宇津木講師の中上級コースで合格した私が
中上級コースの活用法をお話しします

地村 篤さん(30代)

◆受験回数 7回
◆主な受講講座
中上級講座》中上級コース、演習コース
直前対策講座》直前パック、プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

学生時代に法律相談所というクラブに所属し、実際に悩みを抱えている相談者の方々へ、リーガルサービスを提供していく中で、自分の法律知識により、人々の生活を豊かにすることができる法律家に憧れを持っていました。大学卒業後は、一般企業に就職しましたが、学生時代の思いを断ち切ることができずに、司法書士試験に挑戦することにいたしました。

伊藤塾を活用した学習方法

憲法

他の科目と比べて、憲法の問題は、試験の歴史が浅いので、過去問も少ないことから、過去問では全重要論点を網羅されておりません。よって、過去の答練、模試を集めて、問題を解き、何が論点になっているのか?問題から入るようにして、その後「択一合格アドバンス講座」のアドバンステキストを読み込みました。ただ憲法はあくまで、マイナー科目であるので、あまり深入りはしないように、まずは判例を覚え、それにプラスαして、できる限り、判旨をおさえるようにしました。ただし、統治に関しては、徹底的に何度も何度も条文の読み込みをするようにしました。

刑法

条文は、全く読んでいません。とにかく過去問の結論を何度も何度も繰り返して、これは何罪?というような問題には正確に答えられるようにしました。刑法は、とにかく過去問集を繰り返して、補足として、択一合格アドバンステキストで補充するというような形をとりました。
また過去問約35年分の中で、わずかでありますが、学説問題も出題されています。ただ私は一切手をつけませんでした。憲法同様にあくまで、刑法はマイナー科目で、ここ10年は、学説問題の出題は、なしに等しく、本試験の傾向に合わないと判断したためです。

民法

民法を制する者は、司法書士試験を制するという言葉もあり、1番大切な科目です。1番、取っつきやすい科目なのですが、非常に奥が深い科目です。過去問や条文は、もちろん大切なのですが、私は最終的に、テキストに書いていることは、表題や論点テーマを見れば、何が書いてあったか?思い出せるように、スラスラと自分が説明できるように、テキストを丸暗記していくような気持ち(実際は、もちろん丸暗記は不可能ですが…)で取り組みました。こういった訓練を中心にして、問題演習、条文をとり入れながら、何度も反復していきました。特に民法は、苦手や不得意という意識はありませんでした。繰り返 しになりますが、本当に侮れません。

会社法・商法

条文は、使いませんでした。素読もしていません。問われるのは、条文の内容がほとんどですが、あまりにひとつひとつが長すぎるので、苦痛だったからです。宇津木卓磨講師に条文を丁寧に読んだ方がよいか?相談もしましたが、条文を読まずに合格する人も少数ではなく、普通にゴロゴロといると言われ、私もそのようにしました。
ただ、とにかく比較を最重視しました。例えば、取締役会と監査役会などという比較の仕方です。会社法においては、特に受験生によっては条文の使い方は、分れると思いますが、私は全く読まなくても大丈夫と思った立場です。
民訴・民執・民保・供託・司書
とにかく徹底して、過去問を解きました。
宇津木講師からとにかく過去問。何をしたらいいか迷ったら、とにかく過去問。過去問の範疇を最後まで離れないようにと。午後の部のマイナー科目は、合格者でも、過去問以上のことは、やってこないし、そんな時間はないと口を酸っぱく、おっしゃっていたので、そのとおりに致しました。よって、自信を持って私も言えます。過去問さえ丁寧にやれば、十二分です。

不動産登記法

私が受験をはじめた頃は、過去問をやれば高得点をとれると言われていた時代ですが、近年の傾向では、過去問だけでは厳しいというのが、宇津木講師の見解でした。ここ3年くらいは、答練の問題をしっかりと取り入れて、きっちりと未出問題の対策を致しました。民法みたいな特別なことはやらず、過去問もあまりやりませんでした。とにかく過去の答練、模試を集めて、アドバンステキストを読み込むという方法をとりました。民法と違って、先例の事例をあれこれと、角度を変えて、出題されることはなく、先例の事例がそのままで出題されます。よって主要科目の中では、やればやるほど、成績に比例していく科目だと思います。

商業登記法

問題演習、そしてテキストの読み込みをしましたが、ひとつだけ特別なことをしました。登記申請をしたあと、登記記録にどのように記載されるのか?というような問題が数多く出題されているので、登記記録を眺めるような勉強をしました。しっかりと取り組んだわけではなく、合間、合間にです。アイテムは、法務省のホームページに掲載されている雛型を使いました。

不動産登記法(記述)

