伊藤塾のCBT学習ガイド
伊藤塾のCBT学習ガイド
2026年の司法試験から、短答式試験・論文式試験ともに、CBT試験になります。
司法試験委員会(法務省)が用意したパソコンを使用して受験することになります。
 
従来の手書きと、パソコンで作成とでは、答案作成のポイントが大きく変わってきます。
そこで、皆様に効率よくCBTに慣れていただき合格を勝ち取っていただくため、法務省から公開されたCBT試験体験版システムの情報を踏まえながら、学習のポイントをご案内いたします。
 
(ご参照:法務省ウェブサイト) 司法試験等CBTシステム(体験版)
 
\伊藤真塾長×伊関祐講師が体験版システムを徹底レビュー!/

【1】タイピングを使った答案作成の訓練が必須!

 
タイピングのスピードを上げる!
  速い人ほど、答案構成に時間をかけることができます。
本試験のパソコンは予測文字変換機能がない
  一言一句丁寧に文字を打つ練習も必須です。
 

その他、機能に関するポイント

 

マーカーの色は5種類のみ
  普段から使う色を、5色以内にしておくとよいでしょう。
●普段、下線や波線を使っている場合
  下線や波線をひく機能はない(フリーハンドのペン機能や5色のマーカーはあります)ので、普段からのやり方を検討しておいてもよいでしょう。
●問題文もWeb上に掲載される
  画面上で問題をみることに慣れておいたほうがよいでしょう。
●パソコンはノートパソコンでモニターサイズは16インチ(対角線の長さ40.6cm)以上
  可能な限り同じ大きさのモニターとキーボード配列で練習しておくとよいでしょう。

【2】答案構成力のレベルアップが必要

 
手書きより、より多くの論点を答案の中に詰め込むことができるようになる半面、ポイントはよくわからなくなる可能性がある
  わかりやすい答案構成に力をいれることが重要です。
 

その他、機能に関するポイント

 
●答案構成用紙(上部)に図は書けるが、やはり手書きのようにスムーズには書きにくい
  なるべく簡単に、できれば頭の中で整理できるように練習するとよいでしょう。また、なるべく本試験に似た環境で練習を積むとよいでしょう。
●問題文画面にはあまり余白がない
  問題文にメモを書いて答案を作成している人は、テキスト入力ツールや答案構成欄(下部)のテキスト入力欄をうまく活用するか、または答案記入欄に直接書き込みながら文章を加筆修正していく、などご自身の答案の作成方法を検討するとよいでしょう。

【3】CBT対応答練で時間配分の検討が大切

 
手書きよりも答案構成に時間をかけられるようになるが、タイピングの速度等個人差もある
  答練などで実際に演習を積んで、自身のペースをつかむことが大切です。

【4】短答式試験もWeb上での練習必須!

 
本試験では解答の選択肢部分に書き込みができない
  問題文のほうで、テキストメモ機能やマーカー機能を使うなどして解答を検討していくことになります。紙媒体ではなくWeb上での演習を積んでおくとよいでしょう。

上記のポイントをふまえ

イチ早い対策のスタートをおすすめします!

 

まずはタイピングでの答案作成の訓練を!


現在伊藤塾がご案内していますCBT対応対策講座では、問題をWeb上でご覧いただきながら、Wordファイル等で作成した答案データを、システム画面に貼り付けて提出いただきます。
提出した答案は、デジタル添削でスムーズ返却いたします。
《Web上で問題文をみる訓練》
《答案をタイピングで作成する訓練》

 
短答式演習には『伊藤塾生学習支援システム』がおすすめ。
伊藤塾塾生の方は、こちらをフル活用いただき、Web上での解答検討に慣れておいてください。
《Web上で問題を解く訓練》

2025年8月頃

法務省CBT試験システムを受けてリニューアル!

 

8月以降は、およそ本試験にそった「CBT演習システム」をリリース予定です!


Web上の同一画面で問題文・法文の閲覧、答案の作成を行う練習が可能となります。答案構成用紙やマーカーなども使用できる予定です。
 
なお、短答式演習については、TKC短答式全国確認実力テスト、TKC全国統一模試でWeb上でのシミュレーションが可能となります。

伊藤塾のCBT完全対応対策講座で万全の対策をしてください。
 

これで万全!合格に必須のスタンダードパック
『司法試験 CBT答練パック』

・今すぐ 過去問対策(タイピングで答案作成の練習を積む)
・秋から 初見論文答練で本格的に実践力を身につける(リニューアル後のCBT演習システムも活用)
・秋以降 短答演習(TKC全国実力確認テストで定期的に実力確認)
・直前期 TKC全国統一模試(短答・論文ともに最終シミュレーション)
 

■まずは過去問の対策をしたい方へ
『司法試験 CBT論文過去問答練』

過去問を素材に、タイピングによる答案作成の練習を重ね、自身のペースをつかむ!
「司法試験 論文過去問マスター」を解説講義として活用すると相乗効果あり!
上記「司法試験 CBT答練パック」にも含まれる講座です。
 

 
 

■受験生定番オリジナル論文答練でポイントを押さえた対策をしたい方へ
『CBTペースメーカー論文答練 リバイバル版』

膨大な再現答案を検討し続けている岡崎敬講師が書きおろした『講師作成論述例』は必見!
合格ラインを見据えて、現場で実際に書ける現実的な答案を体感できる!
リバイバル版は特別価格でご提供!
 

 

伊藤塾はCBT試験初年度受験の皆様を応援しています。

2025/4/28
伊藤塾 司法試験科