社会人が合格するには、忙しくても自分の環境と
与えられた時間の中で、できることを続けるだけ

小川 幸一さん(40代)

◆受験回数 5回
◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生(山村クラス
中上級講座》中級コース、中上級コース、択一クイックマスター総整理講座

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は会社勤めをしながら伊藤塾に通い、今回5回目の受験で合格をすることができました。受講履歴は、まずは2015年合格目標の「入門講座」を受講し、その後3年間は「中級コース」、そして昨年は「中上級コース」を受講しました。
私が司法書士を目指したのは、2011年の東日本大震災がきっかけでした。あの時、私の職場の周りは液状化の被害を受け、自宅が壊れて困っている方や水をもらうために給水車の前で何時間も待っている人たちを目のあたりにしました。その時、「自分はたいしたことはできないが、社会に少しでも貢献できる人間になれれば」と思うようになりました。
そこでまずは行政と人とをつなぐ仕事をする行政書士の資格を取得し、もう少し幅広い知識を身につけたいという思いから、司法書士の学習をはじめることにしました。

~司法書士試験と行政書士試験~ 

この合格体験記をご覧になっている方の中には行政書士試験が終わって司法書士試験へのステップアップを考えている方もいらっしゃるかと思います。すでに憲法や民法、また会社法を勉強していると司法書士の勉強もスムーズに進められると思います。司法書士試験が行政書士試験と違う点は勉強する量が多くなる、という点です。司法書士試験の試験科目は11科目ありますので、行政書士試験以上に各科目をバランスよく勉強していくことが大事になります。ステップアップを考えている方は各科目のバランスを意識して司法書士試験の勉強に取り組んでいただければと思います。

~勉強中つらかったこと・どうやって乗り越えたか~

入門講座受講中は、講義のペースについていけず、勉強は常に遅れがちでした。成績も全く上がらなかったので、勉強をやめてしまおうと思ったことが何度もあります。そのたびに、山村拓也講師が講義中におっしゃっていた「今やっているつらいことが実務に出たときに必ず役に立ちます」という言葉を自分に言い聞かせて、何とか入門講座を終えることができました。
また2年目以降は、本試験の点数があと一歩というところで合格点に届かない年が続きました。2年目以降に受講していた「中級コース」は、毎年、合格発表の日にも講義がありまして、講義中、隣の教室から合格された方の喜んでいる声や拍手が聞こえてきました。これを聞いて、毎年合格発表の日は「今年も自分はダメだったのか」と落胆していました。でも「中級コース」を担当されていた北谷馨講師は合格発表日でも、いつもと同じように淡々と講義を続けてくださいましたし、「来年は皆さんが合格する番です」と励ましてくださいました。そのおかげで「北谷講師を信じて、いつも通り学習を行っていれば、いつかは私のところにも合格通知が届くかも知れない」と信じて今まで学習を続けることができました。司法書士試験の学習は長丁場ですから、必ずつらい時はやってくると思います。そんな時こそ、いつも通り淡々と学習をしていれば、いつか結果はついてくると思いました。

伊藤塾を活用した学習の方法

~私の学習方法~

最初の頃はテキストを読んで、そのあと過去問を解いて、またテキストに戻るといった勉強をしていたのですが、なかなか知識が定着しませんでした。そこで直前期に当時は北谷講師が担当されていた「択一クイックマスター総整理講座」を受講しました。このテキストは右側のページにまとめの表、左側に一問一答が載っていまして、1冊でインプットとアウトプットができる、とても使いやすい教材でした。私はこのテキストに載っている表をとにかく暗記しまして、どの知識が何ページに書かれているかが言えるくらいまで、テキストの内容を頭に叩き込みました。そして、本試験の点数も徐々に上がってきたので、合格した最後の年までこのテキストを使って勉強を続けていました。

~私の勉強場所~

4年目までは伊藤塾の自習室や自宅で学習をしていたのですが、ここでは集中できないことがわかりまして、最後の年はテキストの読み込みと択一は電車の中、記述は職場にある従業員のホールに行って勉強をしていました。仕事が休みの日も、記述を行うときは、わざわざ職場のホールまで行って問題を解いていましたし、テキストの読み込みは休みの日ですと都内を走っている山手線に何周も乗って、テキストを読んでいました。勉強方法は色々ありますが、勉強の方法や集中できる場所は人によって違うので、自分にあった勉強方法を見つけて、それを続けることが合格への一番の近道だと思います。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

私が今、受験勉強を終えて感じていることは「自分が置かれている環境と与えられた時間の中で、できることを続けていけば、必ず司法書士試験に合格できる」ということです。
この合格体験記をご覧になっている方の中にも仕事をしながら司法書士を目指している方も多いと思います。仕事をしながらですと、自分もそうでしたが、急な残業や休日の出勤があったり、なかなか思うように勉強ができない時もあると思います。そんな時は、テキストを眺めるだけでも良いので自分ができることを続けていけば、司法書士になりたいという夢は必ず叶うと思います。
伊藤塾を信じて、来年の合格を勝ち取ってください。心より応援しております。