私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私が司法書士を目指そうと思ったのは、大学２年の時でした。将来の進路について調べていた時に初めて知り、資格を取りたいという思いと、身近な法律家になりたいという両方の思いが叶うのが司法書士だったのです。「街の法律家」というフレーズに惹かれ、司法書士を目指すことを決意しました。 
どの受験指導校にしようか迷いましたが、大学のテスト勉強で伊藤塾の書籍を使っていてわかりやすかったということと、伊藤塾のパンフレットで、１回で受かっている同じ大学の先輩を発見したことが決め手となり、伊藤塾にしました。実際に伊藤塾で学び始めたのは大学３年の春でした。

わたしがとった学習方法

伊藤塾の講義は、体系的な話から始まるので、ある程度イメージを掴んでから細かく学ぶことができ、学んだことがない法律でもすぐ馴染めました。穏やかな口調でわかりやすく説明してくださり、疲れたなと思った頃に様々な雑談をして下さるので、最後まで集中して講義を受けることができました。また、重要な部分にはマーカーを引くように指示してくださるので、重要な部分とそうでない部分が明確で、復習する際に無駄を省くことができました。 
講師が講義中に教えてくださった格言を、いつでも見られるようにパソコンに付箋で貼り、その言葉を見る度に励まされ、時には戒められていました。

(3)入門段階での「記述式対策」について

「今まで苦しい中がんばってきたのだから、自分は絶対合格するに決まってる！」というこの上ない自信を持って試験に臨みました。商登法の記述では、新設分割が出るとは思わず見た瞬間はかなり焦りましたが、何とかすべて埋めることができたのは、伊藤塾の講師みなさんの「最後まで諦めるな」という言葉が頭をよぎったからだと思います。

それぞれ２つずつポイントを挙げます。合格ポイントの１つ目は、正確な基本知識の定着に重点を置いたことです。２年目は、知識を増やすのではなく、曖昧な知識を減らすことを心がけました。２つ目は、直前期に何をするか準備していたことです。１年目の直前期には焦りもあって、何をやればいいかわからずただひたすら過去問の回数を重ねるだけだったので、２年目は、直前期に何をするかを常に念頭に置いて勉強していました。 
反省ポイントの１つ目は、入門講座の復習を疎かにしていたことです。民法などは大学で学んでいるからと復習をあまりせず、過去問も２回目に解くのはだいぶ時間が経ってからでした。２つ目は、苦手な科目を後回しにしていたことです。私はつい好きな科目ばかりをやりがちだったので、２年目は苦手な科目を早い段階から勉強することで苦手意識を払拭しました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

私は、模試以外は在宅で受講しました。名古屋校ではほとんどの講座がライブクラスでないため、家で受けてもさほど変わりはないと思ったからです。在宅受講のメリットは、自分の好きな時間に講義を受けられることです。私は大学から帰ってきてから、１．５倍速で講義を聞くようにしていました。 
私は、身支度をする時間や移動時間がもったいないと思ったため、自分の部屋で勉強していました。自分の部屋では誘惑が多いですが、「今この辛い状況から逃げ出して楽をするより、２年目も受からなくて悲しい思いをする方が辛い！」と自分に言い聞かせて勉強するようにしていました。

スケジュールの管理について

最後に