仕事のモヤモヤは勉強で、勉強のモヤモヤは仕事で解消

T.Aさん(60代)

◆受験回数 4回
◆主な受講講座
中上級講座蛭町記述コース、記述式答案構成力養成答練、司法書士合格への「思考力」完成ゼミ
直前対策講座》直前パック、プレ模試、全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は社会人になって39年目に入っています。近年、“○○株式会社の私”ではなく、これからの人生“個人としての私”に感謝してもらえる仕事をぜひやりたいという気持ちが強くなり、知り合いに司法書士がいたこともあり司法書士を目指す決意をしました。

伊藤塾を活用した学習方法

ここでは受講した講座がどう役立ったかを書かせていただきます。
択一式対策は関講師の「司法書士合格への「思考力」完成ゼミ」、記述式対策は「蛭町記述コース」(Fコン・Dコン)と山村講師の「記述式答案構成力養成答練」(昨年と今年の2年間)を受講しました。
「司法書士合格への「思考力」完成ゼミ」は、自分の知識整理の仕方とは違う角度から質問が飛んでくることが多く、それに即座に答えなければならないためはじめは戸惑いましたが、次第に自分の知識が深まり再整理されていく実感を持つようになりました。結果として、単純記憶量は大幅に削減され、かなり幅広い知識を修得できました。特に民法の択一点数が5月以降急速に伸びたのは、その証左かと思います。
「蛭町記述コース」については、過去2回の本試験で基準点を超えることができなかったことから、基礎からやり直すつもりで受講したものです。特に不動産登記法の講義は、何故そのように申請書に記載するのかまで踏み込んだ解説があり、手続法のややこしさを乗り越えさせていただきました。本試験では基準点ギリギリのできでしたが、Fコンで基準点を守るというコンセプト通りの成果を出すことができたのではないかと思います。ちなみに本試験第1欄の登記順序は、注意事項を読むまでもなくFコン教科書にしっかり記載されており、直前1週間で本書を読み直したおかげでした。
「記述式答案構成力養成答練」は、毎回非常に負荷のかかる問題で構成されています。今年のように時間がなくなった状況でどうやってミスなく答案を作成していくかという力は、昨年に比べかなりレベルアップしたと思います。

不安や疑問の解消とモチベーションアップ

私の場合、受験勉強中の集中力を持続させる時間管理と健康管理が最も苦労したことです。それを乗り越えることができたのは、司法書士になりたいという思いの強さではなかったかと思います。受験を開始した当初は漠然としたものでしたが、合格した今年はその思いが相当に強くなったことでモチベーションが格段に上がっていきました。合格が最終目的ではなく、その先にある自分のやりたいことを強くイメージできたことが大きかったと思います。
また健康管理という点では、脳疲労が最大の敵と考えていたことから、夜10時半には勉強終了し翌日にはベストの状態で勤務と勉強ができるよう留意しました。

伊藤塾の各講師についての感想・各講師へのメッセージ

蛭町浩講師、山村拓也講師、関信敏講師

まずは不合格だった年の本試験の答案(記述式開示答案を含む)をできる限り詳細に分析することにより、自分の弱点を補強してくれる講座は何かをよく考えることが不可欠です。人によって弱点は様々であり、受講すべき講座が異なってくるからです。
私の場合は前述した各講師の講座内容が、想定していた以上に私の弱点補強にぴったりのものでした。おそらくこれらの講座を受講していなければ合格はなかったと確信しています。知識の深まりという意味では関講師のゼミは効果抜群であり、昨年不合格になったおかげでこの講座に出会ってよかったとさえ思っているほどです。ありがとうございました。

宇津木卓磨講師

講座は受講しませんでしたが、本試験前のメッセージ「試験中は先を見るのではなく、目の前の問題を淡々とこなしていく気持ちをキープせよ」が常に念頭にありました。本試験という厳しい状況の中で、何とか平常心を保てたことは大きかったです。ありがとうございました。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

合格報告会で書いた私の思いは、「やったぜ!シニアでもできる。ちょっときつかったけど!」“やったぜ”の気持ちがあまりに強く“ちょっと”きつかったという表現になりましたが、この試験は私がこれまでの人生で経験した中で最も困難できついものでした。
私は働きながらの受験でしたが隙間時間をいかに捻出するかが大きなポイントです。通勤時間、出張の移動時間、昼休みの活用など最初はきついかもしれませんが、一旦自分の時間の使い方を確立すると意外に苦ではなくなります。特にシニアの方は、若い方に比べ集中力維持が難しい年齢かと思いますが、細切れ時間を活用する方が“集中力を維持できる総時間”を確実に増やすことができます。
また働きながらの受験は“仕事のモヤモヤは勉強で、勉強のモヤモヤは仕事で解消できる”のも利点かと思います(ひとつのことにのめり込むと先が見えなくなってしまうのが私の弱点でしたから)。
皆様の合格を心よりお祈りしています。