福満賢一講師の入門講座だけ受講して合格しました。信じて、実践してきて本当によかった

堂馬 理恵子さん(25歳)
 

大阪市立大学法学部卒業 司法書士事務所勤務
◆ 受験回数2回
◆ 主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(福満クラス)
【直前対策講座】 全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

数字が求められる仕事をしていてかなりきつかった会社員時代、もっと前向きに仕事をしたいと思い、転職を考えました。そのとき、女性としてこれから結婚し、出産をしたかったので、育児などで仕事から離れる時期があっても、またすぐに復帰できる仕事を探すうちに、資格を取得しようと思いました。そして、もともと法学部だったので、難易度や資格取得までの期間、費用を考えて、司法書士の資格を取ることにしました。いくつかの受験指導校の資料を集めて比較して、価格や講義内容に納得したのと、学生時代に伊藤塾で勉強していた友達や先輩が多かったので、信頼できると思い、伊藤塾を選びました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

 

「入門講座」は福満賢一講師のクラスを通学クラスで受講しました。
フルタイムで働きながらの勉強だったので、週3回の講義に参加するだけで精いっぱいでした。たまに講義を欠席してしまったり、遅刻や早退をしたりしたときは、家のパソコンからインターネットで、次の講義までに聴き逃してしまった講義を受けていました。せっかく受講を申し込んだので、最低限講義に出るということはやり遂げようと思い、4月に受講しはじめてから年内くらいまではほとんどの講義に参加していましたが、年明けごろから少しずつ出席をさぼるようになり、そのフォローも遅れが出はじめ、家のパソコンでの受講が主体になってしまいました。本来ならば春には終わっているはずの講座を、試験直前にどうにか終わらせるというような具合に大幅に遅れてしまいました。入門講座受講でテキストとともにもらえるドリルなどは全然使わないまま試験を迎えました。アウトプットの練習は、通勤時間に少しだけ過去問に目を通していたくらいしかできていませんでした。記述に関しては、入門講座の記述の講義を受けたくらいで、自分では何の練習もしていませんでした。とにかく、講座を受講することでいっぱいいっぱいで、自主的な勉強はほとんどできていませんでした。  

中上級段階の学習法について

本試験後から年内の間は、一度目の試験の失敗を踏まえて、もう一度全科目を基礎からきちっとやり直そうと思い、手をつけていなかったドリルを全科目一通り解き直しました。講義では耳にしたことがあったはずなのに、まるではじめて触れる分野のように感じた箇所がたくさん出てきて、やはり繰り返しやって定着させないと駄目だな、と痛感しました。ドリルを一通り解いたあとは、過去問を解いていました。覚えていなかったところは解説を読んで対応しましたが、なかなか正答率が上がらず、やる気もあまり上がりませんでした。学習量が足りないのだと思い、なるべく空いた時間には過去問を解くようにしていましたが、いまいちしっくりと理解できた気になれず、成績もやる気も伸び悩みました。
年末頃に、その年に合格した友達と話していたときに、その友達から、過去問は確認程度にしか解かず、テキストを中心に勉強していたと聞き、自分でも実践してみることにしました。すると、なんとなくはわかるけれど正確ではなかった、曖昧な部分のあった知識が、心の底から納得した知識として定着していく感じがしました。入門講座で使っていたテキストを一から読み直し、欄外の過去問リンクを参考にして、過去問を確認のために解いたりしていました。記述に関しては、入門講座でもらった書式ドリルを2回くらい繰り返し解きました。

伊藤塾講師へのメッセージ

福満賢一講師
 

私は福満講師の入門講座だけを受けて合格しました。それ以外の講義を受けたことがありません。つまり、福満講師の入門講座は、合格のために十分過ぎる講義だということです。受験時代はいろいろと不安になって、あれこれとやってみたくなるとは思いますが、福満講師を信じて教えていただいたことを実践してきて本当によかったです。

仕事との両立について

仕事をしていると、勉強に割ける時間がかなり少なくなってしまいます。なので、どのタイミングでどんな勉強をするのかを考えて実践していました。通勤電車の中では、まとまった時間がとれないので、さっと解ける過去問を解いていました。家に帰ってからが一番まとまった時間がとれるので、その時間にテキストを深く読み込んだり調べ物をしたりしていました。

最後に

私は、いろんな方に、身近に感じてもらえる司法書士になりたいと思っています。困ったときや何か相談したいときに、すぐに頼りにしてもらえる存在でありたいと思います。そのためにも、みなさんから信頼してもらえるように、これからもさらに勉強を続けて、責任感をもって仕事に取り組もうと思います。受験で苦しかったときに、支えてくれた家族や友人たちからいただいた恩を、何倍にもしてお返しできたらと思います。
私と同じように、お仕事をされながらお勉強をされている方々もたくさんおられると思いますが、あまり無理をせず、集中できないときは気晴らしをして、気分のいい状態でお勉強にのぞまれる方が、知識が頭に入ってきやすいと思います。私も実際は、勉強より気晴らしをしている時間の方がかなり多かったですが、そのおかげで集中するときはとても集中できたので、知識も抜けにくく効率よくできたと思います。モチベーションさえ維持できれば、必ず合格点を突破する力をつけられると思います。