するだけでなく、一生の友とも出会うことができた。

 

◇時事対策

時事対策についても自分では拾い切れていないトピックを取り上げていただけたのがよかった。

 

◇人物試験対策

人物試験対策については、客観的に自分の受け答えの良し悪しを指摘してもらえたことはとても有益であり、民間就活もしていなかったので安心して面接に臨むことができた。

 

◇フォロー制度

適宜カウンセリングやLINEで学習質問をできたこともよかった。

 

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

大学院進学後は、学部時代に一通り講義やテキストを回していたので、とにかく過去問を解きまくった。人事院の開示制度を利用して過去10年分くらいの過去問を回し、とにかく間違ったところを直し続けるという方法をとった。数的処理が苦手だったが、院卒行政区分試験で求められる正答数はそこまで多くないので、資料解釈や命題など、絶対にとれそうなところをとることを意識して過去問に取り組んだ。

 

 

専門択一試験

択一試験についても、基礎能力同様、学部時代にテキストと講座は回し終えていたので、とにかく過去問を解いて見直す、ということを繰り返した。分野としては政治・国際選択だったので、『政治学 補訂版』(久米ほか,2011,有斐閣 New Liberal Arts Selection)や、『現代政治理論 新版』(川崎・杉田,2012、有斐閣)などを利用し、誤答箇所の確認と、正答箇所についても念のため確認するということを行った。過去問を10年分くらい解くと問われることがなんとなくわかるので、ひとまず適切な質で量をこなすことが必要だと感じた。

 

 

専門記述試験

専門試験〈記述式〉については、公共政策Aと哲学・思想Bを選択した。

まず、院卒試験の専門試験はどの科目を選択するかが重要である。自分自身は大学院で公共政策全般について学んでいたが、経済理論については疎かったので公共政策Bを選択することは得策ではないと考え、公共政策Aのみを選択した。また、もう一科目は政治学や国際関係、行政法で書こうかと考えていたが、現場判断で哲学・思想Bを選択した。哲学・思想Bは大問2つで、1問目は文章の要約なので誰が書いても得点できるようになっている。大問の2は政治思想の知識をなんとか絞り出して回答した。記述式の対策としては、直接書くのは時間がかかるので、当日までは過去問の回答をPCで作成するなどの頭の体操と知識の補充をしていた。

 

 

人物試験

大学院進学後は伊藤塾の講座をとっていなかったので、大学院の先輩にお願いして政策課題討議試験の対策会を2回行ってもらった。実際に試験に受かった人から教えていただくのは納得感・安心感があったし、当日一緒に試験を受けるかもしれない人たちと取り組めたのは臨場感があってよかった。人事院の人物試験、官庁訪問対策としては、大学院の同期とESを添削しあうとともに、模擬面接も行うことで何が聞かれても答えられる状態を目指して準備をした。

 

 

官庁訪問、省庁・自治体研究

国土交通省の説明会やイベントにはほぼ全て出席した。毎回、説明会のタイトルから、内容を予想し、該当する局のHPに掲載されている審議会の議事録などに軽く目を通し、話の大筋(問題意識や解決の方向性)を頭に入れて出席するようにした。また、自分の質問だけでなく、ほかの人の質問内容も適宜メモし参考にするようにしていた。

採用担当とも積極的にコミュニケーションをとることも心掛けつつ、職員訪問も自分の関心分野の勉強をしたうえで歯ごたえのある質問ができるように心がけていた。

 

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

学生生活も試験対策もどちらもストレスがかかるものであり、一人で勉強していると鬱々としがちなので適宜アルバイトを入れたり、友達とご飯に行ったりするなどして気分転換を図っていた。また、内定獲得との関係では、学部のゼミの先輩や、高校のネットワークを活用して年次の高い先輩にお会いさせていただくなど、とにかく使える人脈はフルに活用させていただいた。年次の高い方とお話しする機会を持てたことは官庁訪問の原課面接対策としてはとても有益であり、面接当日もあまり緊張せずに望むことができた。

 

民間企業の就職活動について

 

民間企業への就職活動はわずかだが行った。具体的には国土交通省志望だったため、運輸業界や建設業界の説明会に参加し、また、ゼネコンのインターンにも参加した。基本的には公務員試験一本であり、公務員試験のために、民間就活もやったというのが本当のところである。所管業界の説明会やインターンに参加する中で、個別分野で自分の実現したい社会の実現を目指すことも魅力的に感じたが、40年間一つの分野で働き続けるよりも、色々な業界を見ることができる国土交通省で働きたいという気持ちを強くした。公務員試験一本という人でも、志望動機を説得力のあるものにするために、ほんの少しでもよいので民間就活をやることをお勧めする。

 

今後のビジョン

 

「君が国家を背負っているなら安心だ」と言ってもらえるような行政官になりたい。そのためには適切な現状認識力・課題把握力と、課題に対する確かな根拠に基づいた解決策を提示できる能力が必須である。加えて、そうした能力があることを前提に、最後は人間力が勝負だとも思っている。国土交通省の志望動機である、「人口減少下でも人々が誇りを持って、安心して暮らし続けられる持続可能な地域社会の実現」と、真に国家を担える人材になることを目指し、今後も努力を続けたい。

 

これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

公務員試験に限らず、就活は長期戦になりがちですが、しかしその長い時間の中で、自分自身にこんなにもかというほど向き合うことができます。それは時に苦しさ・辛さも伴うものですが、それを乗り越えた先には達成感とともに納得感も得ることができます。また、官民の併願については「やったほうがよい」と思います。実際に民間企業にエントリーするかは別にしても、説明会やインターンに行くだけでも官民の役割分担や働き方の違いなど、勉強になることがたくさんあります。公務員就活は面接の前に試験もあるということで大変さに拍車がかかりますが、それでもやっている中での発見や、志を同じくする仲間との出会いなど、楽しいこと、面白いこともたくさんあります。ぜひ恐れずにチャレンジしてください。応援しています。

 

また、伊藤塾講師・スタッフの皆様には大変お世話になりました。学部でうまくいかず、大学院進学後に再チャレンジした結果、希望通りの進路を実現できたのは間違いなく佐藤先生をはじめとした伊藤塾講師の先生方、また親身に相談に乗ってくださったスタッフの皆様のおかげです。伊藤塾でのテキストの中だけにとどまらない学びを生かして、国民から信頼される行政官を目指して頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。

 



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※2026年度内定時点のものです。