髙橋智宏講師の「Bランク分野攻略講座」で、人が出来なくても自分はできるという自信を持てました

Y.K さん(38歳)
 

獨協大学法学部卒業 会社員
◆ 受験回数4回
◆ 主な受講講座
【直前対策講座】 Bランク分野攻略講座、実力診断テスト、全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

洋服の販売員をしていて、いろんな方と話をしているうちに「自分には話術以外に何もない。スキル、技術が欲しい」と思うようになった私は、年齢的にまた妻と子どももいたので、仕事を辞めて何かを身につける勇気もなく、これは勉強系の資格しかないなと思い、どうせやるなら一応法学部出身だし難しいものに挑戦したかったので、受験に失敗した知り合いの意見なども参考にして司法書士を目指そうと5年ほど前に決意しました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について
 

私は入門段階では、講義形式ではない通信講座を利用しましたが、過去問対策や記述式対策が十分なものとは言えず、基準点を上回ることができませんでした。そのころの私は、テキストをただ順番に読みアンダーラインを引き、該当する過去問を解くということに終始し、知識の横のつながりというか、比較やまとめ、整理ができてない状況でした。

中上級段階の学習法について

年明けは、伊藤塾の「実力診断テスト」を受講しました。独学、兼業受験生なので自分の立ち位置を知り、本試験の感覚を思い出すためです。はじめて伊藤塾の問題を解いた感想は、過去問やテキストで見たことのない論点を出題していることが少なく、近年の出題傾向に近く、また解きやすくみえて発展知識を問う問題もあり、良問が多いと思いました。記述に関しては、おそらく実務で起こり得る可能性のある事例を意識している、分量も丁度よい問題で、なにより解説には物語風の事件のあらすじがついていて問題の背景がわかるようになっているのには驚きました。解説の内容自体も論点の復習ができる充実したものです。この「実力診断テスト」を受けて、模試は絶対伊藤塾にしようと決めました。

直前期(4月〜試験前日)の勉強法や試験当日について
 

直前期の勉強は穴をなくすこと、人と差をつけること、見たことのある論点を増やすこと、の3 つを意識しました。
私は短期間で1発合格を狙う受験生ではないので、出題予想はせず基礎テキストをざっと振り返り、どこを問われても最低現場では対応できるようにしました。穴をなくして不安を取り除くのが目的です。
次に人との差をつけるために、髙橋智宏講師の「Bランク分野攻略講座」を受講しました。この講座は比較的マイナーな分野に絞った解説と問題演習を通じて、手薄になりがちな分野を攻略するもので上積みの点数を狙うにはぴったりです。今年の本試験でも選択債権が当たりましたが、他の人ができない所も自分はできるという自信が1番大きかったです。 
伊藤塾の模試の活用法ですが、本試験のシミュレーションはもちろん、私は知識を増やすために模試の復習を肢別で行いました。直前期に細かい論点までやるのはリスクがありますが、伊藤塾の模試は本当に質がよく、突飛な論点はないと感じたので、ここまでは絶対やろうと決めて復習しました。このことで自信を持って本試験に臨めました。
試験当日なのですが、朝37度9分の熱が出てしまい頭がボーっとした状態で試験を受けました。このことが逆に深く考えずに素直に問題を解くことができ結果的に良かったのだと思います。合格発表はインターネットで確認してその後一生に1回のことだと思い、法務局の掲示板で自分の番号を写真で撮りました。

仕事との両立について

私は1分1秒でも、時間があれば勉強するという気持ちが大切だと思います。実行できたかはわかりませんが意識はしていました。通勤時間、休憩時間中は必ず勉強し、この隙間時間は、一問一答の問題をやることに終始しました。コンパクトで手軽ですし、短い時間でも集中しやすいからです。自分の信じた勉強法をとにかく継続してやっていました。

伊藤塾講師へのメッセージ

髙橋智宏講師
 

髙橋講師の講義は、わかりやすい具体例と制度趣旨の説明、自信を持った話し方で何度も聴き直しました。またパワーポイントレジュメも事例はイメージがしやすく、図表は見やすくコンパクトで知識の整理に役立ちました。本試験当日は、知らない問題は髙橋講師のおっしゃった「そもそも思考法」で乗り切りました。講義からは受験生を応援するという気持ちが伝わってきましたし励みになりました。ありがとうございました。

最後に

合格後は、司法書士として、志をもって社会や地域に貢献できる法律家になりたいです。依頼者の方の希望にそって、感謝されるような仕事がしたいです。
私は仕事を続けながら勉強をしました。ある程度時間がかかっても仕方がないと思っていましたし、妻も子どももいたので普段の生活やお金をあまり犠牲にしないようにしました。社会人の方は大変だと思いますが、もし何回か落ちたとしても、自分のペースであきらめないで続けて欲しいです。どんな勉強も無駄ではないと私は信じています。ぜひ自分の勉強法を信じて頑張ってください。