フルタイム勤務で集中・継続・反復で合格できる
ベースになったのは入門講座で学んだ基礎でした

H.Kさん(40代)

◆受験回数 3回
◆主な受講講座
入門講座入門講座本科生(山村クラス
中上級講座》中級コース、中上級コース
直前対策講座》プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は、学生の頃に少し司法試験の勉強をしていましたが、結局司法試験は受験せずに公務員として就職し、やりがいも感じて過ごしていましたが、部署異動も多く広範囲の転勤もある現在の仕事を一生続けていくことに少し迷いも感じていました。そんな時に司法書士の方と接する機会のある部署に異動したことがきっかけで、身近な法律家としての司法書士の仕事に興味を持ち、司法書士試験を受験することにしました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①入門段階の学習法について

 山村拓也講師の「入門講座」をインターネットクラスで受講しました。講義は1.5~2倍速で聴き、その後ざっと復習して、「入門講座」に添付されていた問題集と市販されている「うかる!司法書士必出3300選」(日本経済新聞出版社)を解くという流れで進めました。6月から受講をはじめ翌1月くらいまでは聴講時間を含めて週平均18時間勉強しました。2月以降は、4月の部署異動を挟んで仕事が繁忙となり、週平均勉強時間も一桁に落ち込むなどして、受験を諦めようかとも思いましたが、なんとか「入門講座」は聴き終わり、受験しました。結果は択一は基準点を超えましたが、記述はボロボロでした。

②中上級段階の学習法について

 2、3年目はペースメーカーとして「中級コース」、「中上級コース」を受講しました。2、3年目は、仕事が特に繁忙となりさらに勉強時間の確保が難しくなりましたが、年内は講義を聴いてざっと復習するということだけは続けました。2~3週間全く勉強できない時期もありましたが、講義があると勉強に戻りやすいと思います。年明けは、コースに含まれていた「択一実戦力養成答練」と「記述式答案構成力養成答練」を受講しました。

③直前期の学習法や試験当日について

 「択一実戦力養成答練」と「記述式答案構成力養成答練」を4月半ばくらいまでに終わらせ、それ以降は、択一式対策としては、「必出3300選」の右ページの読み直し2回、「択一実戦力養成答練」の解きなおし1回(間違った問題は2回)及び模試の間違った問題の復習を行い、記述対策としては、「記述式ケーススタディ講座」のテキスト読み直し1回、「記述式答案構成力養成答練」の解きなおし2回(特に点数が低かったものは3回)、4年分の過去問及び模試の復習を行いました。模試は伊藤塾のプレ模試と公開模試の合計3回受けました。午後の試験は時間との闘いですが、模試を通じて択一は70分までとルールを決めていたので、試験当日もそれに従って択一を70分で解き、記述に移りました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

 合格することができたのは伊藤塾の講座及び講師の方々のおかげだと思っています。
山村拓也講師
 特に最初に「入門講座」を受講して基礎を学んだことが今回の合格につながっていると思います。山村講師の講義は聴きやすく、趣旨や理由付けも説明してくださるので、頭に入りやすかったです。今年の試験の直前に、疲れて仕事から帰ってきて山村講師から留守電に応援メッセージが入っていたのを聴いたときは感動して最後まで頑張ろうと力が入りました。
宇津木卓磨講師
 「記述式ケーススタディ講座」は、2回連続で記述で基準点落ちしていた私にとって、記述の基礎知識を得ることができてとても有効でした。

最後に

 社会人に限らず勉強時間がとれない中で勉強を続けている人は、途中、やめたくなることもあると思いますが、あまりあれこれ考えず、集中、継続、反復を意識して勉強することが大事だと思います。

仕事との両立について

 一番大変だったのは、やはり勉強時間の確保です。特に部署異動を挟んだ2~6月あたりに勉強時間を確保できないのが悩みだったため、年内から講座を受講することで勉強からなるべく離れないように心がけました。幸い今年は部署異動がなく、直前期に比較的勉強時間が確保できそうだったため、チャンスと捉えて、これまで直前期に行うことができなかった復習を中心に勉強計画を立てて実行しました。今年の5月からは、毎朝1~2時間早起きすることで、週20~25時間を確保し、直前3週間は週30時間以上勉強しました。