どの対策も公務員として働くために必要不可欠な学びだった
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大阪国税局 |
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プロフィール
受講講座:国家一般職・地方上級コース、公務員ゼミ
課外活動:軽音学部、お笑いサークル、大学内アルバイト
目次
公務員試験を目指したきっかけ
中学3年生の時に受けた公民の授業で、公務員という職業を初めて知り、一部のためではなく国や社会全体のために働くことができる点に魅力を感じました。実際に公務員を目指そうと決断したのは大学1年生の時でした。その頃、進路を決めるにあたって民間企業も色々調べていたものの、どの業界にもあまり興味をもてず、やはり公的な立場で働きたい気持ちが強いと自覚しました。また仲の良い友人らに公務員を目指す人たちが多く、周りと協力し合いながら勉強ができそうだと感じ、決断しました。
対策スタートのタイミング
入塾したのは大学2年生の秋学期でした。もとは3年生から入塾しようと考えていましたが、令和7年度から国家一般職の教養区分が新設され、大学3年生から受験することが可能だと知ったのがこの時期だったので、急遽学習をはじめることにしました。振り返ると、この時期から学習を始めたことは非常に良かったと思います。約半年後に迫る教養区分受験という目標はありつつ、それが駄目であれば次年度にもチャンスがある、という状況で、無駄に焦ることなく落ち着いて学習を始められましたし、教養区分試験の範囲外である法律科目についても、この時期から並行して学習していたことで、次年度の学習が余裕のあるものになりました。
伊藤塾を選んだ理由
もともと親が学生時代に通っていたことから、伊藤塾の名前や評判には一定の信頼がありました。親からの勧めだけでなく、実際に資料を読んで、様々なフォロー制度の存在や、通学が不要なオンライン講義が提供されていることが魅力に感じ、入塾を決めました。また司法試験勉強をしている友人や大学の先輩からの評判も非常に高く、伊藤塾に通っていた/通っている人の意見を事前にたくさん聞いたことで、安心して入塾先を決められました。
伊藤塾のここが良かった!
一番満足度が高かったのは、講義でした。特に、司法試験予備校としても名高い伊藤塾の法律科目の講義は非常に分かりやすく、参考になりました。私は恥ずかしながら、大学の授業で十分に理解できなかった部分を定期試験直前に曖昧なままとりあえず頭に詰め込み、何とか乗り切るような方法で学習をしていました。すると、法学部生なのに何故か法律の勉強に苦手意識がある、という悲惨な状況に。しかし伊藤塾の講義は、講師の方々の説明が丁寧で分かりやすいだけでなく、動画講義であることから再生速度も調節でき、分かりづらい部分は何度も巻き戻すことができます。また、大学の授業に比べて短い講義時間なので最後まで集中が切れにくいです。そうしてほぼゼロの状態から知識を吸収していったことで、どんどん法律の学び方やものの考え方が身に付き、公務員試験の成績だけでなく大学の試験の成績も上がっていきました。大学の授業に少し不安があったり、ついていけないと感じる法学部生にも有意義な講義が揃っていると思います。
私がとった勉強法
基礎能力試験
文章理解は比較的得意ではあったものの、何も勉強せず放置していると途端に点が取れなくなった経験があるので、新聞やネットニュースなどで長文と英文を素早く読んで理解することは本番まで欠かさず行っていました。
数的処理はとても苦手で学習初期はほとんど点数が取れませんでした。しかし伊藤塾の講義内で「毎日1問でいいから必ず触れる」という指示があったので実行していると、だんだん苦手意識がなくなり、それに伴い少しずつ得点もできるようになりました。むやみに難しい問題は解かず、基本的な問題集の演習を3周しました。
時事問題は毎月の講義を丁寧に聴きインプットして、一問一答の演習や教科書を定期的に見返すことで忘れないようにしていました。学習開始の頃は時事問題の範囲の広さや教科書の分厚さに諦めかけましたが、毎月の講義内容がとにかく興味深く、インプットがまったく苦ではなかったことや、講義で身に付けた知識をニュースで目にして理解できると嬉しくなったことで、どんどん時事問題の学習が楽しくなっていきました。合間の時間に教科書を読み物感覚で手にしたりと、勉強らしくない方法で日々触れ続けることが大事だと思います。
専門択一試験
講義を聴き終わってすぐに該当範囲の問題演習を行い、比較的時間に余裕のある週末に、その週で行った問題演習の間違えたところをもう一度解き直すというサイクルで学習していました。
専門科目はどれも学習範囲が膨大なので、試験直前にすべての単元を見直すことは難しいと思います。よって、2度目の問題演習でも間違えたり、学習中に理解に時間がかかったような箇所について、その部分だけをまとめたノートを作成し、それを本番前などに見直すようにしていました。各科目の問題において「ほぼ確実に正解できるもの」と「少し不安なもの」と「苦手なもの」をしっかり自分の中で明確にしておき、時間をかけすぎずに効率的に復習することが重要だと痛感しました。
専門記述試験
まずは該当する科目の択一式の問題をほぼ完璧に正解できるほどの知識量をインプットすることから始めました。その科目については捨て問を決して作らないほどの意気込みで、択一式の演習を何度も行いました。
