小山晃司講師の指導を受けて合格!仕事も資格も諦めず合格を勝ち取りました

司法試験から転進して合格 / 行政書士とWライセンス

Y.Iさん(38歳)
 

関西大学法学部卒業 会社員
◆ 受験回数3回
◆ 主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(小山クラス)
【中上級講座】 択一実戦力養成答練
【直前対策講座】 全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

金融機関に就職し勤続15年です。学習をはじめた頃は色々と将来に不安を抱えていた時で、法律の専門的な知識を身につけ、仕事を離れることになっても自立できる資格を持ちたい、と考えていました。
仕事柄司法書士と接する機会が多く、以前から法律の知識を活かせる資格だと思っていたこともあり、受験を決意しました。伊藤塾を選んだのは単なる受験指導校ではなく、法律家としてどうあるべきか、という理念が感じられたからです。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について
 

最初に入門講座を受講した時は継続して講義は聴いていたのですが、過去問を解くくらいで復習もほとんどせず、知識はどんどん抜け落ちていくばかり。抜け落ちたものを暗記で詰め込もうとし、また忘れる、の繰り返し。1回目の受験は惨敗でした。翌年も過去問と知識の暗記だけで乗り切ろうとして、結果は散々…。
2回目の受験後、3ヶ月程勉強から離れこの先どうするか考えました。復習が全く不足していたこと、スケジュール管理もしていなかったことを反省し、もう一度基礎からやり直そうと決めて、「入門講座」を再受講しました。
再受講は小山クラスを在宅インターネットクラスで受講しました。復習は3回やろうと決意し、休日に2倍速で講義を聴いた後、原則その日中にテキスト・条文の読み込みと、該当箇所の択一演習や記述式基礎力完成ドリルを3時間くらいかけてやっていました。2回目の復習は1週間以内に、平日に2~3日かけて1回目の復習と同じように行いました(平日の勉強時間は通勤時間を含めても1~1時間半が限界でした)。3回目の復習は1ヶ月後を目安にしていましたが、実際は記述式演習と講
義のやり繰りが大変で、2~3ヶ月後になってしまいました。民訴以降はスケジュールの調整が限界になったため、復習を2回に留め、直前期に復習することでカバーしました。
小山クラスの講義は原則、週2回→ 3回→ 1回のペースだったのですが、私は仕事の都合上、週3回の受講は無理と判断し、ほぼ週2回のペースで聴き続けていました。小山講師の講義はテンポが良く、板書やパワーポイントも充実しており、再受講前より深く理解できたうえ、重要な箇所は復習することで覚えていきました。
記述式については、小山講師が答案構成の方法を丁寧に教えてくださったので、その方法に忠実にドリルや演習をこなしました。ドリルで間違った問題はどこを間違ったのか記録しておき、後日解き直して、理解ができているか再確認していました。
 
時間がなかったこともあり、択一式も記述式もドリルと入門講座の演習以外は全くやっていませんでした。

直前期(4月~試験前日)の学習法や試験当日について

講義を聴き終わったのが4月だったので、私にとって5・6月が直前期でした。択一は「入門講座のまとめ教材」を1周して理解の浅い点を復習し、間違った問題だけ再度解きました。記述式は休日にのみ演習問題を解いていました。いずれも間違いノートを作り、通勤時間に読み込んでいました。模試は理解度の確認と、時間配分を考えるために利用したので復習はほとんどしていません。
試験当日、午前は見直しをする時間もあったのですが、午後は本当に時間に追われ、「あと10分」の声がかかると、記述の答案を書いていた手が震え出し文字もきちんと書けないような有様でした。「もう少し書かせてくれ!」と念じ、何とか試験は終了しました。
試験後も不安で、落ちたかな…と思い中上級講座の受講をはじめていました。9月30日、自分が合格したことを知った時は本当に信じられず、何度も受験番号を確認しました。合格通知が届いてようやく合格を実感しましたが、3日間ほど夢の中にいるような気持ちでした。

伊藤塾講師へのメッセージ

小山晃司講師
 

小山講師の講義を選んだのは大正解でした。一からやり直すということがとてつもなく長く感じられましたが、講師の熱く楽しい講義で最後まで踏ん張れました。「リーガルマインドを駆使して未知の問題を解く」「100のあやふやな知識より10の確実な知識」との助言や模試の利用の仕方など、役立つ情報も教えていただき、本試験では自己ベストの得点を出すことができました。本当にありがとうございました。

仕事との両立について

急な残業や異動で多忙になったり、疲労や病気でダウンしたりすることもあるので、必ず予備日を設けておいて、遅れが生じたら復習優先でリカバリーしました。 
休息も大事です。私は趣味のカルチャー教室に通い、飲み会もライブも旅行も行って楽しみました。仕事・勉強・休息とメリハリをつけてペース配分することで、受験勉強を継続できたのではないかと思います。

最後に

当面は現在の仕事を続けますが、「法律の知識を活かして社会の役に立ちたい」という初心を忘れず、司法書士の有資格者として自覚を持って人生を歩んでいきたいです。
応援してくれた家族や友人は我がことのように祝福してくれました。本当に感謝しています。
社会人の方へ。本当に苦しい道のりですが、これを乗り切って得られる自信は大きいものです。経済的・精神的なアドバンテージも仕事を継続してこそのものです。仕事も資格も諦めずに頑張ってください。