訴訟では人間関係を回復することはできない
だから私は司法書士として紛争を未然に防ぐ!

T.Mさん(30代)

◆受験回数 5回
◆主な受講講座
入門講座入門講座本科生(山村クラス
中上級講座》択一合格エッセンス講座、速解記述式パターン60、
       記述式答案構成力養成答練、択一実戦力養成答練
直前対策講座》全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は、過去に経験したトラブルから一度紛争が生じてしまうと、訴訟によって法的に解決はできても、人間関係の回復にはならず、紛争の本質的解決にはつながらないと知りました。そこで、紛争を未然に防ぐ、予防法務に興味を持ち司法書士を目指しました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①1年目

 山村拓也講師の「入門講座」をライブクラスで受講しました。ライブ講義を選択した理由は、いつでも講義を受けられる環境だと、さぼってしまって、講義がたまって結局やらなくなる危険があったからです。会社は原則週6勤務のため、一年目は講義とその復習、ドリル演習で手一杯でほとんど過去問演習はできませんでした。それでも、山村講師の言うとおり、テキスト読み込みと問題演習の繰り返しで午前は基準点に到達しました。

②2年目~4年目

 2年目は勉強時間確保のため独学で勉強しましたが、成績はあまり伸びませんでした。
独学に限界を感じ3年目からは、北谷馨講師の「択一合格エッセンス講座」を受講しました。年内はエッセンス、年明け後は答練と入門テキスト読み込み及び過去問演習を繰り返しました。

③5年目(合格した年)

 5年目は、環境変化等の事情により、まともに勉強再開ができたのは2月頃でした。勉強内容は、入門テキスト読み込み、答練及び過去問演習の繰り返しのみです。直前期(4月~)は、入門テキスト読み込み7周、択一過去問演習4周、記述式は毎日不登法・商登法それぞれ1題行いました。そしてこの年、運よく合格を果たすことができました。

④5年間の試験勉強を通じて

 私の勉強方法は基本的には、最初の講義で山村講師から教わった「テキスト読み込みと過去問演習の絞り込みと繰り返し」です。5年間を通じて入門テキストの読み込みは40~50周はしていると思います。また、講義で山村講師が話していた「アレ? これと似ている知識どこかにあったな、と思ったら戻る」「就寝直前、起床直後記憶の時間を作る」等の効果の高い学習をとりいれていました。勉強時間確保のため、電車の中、仕事休憩中のトラックの中・フォークリフトの上、信号待ちしている時、その他あらゆるこまぎれ時間を勉強にあてました。この試験では特別な人間の特別な勉強方法はいりません。大切なのは「人が嫌がることをコツコツできるか」だと思います。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

山村拓也講師
 入門講座を受講していた時は、毎回仕事でヘトヘトになった体で授業開始ギリギリに教室に駆け込み、授業後もギリギリまで残って質問していました。そんな生活を続けても辛いと思わなかったのは、山村講師の下で学んだ日々が人生で最も充実し、楽しかったからです。
 何年も不合格が続き、職場の人からは「どうせ無理だからさっさと諦めろ」と、同期の人からは「無理に続けなくてもいいじゃないか」と言われてきました。しかし、どんなに苦しい状況であろうとも山村講師だけは「絶対合格できるから諦めるな」と言い続けてくれました。たった一人でも信じてくれる人がいることがとても嬉しかった。山村講師の魂のこもった言葉には受験中何度も何度も救われました。
北谷馨講師
 質問に対して、私が理解するまで、あらゆる角度で何度でも説明してくださいました。「択一合格エッセンス講座」のテキストは、枝葉を切り捨て幹となる本質を捉えた文章で書かれていることから、独学より時間短縮が可能となりメリハリのついた学習ができました。講義は「知識が試験でどう問われるか」を意識したものでしたので、ただのインプットではなく、試験で使える知識を身につけることができました。
 勉強方法についても、受講生の状況に応じ的確にアドバイスしてくださり、結果として、択一式は常に60問程度とれるようになりました。
 「択一合格エッセンス講座」は中級から上級への架け橋として、また、時間のない社会人受講生にピッタリでした。

最後に

 去年は1.5点足らずに不合格となりました。合格ラインに到達してからが苦しい試験です。受け続けることは大変だけど、受け続けたからこそ合格できたと思います。