ある程度択一式に自信が持てるようになったタイミングで、択一式の問題文に出てきた用語や論点を自分で書いて説明するという練習に移りました。専用のノートを作成し、満足できるまで書く練習をしました。
そうしてインプットと書く力が身に付いてきたと感じた頃に、初めて記述式の過去問演習を行いました。最初は上手く書けず焦りましたが、その時はもう一度ノートに書く練習、あるいは択一式の演習まで立ち戻ることを繰り返して、学習を進めました。
一般論文試験
教養論文ではゼミを活用しました。特殊な出題が多いので、まずはその問題文に慣れることから始めました。ゼミではそういった問題文の読み取り方や、解答の書き方、出題者が何を求めているのかなど、様々なことを詳しく教えてもらい、非常に役立ちました。
そうして基本的なことが理解できれば、あとは書く練習を徹底的に行いました。自分の解答と他のゼミ生の解答を比較できたり、講師の方からのフィードバックがもらえたことで、自分の書き方の癖などに客観的に気付くことができました。
人物試験
公務員面接では面接カードが大事だと講義で知ったので、まずは積極的に添削を活用しつつ、面接カードを仕上げることに力を入れました。
面接カードができると、その内容から自分が面接で聞かれそうなことなどを予想し、自分だけの想定問答集を作成しました。
想定問答が完成した後は、ひたすらシミュレーション練習を行いました。本番では質問を耳で聞いて答えなければならないので、想定問答集内の問いを自分の声で読み上げ録音したものを流し、何も見ずに自分で答える、という練習が効果的でした。
自分での練習もある程度慣れてきた頃に、伊藤塾の模擬面接を受け、様々なフィードバックとアドバイスをいただきました。それを参考にまた自分での練習を繰り返して、本番に臨みました。
模擬面接は必ず受けるべきだと強く感じます。自分や友人同士の練習では気付けなかった箇所をたくさん指摘してもらえたり、面接官目線での印象なども教えてもらえるのが有意義でした。想定していなかった質問への対応力も鍛えられます。
官庁訪問
官庁訪問も人事院面接と同じく、官庁訪問カード(面接カード)の内容が重要だと知ったので、添削も活用しつつまずはその作成に力を入れました。
その後は官庁訪問体験記などを参考にしつつ、自分が聞かれそうな質問と回答をまとめた想定問答集を作成しました。
そして問答集を軸に、人事院面接と同様に練習を繰り返しました。
官庁訪問での選考フローは官庁ごとに内容が大きく異なるため、自分の訪問先の情報をどれだけ事前に取得できるかが重要だと感じました。
また訪問予定の官庁の説明会などには、なるべく早期から、志望度の高さによっては複数回、参加しておくべきだと思います。そうすることで熱意のアピールにもなりますし、自分自身の深い業務理解にも繋がります。実際、官庁訪問中も、説明会などのイベントに参加した際の感想を聞かれることは多かったです。
普段の生活と試験対策の両立について
試験勉強のやる気が出ないときは、思い切って何もしないことを心がけていました。あまり集中できないまま行う勉強にはほぼ意味がないことは身をもって分かっていたので、何もしないことにも意味があるとポジティブに捉えて息抜きしていました。
また、何か1つでも身体を動かすようなアクティブな趣味や気分転換の方法を見つけて実行しておくのはオススメです。手軽なものであれば散歩など。勉強中に身体は動かせないので健康に良いのはもちろん、そういう活動を習慣にしておけば面接でのアピールポイントにも使えます。
私は高校生まで行っていたアクティブな趣味を、公務員試験のストレス発散のために再開したのですが、その活動内容を面接で話すと良い反応をもらえたり、話が盛り上がったりしたのでラッキーでした。
民間企業の就職活動について
民間企業の業種などを色々と調べていたものの、自分がどの業界で働きたいのかが最後まで見つけられなかったので就職活動はしませんでした。また、どの企業であっても文系社員は営業職での業務が多くなることが私にはあまり魅力に感じられませんでした。3年生の時に民間企業のインターンに参加したこともありましたが、やはり気持ちは変わりませんでした。
今後のビジョン
行政の職員と聞くと、どうしても堅いイメージや、マニュアル対応といった世間の印象があると思います。
私は公務員として、法律順守の姿勢は決して崩さず、しかし市民の方々との会話、コミュニケーションを大切にする働き方を実践したいと考えています。
自分の仕事の特殊性や世間の見られ方を常に念頭に置きつつ、1人の人間として信頼されるような行政官になりたいです。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員試験は、資格試験と民間企業の選考を合体させたような特殊な内容なので、必然的に対策も多岐にわたるし、1次試験から最終合格・内定獲得までの期間が長くなりがちです。特に民間企業の就活早期化が主流になっている今は、4年生の夏秋まで就活を続けていること自体が辛く感じることもあると思います。
しかし全て終えてみて思うのは、とても有意義な就職活動だったということです。筆記対策で法律の知識や時事問題に詳しくなれました。面接対策で自己理解力やコミュニケーション能力が鍛えられました。官庁訪問では各官庁の特徴や職員の方々の雰囲気がそれぞれ大きく異なることを、身をもって知ることができました。どれも公務員として働くにあたって必要不可欠な学びだったと感じています。大変でしたが、経験できて良かったです。
そして、私が円滑に安心して公務員試験を進められたのは伊藤塾の存在が大きいです。特に佐藤修一先生と相澤育朗先生の講義が好きでした。本当に感謝しています。