評判通り法律科目に強く、得意科目になった憲法が確実な得点源に
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E.Nさん |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
高校2~3年生の時に、進学先やその後の進路について考えていた際に、少子高齢化や男女格差など、国にしか根本的な解決はできない大きな課題が沢山あり、このような課題によって若者の将来の選択肢が狭まる世の中ではいけないと思ったため。どうせなら上記のような課題に直接アプローチして解決できるような職業に就きたいと思い、国家公務員を目指し始めた。
伊藤塾のここが良かった!
法学部のため、周りの友達に伊藤塾の司法試験講座で学んでいる人が多く、身近に感じていたから。
評判通り法律科目に強いと感じており、特に憲法が得意科目になり確実な得点源となった。
私がとった勉強法
総合論文試験
2年生の頃からゼミに参加し、インターン等によりリアルタイムで参加できない時はなるべくすぐに録画を見るようにして、ペースを作っていた。最初の方は特に、勉強も進んでおらず書き方もよくわからなかったため、そんな中で時間を計って答案を作成するのは憂鬱だったが、その「難しくても書いてみる」というトレーニングが合格に繋がったと感じている。ゼミのたびに次回までにその復習をすべきだと分かってはいたものの、なかなか時間が取れず、結局直前期にかなりの時間を費やして総復習することになってしまった。ただ、結果、最新の情報をインプットできたし、直前に総復習したことで記憶の鮮明な状態で本番に臨むことができたので、そんなに悪くなかったのではないかと思っている。
また、ゼミの解説講義で、読むべき資料やその中でも特に重要な点をたくさん紹介してくださったため、資料の探し方が身につき、企画提案試験で政策を考える際にも役立ったと感じている。
基礎能力試験(知能分野)
数的処理と文章理解の講義を全て視聴した。数的処理は2年夏〜3年春にかけて、文章理解は3年の夏休みに視聴していたと思う。かなり悠長に構えており、当然本番の点数は振るわなかったのであんまり参考にならないと思う…。数的処理も文章理解も「これ完」1周すら終わらず、試験2週間前くらいになって焦って過去問を通しで解き始めた。もちろん全く解けないので、教養区分はほぼ諦めて春試験までにどうにかしようと考えており、そんな状況だったので一次試験の合格が分かった時は何かの間違いかと思った。後輩に何かアドバイスをするなら、講義を聞いただけで分かった気になって満足せず、早いうちから「これ完」を何周も何周も解くべき、といったところだろうか。このように至極当たり前のことしか思い浮かばない。強いて言えば、英語が昔から苦手科目だったので、大学受験レベルの単語力を維持するためにターゲット1900を持ち歩いて電車などで確認していたのが少し役立ったのかもしれない。
基礎能力試験(知識分野)
社会科学は、政治学や国際関係、憲法といった伊藤塾の講義を利用してかなり熱心に勉強したのが役に立ち、本番では満点を取ることができた。時事は、日頃から新聞を読んでいたほか、月1時事の講義やニュースの見方がわかる講義を見ることでペースを作り、新聞を読むだけでは理解しきれなかった部分を補強していた。
自然科学は文系にはコスパが悪いと考えたので何も対策せず、高校までの知識で解けるところだけ解こうというスタンスだった。
人文科学は、付属高出身で大学受験をしておらず、どの科目もきちんと学んだことがない私が一番苦労した分野である。講義を一通り視聴し「これ完」を解いてみたものの、全く訳がわからないので、市販の大学受験用の用語集や、公務員試験向けの易しい解説本を購入して、流れと最重要単語だけ必死に頭に入れた。その結果、本番では満点を取ることができたので、私と同じように大学受験の経験がないことをハンデに感じている人も諦めずに頑張ってほしい。
企画提案試験