過去問は使いませんでした。答練、模試の問題をとにかく試験日まで繰り返しました。 本当にそれだけです。特別なことはしませんでした。なぜなら、択一ほど高得点は要求されておらず、6割弱の得点で十分だからです。ただ、申請件数の誤りによる枠ずれだけは、要注意していました。枠ずれは不合格を意味するからです。
複数の問題を何度も繰り返し訓練することで、事例の予測を立てる力が身につきます。問題を解きながら、この後どういう展開になるのか?を考えていると、時間短縮にもつながります。もうひとつ、私は「雛形を決してバカにしないこと」に気をつけていました。これは蛭町浩講師、山村拓也講師がいつもおっしゃっていた言葉です。雛形を覚えるために、時間を割いて練習するようなことは、しませんでしたが、何度も間違えた雛形は、ノートに書き写し、何度も見返しました。

商業登記法(記述)

勉強方法は、不動産登記法と同じです。とにかくひたすら答練、模試の問題に取組みました。過去問は最後まで解きませんでした。不動産登記法が枠ずれを意識していたのに対して、商業登記法は、役員変更を正確にできるかにかかっています。普段の問題演習でも、株式の該当箇所は検討せずに、役員変更の部分だけ検討することにも取り組んでいたほどです。

不安や疑問の解消とモチベーションアップ

私は、受験仲間と週1回程度のペースで勉強会を開催していました。その場で、記述式の問題演習を、みんなで一斉に行い、進行役を立てて、検討会をするという形です。他の受験生がどこまで、理解できていて、どこまで知識を入れているのか、どういう勉強を普段やっているのか、基準がわかるのが良い点です。同じ受験仲間同志で、教えあったり、他愛もない話をしたり、食事に行ったりしました。お互いに切磋琢磨して、頑張ってきた受験仲間の存在は、本当に心強かったです。仲間の頑張っている姿を見て、自分もまた頑張ろうという気持ちになることができました。でなければ、苦しく、我慢の連続だった受験に、7回もチャレンジできなかったと思います。

伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ

私は無料である電話カウセリングの制度を利用して、月1回のペースで宇津木講師と電話で話をさせて頂いておりました。
主に勉強方針の相談、受験への不安や愚痴など、多岐に渡りました。宇津木講師は、ほとんどは私自身の考えを尊重してくださり、講師ご自身の考えを押し付けるようなことは、あまりなさらず、時に自分の方向が間違っている時は、それを正してくださり、他の提案をしてくださりました。今思えば、実にくだらないこと、同じことを何度も電話で話をしていたなと思いますが、いつも宇津木講師は、冷静で真剣に、そして全力で受けてくれました。
宇津木講師の講義の特徴は、受験仲間が間違いそうなところや、勘違いやすいところをしっかりと時間をかけて、重点的に説明してくださり、テキストにプラスαしてパワーポイントを用意して、うまく整理をさせてくれるので、凄く頭に残りやすく、復習しやすかったです。
逆に、あまり出題されない論点や、簡単なところは、一言コメントするだけです。
勉強にあまり時間をとれない受験生でも、効率よく勉強ができるように、という思いからだと思います。とにかくメリハリが効いた講義内容です。
もうひとつの特徴として、テキストでの色別マーク指定です。①重要②暗記③比較の3つごとに、テキスト内でマーク指定をしてくれることで、テキストのどこをどのレベルで、読めば良いか、一目瞭然です。これは、復習時、直前期に宝物のように思えて、すごく手助けになりました。
受験期間が短い人でも、長い人でも、私は宇津木講師の講義を受講することを声を大にして、絶対的におススメいたします。
私の合格は、宇津木講師のおかげであります。本当にありがとうございました。

自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など

私は7回目の受験で、合格致しました。
択一基準点は、2回目から超えることができ、3回目以降はプラスアルファの得点20点以上はあり、答練や模試の成績も常に安定していました。客観的に考えて合格できる実力があるにもかかわらず、毎年一線を超えることができませんでした。理由は、今もはっきりわからず、合格した今年と今までも何か違いがあるというのは、特にありません。
当たり前のことですが、どんなに辛くても、悩んでも、合格するためには、受験を続けるしかない!と思います。私の場合、ずっと我慢をし続けてきたからこそ、合格することができたと思います。
合格発表当日、法務局まで行って、結果を見に行きましたが、発表時間の16:00は、ちょうど雨が土砂降りでした。そんな中、自分の受験番号を見つけ、両親に電話した際は、しばらく涙がとまりませんでした。両親をはじめ、友人や同僚の方々、講師の方々に、自分はいつも支えてこられたなと、この場を借りて感謝をしたいと思います。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

後進に向けて、「とにかく、最後まで諦めないこと!」それは受験生活においても、本試験当日においてもです。
この司法書士試験は、難関試験であるため、必ず合格できるとは、軽々しくは言えません。
しかし地道にしっかりと、努力を積み重ねれば、必ず択一問題で、基準点から20点台以上の上乗せ点を取れる試験だと思います。しかも20点台に達すれば、一気に合格に近づきます。
繰り返しになりますが、最後まで諦めない気持ちを持ち続けてください。
そうすれば、必ず合格への道が開いてきます。