何度も何度も挫けそうになった。本当に辛くてしんどかった。
支えてくれた家族、友人、伊藤塾の講師・スタッフに本当に感謝です

R.Kさん(30代)

◆受験回数 4回
◆主な受講講座
入門講座入門講座本科生(福満クラス
中上級講座》中上級コース、択一実戦力養成答練、
       記述式答案構成力養成答練
直前対策講座》全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は大学在学中に宅建士の資格を取得し、その後に一般企業の就職活動と並行して司法書士試験の勉強をしていました。しかし、「勉強はいつでも思い立った時にできるだろうから」と、就職活動を優先して企業から内定を貰ったのと同時に司法書士試験の勉強はやめてしまいました。就職して10年程経った頃、「今の働き方で良いのだろうか?」と疑問を抱くようになり、将来について考えるようになりました。その時にこれまでの人生を振りかえってみて、司法書士試験の勉強をしていたことを思い出しました。司法書士は定年もなく一生涯の仕事として働くことができ、信託等の業務の幅も広がっていることから、働き方次第で如何様にも自分の理想とする働き方ができることに魅力を感じ、もう一度チャレンジしてみようと思い勉強をはじめました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①入門段階の学習法について

 「入門講座」は福満クラスを受講しました。入門講座の講義は毎回遅れることなく受講し、講義を聴いた後に学習した箇所の基礎ドリルを解いて確認するようにしていました。「入門講座」には「記述式演習」もセットになっていたので、「記述式演習」を受ける際には、それまでに学んだ講義の内容を復習し、ひな型を覚えて演習を受けるようにしていました。講義が進むにつれ、学習した科目の復習と新しく学ぶ科目のインプットを並行して勉強するのが大変でしたが、毎日少しずつこれまでに学習した科目の復習をしてから、新しく学ぶ科目の学習をするようにしていました。どうしても理解ができないところは、福満賢一講師に直接質問をして教えていただき、そのままにすることなくその場で解決するようにしていました。講義では、テキストの大事なところにマーカーを引き、説明を書き込みするように指示されていたので、復習をする時にどこが大事なのかが一目瞭然だったので効率よく復習することができました。

②中上級段階の学習法について

〈年内 7月~12月〉
 「中上級コース」を受講しました。中上級のインプット講座では、短期間で重要論点を総復習することを心がけていました。記述式対策の講座では基礎を徹底して学習するようにしていました。
〈年明け 1月~3月〉
 「択一実戦力養成答練」と「記述式答案構成力養成答練」を受講し、アウトプット中心の学習をしていました。「択一実戦力養成答練」では、毎回合格推定点を取ることを目標にして取り組んでいました。講師が問題を解く順番や解法をイチから丁寧に教えてくださったので、本試験でも教わったとおりに問題を解きました。また、講義の中でやる気を出すために色々なお話しをしてくださったので、答練の結果が芳しくなかった時でもモチベーションを下げることなく学習を続けることができました。
 「記述式答案構成力養成答練」では、時間が足りなかったり全く見当違いの解答をしたりして、毎回完答することはできませんでした。でもこの講座では「山村拓也講師から記述式問題の解き方を学ぶために受講しているんだ」という意識を持つことで、間違えても挫折することなく受講することができました。山村講師の解説を聞くことで記述式問題の解法を身につけることができ、次第に記述式問題への抵抗がなくなっていきました。問題の事案が非常によく作り込まれていて、問題には本試験で戦うための要素が全て詰め込まれていたので、本講座の問題を何度も解いて記述式の対策をしていました。

③直前期の勉強方法や試験当日について

 直前期には、「入門講座」のテキストを全科目通読し、直前期こそAランクの内容の学習が必要だと思い基礎ドリルを全科目解きました。また記述式対策には「速解記述式パターン60」と「記述式答案構成力養成答練」の問題を何度も繰り返し解くようにしていました。
 本試験の直前期には、伊藤塾の動画サイトで各講師からの応援メッセージ付きで科目ごとのポイント講義が公開されていたので、それを全回視聴し総復習に役立てました。
また、試験の直前に伊藤塾の気合い入れ講座に参加したことで「これだけやったんだから 今年は絶対に合格できる」という自信を持って本試験に臨むことができました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

福満賢一講師
 初学者にもわかりやすいように難しい法律用語を平易な言葉に言い換えて教えてくださいます。また、「一言で言えばどういうことですか?」といったように、講義中に自分で考えるようにして教えてくださったので、学んだ内容がとても記憶に残りやすかったです。どんなに小さな疑問にも親切に対応してくださり、いつも励ましの言葉をかけてくださったので、福満講師のおかげで長い受験生活を乗り越えることができました。
坂本龍治講師
 毎回講義の中で励ましのメッセージをいただき、モチベーションを維持することができました。
髙橋智宏講師
 “そもそも思考法”を教わったことで、未出の問題が出題された際に、自分が持っている知識から正解を導き出す思考力を身につけることができました。
山村拓也講師
 「記述式答案構成力養成答練」のおかげで記述式問題への苦手意識がなくなりました。
高城真之介講師
 択一式問題を解く際の戦術を学ぶことで飛躍的に択一式の得点を伸ばすことができました。

最後に

 どんなに辛くてしんどい時でも、家族や友人・伊藤塾の講師やスタッフの方々、福満クラスの仲間に支えられて勉強を続けることができました。受験生活を応援してくださった全ての方に感謝しています。司法書士試験は科目数も多く、覚えることが膨大で本当に難しい試験です。でも諦めずに努力を続ければ必ず合格できる試験だと思います。皆様の合格を心から応援しています。