ゼミの予習・復習を徹底して行い政策課題へのアプローチや解決策の視野を拡げた
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T.Mさん |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
高校時代に国家公務員が学校まで講演に来たことがあるが、そのお話に魅了されたのが公務員を目指したきっかけ。文理問わず幅広いことに関心を持ち続ける、教養が深い公務員になりたい。
伊藤塾のここが良かった!
公務員に内定をもらっていた身近な先輩が軒並み伊藤塾生だったので、実績を間近で感じられたから。
過去問が整理された形で配付されたことと教養区分ゼミが非常に助けとなった。
私がとった勉強法
総合論文試験
教養区分ゼミにおいて、私は継続的かつ熱心な予習・復習を徹底的に行いました。予習段階では、設定された問題を注意深く読み解き、解答のための文章構成を練り上げ、実際に自分の言葉で答えを導き出しました。しかしながら、与えられた時間制限が厳しい中、推奨された80分の制限内で完璧な答えを導き出すことは難しく、最後まで書ききれないことがしばしばありました。ただ、無料添削の提出回を除いては、無理に時間を延長せず、途中で解答は打ち切りました。
復習においては、解説講義で示されたフレームワークや白書などの資料を熟読し、これを元にしてパソコンを用いて、自分なりの答案を再構築しました。その際には自主ゼミを用いて、他の受講生のアプローチや意見を積極的に取り入れ、より深い理解を目指しました。単なる再読にとどまらない復習を通じて、新たな示唆を得る努力を怠らず、探求の姿勢を大切にしました。この一連のプロセスを通じて、政策課題へのアプローチや解決策の視野を拡げていくことができました。
基礎能力試験(知能分野)
文章読解(国語・英語)に関しては、大学受験時の経験や通常の大学での学習により、特別な対策は行いませんでした。問題形式に慣れるためには、伊藤塾から提供された問題集にある問題に1ヶ月前から毎日触れるようにしました。ただし、2~3ヶ月前に一度、実際に問題を解けるかどうかを確認し、解けると判断した上でこの戦略を取りました。早い段階で問題を事前に解くことで、自分の実力を確認しておくことが重要だと感じました。
数的処理については、まず講義テキストの問題が全て解けるようになるまで、一度解けた問題には印をつけて回しました。講義も受けましたが、解説の読み上げ以上の効果は感じられなかったため、音声ベースで勉強したい人以外は必ずしも必要ではないと考えます。2ヶ月前からは、時間を計りながら(80分間)過去問に取り組むようにし、毎回その年度の反省点や時間配分の戦略について気になった点を書き留めました。これにより、段々と飛ばすべき問題が見えてきました。また、この際のシートは次回の過去問演習や本番の試験でも参照しました。本番の環境では予想外の状況が生じ、練習通りにはいかなかったものの、事前にその覚悟を持てば、余裕を持った気持ちで受験に臨むことができるかもしれません。
基礎能力試験(知識分野)
問題演習には「これ完」と伊藤塾からもらった市販の自然科学の問題集のみ用いました。社会科学について、政治学、国際関係、行政学、財政学、社会政策、憲法の順で講義を受け、「これ完」を回しました。間違えるたびにテキストの該当箇所を必ず参照するようにしました。対策が功を奏し本番は社会科学で満点を取りました。4月ごろからきちんと対策すれば満点も十分狙えると思います。
人文科学は講義を受けませんでした。テキストを見るだけの方が、効率が高いと考えたからです。大学受験で用いた世界史と地理はテキストも読まずまず「これ完」を解いてみました。結果、ほぼ問題なくできていたので、間違えた問題を完璧にしておく程度の対策しか行いませんでした。思想は自分が興味を持って哲学を勉強していたというのもあり、かなり楽しんで対策しました。日本史は当初は捨てようかと思いましたが、若干時間に余裕ができたので結局対策しました。あまり深く問われることはなく、また、選択肢にはいくつも誤りが含まれがちなので時間があるならぜひ対策すべきだと思います。やり方については、思想も日本史も、まずは「テキストをキリの良いところまで区切りながら読む→該当範囲の問題演習」という流れで対策しました。芸術は捨てました。対策が功を奏し本番は人文科学でも満点を取りました。芸術の問題に正解したのはたまたま知っていることだったので運が良かっただけですが、他の分野では満点が狙えると思います。
自然科学は受験で使った生物・地学を中心に対策しました。講義を受けて「これ完」と問題集を解きました。一部高校で習わない範囲もありましたが、そこもけっこう聞かれるのでやりました。直前2週間で謎に焦って物理・化学にも手を出しましたが、これは全く必要なかったと思います。結局本番では付け焼き刃で勉強した物理・化学の問題は一問も正解できませんでした。
企画提案試験