参考資料が発表されてから解説講義が出るまでは、移動時間等を利用してひたすら資料を読み込んでいた。解説講義を視聴してぼんやり方向性を決め、模擬に向けて提案する施策を詰めていった。法律区分対策との両立が難しく、細かいところが詰めきれないまま模擬を迎えてしまった。さらに、模擬までにプレゼンテーションの練習を1回もすることができず、模擬では時間内に発表が終わらなかった。かなり厳しい評価をもらい、さすがに危機感があったので、直前1週間は企画提案試験の対策に多くの時間を割いた。いただいたアドバイスをもとに企画の細部を詰めていき、想定問答集を作成した。5分以内に発表を終わらせる練習もたくさんした。本番は、想定通りの質問と予想外の質問が半々くらいだったが、かなり細部まで詰めていったおかげで、どの質問にも落ち着いて回答できた。時間がなく2つの施策しか用意できていないまま本番に臨んだが、3~4個用意しておいた方が安心だったと感じた。今回は本番の問題文に「リテラシー」の指定があり、たまたま用意していた施策でカバーできたので良かったが、違うものが指定されていたら手持ちのカード2枚では危なかったと感じた。
政策課題討議試験
伊藤塾の模擬を中心に対策した。一次試験の合格が分かってからすぐに模擬を申し込み、かなり早い段階で模擬を受けることができたため、その反省を本番に活かすことができた。模擬自体は、他の受講生がとても優秀だったこともあり、順調に進んで良い評価をいただけたので、自信に繋がった。一方、20分という短い時間内に十分な分量のレジュメを書ききれないという課題が見つかったため、本番前に過去問を使ってひたすら時間内にレジュメを完成させる練習をしていた。その結果、本番では模擬の時よりも内容の充実したレジュメを作ることができたが、他の受験生のものと比較するとそれでも分量が少なく、完全には克服しきれなかった。
また、模擬で同じグループだった人と本番でも同じグループになり、全てが不安な中で知っている人が同じグループにいるという安心感は非常に大きかったため、偶然ではあるが、それも伊藤塾で学んでいたからこそ得られたものだと感じている。
人事院面接
一次試験の合格がわかってから面接カード作成に取り組んだと思う。もっと早く書くように言われていたが、なかなかその気になれず、後回しにしてしまっていた。だが、添削を迅速にしてくださったこともあり、それでもかなり早い段階で面接カードが出来上がった。その後、模擬面接を受け、質疑の内容と面接での振る舞いの両面からアドバイスをいただいた。直前期には、模擬面接での講評を受けて面接カードを手直ししたり、想定問答集を作成したりした。かっちりとした文章で作成すると本番で丸暗記したものを暗唱する形になってしまうと思ったため、言いたいことを箇条書きで作成し、骨格の部分だけ覚えて移動中などの時間を利用して頭の中で喋るイメージトレーニングを重ねた。当日は、想定問答集よりも、入室から退室までの動きや立ち居振る舞いを重点的に確認していた。本番では、事前に用意していたものから大きく外れた質問はされなかったため、終始落ち着いて答えることができた。
加点対象の英語試験
TOEICのスコアを提出した。が、スコアが5年間有効であり、私は高校時代から国家総合職を目指していたため、高校3年生の時に取っておいたものを提出した。そのため、大学に入ってから特段何か対策をしたわけではない。スコア取得当時のこともあまり覚えていないが、市販の問題集を購入し、25点加点の最低ラインである730点を目標に2ヶ月ほど勉強していたと思う。
普段の生活と試験対策の両立について
サークル活動とアルバイトは、試験勉強との両立が難しく、大学3年生になってからかなり活動頻度を減らした(どちらも週3→週0~1)。
インターンシップは、各省庁が夏に行っていたものに参加したほか、議員事務所の秘書インターンを3ヶ月ほど行っていた。採用イベント以外で業務として志望官庁の職員の方と関われるため、リアルな一面を見ることができ、「自分もこの省庁で総合職として働きたい」という思いが強くなった。政治や行政について内側から知ることができるのも、公務員試験に非常に役立った。
民間企業の就職活動について
時間がなく公務員試験の勉強のみ行っていたが、教養区分に合格してから、やはり官庁訪問前に内定があると安心だと思い、最近になって民間企業の就活を始めた。防衛省が第一志望であることもあり、防衛産業に興味があるため、重工メーカーを中心にイベントに参加している。
最後に
これから5ヶ月ほど官庁訪問対策に集中できると思うと、教養区分合格者は、春試験受験者よりも圧倒的に有利な条件で就活を進められると感じている。
この状況に慢心せず、大学の勉強や民間就活とも上手く両立しながら、内定に向かって頑張っていきたい。