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公務員試験

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総合論文はその場で考えて書くことは困難。事前の準備が大切

F.Dさん
一橋大学 法学部 3年
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
最終合格:国家総合職 教養区分試験

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

大学入学後、公のために働くという公務員の仕事に対する姿勢に魅力を感じたため。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

試験の合格実績だけでなく、採用実績に重きを置いていたことが、自分として納得感を持ったため。ボリュームは多かったものの、講義を受けるスケジュール感について定期的にご指導いただけたため、勉強を継続できた。

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

基本的に毎回のゼミに出席し、答案を書く作業を定期的に行うとともに、知識のインプットやそのための資料を提示していただいた。また、ニュースの見方が分かる講義という時事問題について要点をまとめた講義が定期的に配信されていたため、そちらも視聴した。そのうえで、講義の中でも推奨されていた気がするが、新聞を読むようになった。基本的には以上の3点を行っていたが、ゼミに出席し、論文の素材を事前に知ることが重要な対策であったと考える。なぜならば、時事問題ならともかく、そうではない分野の論文の書き方は自分で考えて書くことは難しいと感じたためである。時事については、おそらく優秀な方であれば自力で情報を集め、試験でアウトプットできる方もいるであろうし、実際そうした方は一定数存在する。しかし、そうではない分野、具体的には今年の1問目の行政学に関連した問題などは、事前にある程度の書くべき内容や書き方について知っておかなければ、その場で考えて書くことは困難であると感じた。

 

 

基礎能力試験(知能分野)

今回私が教養区分の特に1次試験を突破できたことは奇跡に近い。なぜなら、知能分野の点数が悪かったためである。その反省点について以降は主に述べる。まず読解の分野であるが、問題演習の量が圧倒的に足りなかった。私が『新スーパー過去問ゼミ』の問題を解きだしたのは試験本番の1~2週間前のことである。はっきり言って常軌を逸している。本や新聞を普段から読みなれているし、英語も読めるから問題ないと考えることは愚策である。問題を解くという頭で文章を読むためのトレーニングが必要だと感じた。次に数的処理である。これに関しては、基礎固めをしすぎたという反省がある。私は数的処理に苦手意識を持っており、実際苦手であった。そのため、とにかく基礎固めをしようとし、基礎的な問題集については4周した。しかし、時はすでに試験1か月前。いざ本番レベルの問題を解くと全く分からない。これは私の応用力が欠けていることも意味するが、基礎的な問題集と本番レベルの問題にはある程度の乖離があることは認識すべきと感じた。

 

 

基礎能力試験(知識分野)

問題の分野ごとに分けて述べる。第1に時事問題である。これは日ごろの情報収集をするだけである。この対策にはニュースの見方が分かる講義や、時事の講義、新聞やNHKニュース防災アプリが非常に役に立った。第2に数学である。これは数的処理とは違い、ある程度出題の傾向やパターンがあるように思われるため、数学に苦手意識を持っている人でも取り組みやすいのではないだろうか。問題集を繰り返すしかない。第3に理科の問題である。これは物理、化学、生物、地学の4つの分野があるわけだが、選択と集中が重要である。私は生物基礎、地学基礎を大学受験時に選択していたため、その2つに絞ったわけだが、3つというのは得意な人でないと難しいと感じた。第4に社会である。これは大学受験時の問題と大して難易度的に差がないものであるので、余力があれば全問正解を狙えるのではないだろうか(思想については勉強しないときついかもしれない)。最後にそのほかの問題については、適宜講師からのアドバイスを受けながら講義を受けることが対策になると考える。

 

 

企画提案試験

初見で参考資料(白書など)を読んだ時の感想としては「へーそうなのか。勉強になるな。」程度のものであった。要は、それをもとに問題を想定し、それに対する自分なりの施策を考えるといったことについて自力で考えるなど不可能に思われたのである。まずは、この試験がどのようなものであるかについて解説した講義を見てイメージをつかんだ。そして、11月初めごろに配信された対策講義はとても参考になった。白書の中での何が要点なのか、どういった出題が予想されるのかなど、自力で考えるための方向性を示してくださる内容で、あるとないとではかなり違うように思う。また、一度模擬で企画提案を講師の先生と行ったのだが、様々なアドバイスを頂けて、練り直すにあたっての参考になった。実際に私自身がどれほどの評価を得られたのか執筆時点では判明していないためたいそうなことは書けないが、合格したということは及第点を得られているのであろうから、講義や模擬の機会を生かすことはマイナスにはならないと考える。

 

 

政策課題討議試験

この試験はいかに練習を積むかが重要であったと思う。まず、レジュメが書き終わらない。A4の紙1枚を20分で埋めることは想像以上に時間が足りず、ましてや問題文と添付資料を読むとなるとかなり急がなければならなかった。これを時間内で作り上げるためには、回数を重ねることが一番の近道であったと思う。次に、討議そのものにおいての自分の悪い癖を発見し、改善することである。私の場合は、発言回数がそもそも少ないという課題があった。これは1度目の練習で発見したとしても、その後練習を重ねなければ本番でも同じことを繰り返すだけである。伊藤塾は練習の機会を1度は提供してくれるものの、可能であればそれ以外の機会を見つけて練習することが重要であると考える。それにより、課題の把握及び改善という必要な工程を踏むことができる可能性が高まると感じた。末筆だが、コミュニケーションが苦手と感じている人であっても、筆者のように何とかなるということはお伝えしたい。

 

 

人事院面接

この試験に関しても、模擬面接が重要であると感じた。まず面接カードを書き、伊藤塾に添削を依頼するわけであるが、添削の方が下す評価と、面接する人が感じる印象は異なるということは最初に述べたい。要は、添削で「問題なし」と言われたとしても、それをもって安心するべきではないということである。なぜなら、面接する人にとっては、カードの内容がまっとうであることは前提条件にすぎず、それをもとに質問する内容をこそ評価の対象とするためである。そのため、こちらもできれば複数回模擬を受けるべきである。実際に、私も2回目の模擬面接の際に、面接官役の職員の方に指摘していただいたことをもとに、試験1週間前に内容を大きく変更した部分があった。また、複数回模擬を受けたうえで本番に臨んだところ、人にもよると思うが本番の面接官の方が最も話しやすく、ウケてくださった印象があり、話しやすかった。そのため、様々な面接官役の方と話す経験をするのも役立つと考える。

 

 

加点対象の英語試験

TOEIC 25点相当

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

大学に関しては、1~2年生のうちに単位を多くとっておいてよかったと感じる。これをしたことで3年生になってからかなり楽になった(2年生受験が可能になった事で参考にならなくなる可能性もあるが)。課外活動に関しては、もう少し真面目にいろいろやればよかったと思う。がんばって友達を作って何かしたほうが、面倒に感じても結局はのちのち役に立つと思う(自戒の念を込めて)

 

最後に

 

まだ試験に受かったに過ぎない身ゆえあまり大きなことは言えません。皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げております。

 



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※2023年度合格時点のものです。