伊藤塾の講座を受講し、提供された資料を綿密に読み込んで、自ら政策を3つ練り上げました。伊藤塾の模擬試験の他にも、自主的に2回ほど練習を実施し、計3回の練習機会を設けました。これらの練習では、都度フィードバックを受け、自身の政策をブラッシュアップすることに注力しました。
本番では、用意した政策を問題文の要求に合わせつつ、ほぼそのまま展開することができました。この点において、事前の練習と資料の理解が功を奏したと感じています。
ただ、振り返ってみると、配布された資料の読み込みを始めるタイミングが遅れてしまったことが反省点です。講義の視聴後に資料を読み込むつもりでいたため、配信を待つ時間が発生しましたが、事前に資料を熟読しておくことがより効果的だったと痛感しました。
政策課題討議試験
大学の講義や学生団体活動での議論には慣れていたため、特別な対策は講じませんでした。しかし、慣れのために、伊藤塾の模擬試験以外にも自主的に2回ほど練習を積んで、計3回の練習機会を設けました。これにより、議論におけるスキルの向上を意識的に図りました。
これらの練習では、都度フィードバックを受け、自身の議論の立ち回りや表現力をブラッシュアップすることに重点を置きました。特に得た視点や指摘事項は必ず書き留め、次の練習や本番の際に振り返るように徹底しました。これにより、自らの課題や成長点を確認しながら、効果的にスキルアップを図ることができました。留意しておくべきなのは、他者からのフィードバックや新たな視点は、自己成長の礎となるという認識です。これにより、議論スキルを向上させるだけでなく、他者と協働し円滑なコミュニケーションをとる力も同時に養っていくことができました。
人事院面接
面接カードの添削には、伊藤塾や先輩方に数回助言を仰ぎました。特に初回の伊藤塾における添削は極めて重要であり、Zoomを活用してその場でアドバイスを受けられたことが大きな利点でした。ここで得た助言は、書き方や表現だけでなく、回答の内容面においても大幅な改善が可能であると感じました。漠然とした表現に対する疑問も解消され、より具体的で魅力的な表現に仕上げられました。この機会はたしか、1次の解答番号調査を早めに提出できたことの特典だったはずなので、この機会を逃さずに活用することをお勧めします。
練習回数としては、伊藤塾の模擬試験以外にも自主的に2回ほど練習を積み、計3回の機会を設けました。ただし、本番では新しい質問も出題されたため、あらゆる質問に対処することにこだわりすぎず、ある程度の余裕を持ちつつも、冷静に自分の本質的な回答を行えるようにすることが重要です。ガチガチにならず、ありのままの自分を表現できるよう、リラックスした状態で臨むことが肝要です。
加点対象の英語試験
TOEICのスコアとして965点を取得し、これを提出いたしました。しかしながら、この高得点には留学経験が大いに影響していると自覚しています。留学前から900点のスコアを有していたため、その向上において取り組んだ学習法について詳しくお伝えいたします。大学受験時には十分な英語学習を積み重ねており、基本的な英語スキルを既に備えていました。こうした基礎能力をどのように問題に適用するかが、スコア向上の鍵でした。
まず、YouTube上で大学受験予備校の講師が無料で提供していたTOEIC講座に焦点を当てました。その講座を一通り受講し、TOEICテストにおけるテクニックや戦略(時間配分、選択肢の切り方など)を効果的に学びました。
その後、公式の模擬問題集を用い、時間制限を設けながら問題に取り組むことで、本番に向けた実践的な準備を進めました。模擬試験は、実際の試験と同じ環境で問題に対処するための重要な訓練となりました。得点を確認し、課題点を洗い出し、改善点を見つけることで、自身の英語力を最大限に引き出す手助けとなりました。これらの努力と経験が、TOEICスコアの向上に寄与したと確信しております。
普段の生活と試験対策の両立について
6月頃から本格的に勉強を始めた。留学帰りだったので、他の用がなく、勉強に集中できたという点では特殊だったと思う。ただ留学の分勉強開始時期が遅れたので、総勉強時間は他の受験生と変わらないかもしれない。
モチベーション維持のために、同じ学科で同じ省庁を希望している友達と、勉強時間をシェアできるアプリを始めた。「あいつが頑張っているんだから俺ももう少し勉強しておくか」という気持ちを作ることに成功し、辛い受験生生活を乗り切れた。
民間企業の就職活動について
総合商社に挑戦する予定。面接の回数を積むことができているという点で、公務員の経験も民間の経験も相互に生きていると言えると思う。
最後に
教養区分に合格すれば、春は民間就活にリソースを大きく割くことができるようになるのでかなり気持ちに余裕ができると思います!公務員一本の方にとっても、単純に合格の機会が増えるチャンスなので受けない手はないです!対策が遅くなったとしても、教養区分の勉強が春区分にとって無駄にはならないと聞いているので、出遅れたとしても強い気持ちを持って挑戦してみてほしいです!