法科大学院や公務員の受験経験があっても
入門講座の受講が最適の選択でした

笠松 聖央さん(30代)

◆受験回数 11回
◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生(高城クラス
直前対策講座》うかる!記述式、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

法学部出身で法科大学院や公務員試験を受験したのですがうまく行かず、一時就職活動もしたものの、今まで法律の勉強をしてきたのでそれを資格取得することで形に残したいと思うようになりました。特に司法書士を選んだのは、簡易訴訟代理等関係業務が可能になるなど司法書士の業務範囲が拡大しはじめた頃で将来的な可能性を感じたこと、いずれは地元に帰る予定であったので、地方の田舎でも活躍できそうな仕事であることなどが主な理由です。
試験勉強をはじめるにあたり、上記の通り法律の学習経験はあったものの、登記法など詳しく触れたことのない科目も多かったので受験指導校の利用を考えていました。伊藤塾を選んだ理由はいくつかあるのですが、一番の決め手はインターネットで他校も含めた「入門講座」の担当講師の紹介とメッセージを見て、「この講師よさそう」と思った高城真之介講師が、丁度当時の住居の最寄りである京都校のその年の入門講座の担当だったことです。

伊藤塾を活用した学習方法

記述対策

不動産登記法、商業登記法の択一式の過去問を解く際には、なるべく記述式の書式を思い浮かべながら解くように意識していました。後は記述式の過去問を新しいものから年度をさかのぼって解いていました。
直前期は「うかる!記述式」も受講していました。この講座は出題が予想される論点からなる本試験以上の分量の問題が特徴で、一通り解くだけでも大変です。正攻法で普通に解いていっても時間内に全部を書き切ることは難しかったので、書ききれなくても1点でも多く取るにはどうすればいいかを意識して解いていました。 本試験の記述の問題量が年々増えているため、時間がない状態を想定した問題演習は重要で、この講座は最適ではないかなと思います。

模試の活用

全体の時間配分や解答の仕方を確認するのには「全国公開模試」を活用しました。伊藤塾の全国公開模試は、他校の公開模試と比較して、難易度や形式面で本試験の問題に一番近い模試だと思います。他校のものだと、本番より問題文の字が詰まっていたり、明らかに出題可能性の低そうな問題が出題されていたりして、受講していて違和感を覚えたこともありました。伊藤塾の公開模試はそのような違和感が一番少なく本番のシミュレーションとして有効でした。

不安や疑問の解消とモチベーションアップ

司法書士試験の勉強をはじめた当初は深夜のアルバイトをしながら昼間に勉強していましたが、生活が不規則になりがちで効率は上がらず体調も崩してしまったため、地元に戻り、家業の農業を手伝いながら勉強を続けることになりました。両親の協力もあり試験勉強に専念できる環境になったのですが、本試験ではなかなか結果が出ず、当初の想定以上に受験期間が長期化してしまったため将来への不安や焦りは常にありました。それでもここまで続けられたのは、今までは結果が出ないまま途中で諦めてばかりでしたので、今回は中途半端で投げ出したくないという気持ちが強かったからかなと思います。
あとは、モチベーション維持のため、根を詰め過ぎないよう適度な息抜きを心がけました。この点について、地元に戻ったことで気分転換に誘ってくれる友人が身近にいたことも大きかったです。

伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ

「入門講座」の担当だった高城真之介講師は、熱くて受講生のやる気を引き出すのがうまい講師だと思います。ある年の本試験の分析会で、あまりのケアレスミスの多さに自分の限界を感じて弱音を吐いたことがありました。その時、「やると決めたのだから最後までやり切るしかない、頑張れ。」と激励の言葉をいただき、もう一度頑張ろうと気合を入れ直したのを覚えています。
その他の講師とは直接の面識はなかったのですが、伊藤塾の講師の方々は熱く熱心な方が多い印象です。

自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など

午後の部はとにかく時間が足りないため、記述に時間を残そうと択一の時間短縮を模索しましたが、ケアレスミスが増えてかえって点数が伸び悩みました。そこで、無理をして択一の時間を削ってミスが増えるくらいなら、択一にしっかり解答できる時間を確保する方がいいと考えるようになりました。午後の択一は問題の難易度よりも基準点が低めに出る印象なのでミスさえなければ意外と点数が伸ばせます。そして択一に70分前後かけても、例え最後まで書き切れなくても、大枠さえ外さなければ記述の基準点を超えることはできます。
実際、私は今年の記述を時間内に書き切れなかったのですが何とか基準点は確保し、午後の択一では基準点から大きく上積みできたので、全体としては余裕を持って合格することができました。もちろん時間内に書ききれるように対策はすべきですが、本試験の現場では想定通りにいくことはなかなかないので、最悪こういう状況でも合格はできたということを知って欲しくて記しました。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

今、これまでを振りかえって思うのは本当に諦めないでよかったという一点です。
そして、合格まで学習を続けられたのは周囲の方々のサポートがあったからで本当に感謝しています。 
現在学習中の方、特に私のように長期間学習を続けておられる方には、今まで積み上げてきたものは絶対に無駄にならないので諦めないでくださいと言いたいです。たとえ牛歩の歩みでも確実に前進はしています。自分を信じて頑張ってください。応援しています。