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公務員試験

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範囲が大学受験に近い教養区分。2回チャンスのある2年生はぜひ挑戦を!

B.Cさん
東京大学 前期教養学部 2年
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
最終合格:国家総合職 教養区分試験

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

初めに教養区分の存在を知ったのは、父親が教養区分が大学2年生でも受験可能になったことを伝えてきたことからでした(大学1年の三月頃)。姉が教員であり公務員であるということや、教育系の進路を志しながらも教員ではなく包括的に教育に関わりたいと思った時に文部科学省も選択肢にあったことから、受けてみようと考えました。教養区分は他の区分に比べて対策の難易度も(大学受験をそれなりにやっていれば)低いと感じたので、受験を決めました。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

他の予備校と比較した際に、司法試験(法律区分なども含む)との併願などのコースではなく、教養区分に的を絞ったコースを提供しているのが伊藤塾であり、合格実績も併せて考慮して伊藤塾に決めました。映像講義の形態が自分に合っていたことや、2次試験に向けた模擬の充実など多分に役に立ちました。

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

総合論文試験は、私にとって初めて触れる分野の文章を書くということでかなり負担が大きく感じました。一方で文章を書くという行為自体には長けている自負があったので、まずは①総合論文の書き方の型を知ること ②総合論文執筆に係る知識を得ること の二つに目標を定めました。①に関しては総合論文のゼミを通して、どのような構成で何を意識して書くべきなのかといった大枠の部分を理解しました。②に関しては、ゼミにおいて提示された資料や、定期的に送られるメールで時事問題を確認することでどのような内容を知っておくべきなのかを確認し、それを意識して普段の生活で情報を得られるようにしました。総合論文は、「まずは一次試験(基礎能力試験)を突破しなければいけない」という目標の元では、一次試験の結果に影響してこないので対策にどれだけ重点を置くか非常に悩みました。結果的にまずは基礎能力試験の対策を優先し、空いた時間で情報収集など負担のかかりすぎない範囲で総合論文の対策をしたような形になりました。

 

 

基礎能力試験(知能分野)

基礎能力試験は基本的には大学受験の知識を基として受けようと思っており、穴を見つけてそこを重点的にやることを意識しました。一通り講義・過去問を確認して数的処理が最も苦手としていることを分析しました(逆に英語は元々得意だったのでほぼ対策をしませんでした)。知能分野は配点が高いという側面はありますが、知識分野に対して「その場で考えれば答えが出せる試験」でもあるため、特に数的処理に関しては、考え抜く訓練を意識的に行うようにしました。対策講義は、特に数的処理は量自体も他の講座に比べて多いので、計画的に行えるようにしていました。また、数的処理小教室で扱う問題は講義で使用するテキストに比べて難しいので、そちらでの勉強も並行し、ある程度慣れてきたら過去問で勉強して難易度を高めていくようにしました。知能分野は配点が高く、考え方を養成することが大切なので、知識分野に比べて勉強に割く時間的リソースが多くなると考えながら勉強しました。

 

 

基礎能力試験(知識分野)

知識分野について意識していたことは、勉強が得点に直結しやすい(=対策の方針が立てやすい)というところです。一方で、日本史分野・世界史分野などは広い範囲に対して出題が数問なので、大学受験などで勉強をしていない人に関してはこの歴史分野の対策をするかどうかは戦略を定めるべきだと思います。私は受験で日本史・世界史・物理基礎・化学基礎をやっていたので、そこは映像講義を電車での移動時間やバイトでの休憩の時間など、筆記用具がなくても大丈夫な状況で流し見て確認しました。逆に、地理・政治経済などのやったことのない知識分野の講義に関しては家で集中して受講できる時におこない、一回の講義でできるだけの内容を暗記できるように努力しました(他にも時間をかけなければいけないため)。知識分野は、一番勉強時間を自分で柔軟に変えられるところだと思います。他に時間をかけるかどうかなど、方針を立てる時はこれを意識すべきだと感じました。

 

 

企画提案試験

企画提案試験は伊藤塾での映像講義および模擬企画提案を主軸として勉強しました。企画提案試験は、就活未経験の私には全く新しい形の試験だったので、もっとも対策に時間をかけました。まず企画提案試験の概要・流れと準備の方法を講義で学びました。次に、一次の合格発表後に資料が発表されるのでその資料を読み込みました。しかし、ここではそもそも「資料の読み込み」というのが自分の今やっているやり方であっているのかわからなかったので、資料発表後二週間ほどで公開される伊藤塾の講義をもとに、資料を企画提案に向けて丁寧に読み込みました。その後は、大枠としてなにを焦点にあてて解決したいのかをまず決めたあと、方針を立てました。立てたのちはそれが現実的かどうかなどの視点を加えるために周囲の大人に案を聞いてもらい、加筆修正していきました。終わったのちは、プレゼンシートについても見やすい構成を意識して、伊藤塾から提供された過去の合格者のものを見ながら修正、模擬では発表の練習を行いフィードバックを受けて本番に挑みました。

 

 

政策課題討議試験

政策課題討議はいわゆるディスカッションであり、一番コミュニケーション能力が問われる試験でした。私はまだ大学2年生でかつ、自主ゼミなどに入ることも特に考えなかった状態で二次試験に向かうことを強いられたため、周りに同じように政策課題討議を対策する仲間が全くいませんでした。そのため、伊藤塾で与えられた一回の模擬の経験と自分でのデモンストレーションで本番に挑みました。幸い私はこうした議論を交わすことに関して苦手意識はなかったので、レジュメはどのように作るのか・レジュメに沿って時間制限の中でどの程度話すのかを、政策課題討議用のテキストを見ながら考え、自分の部屋でレジュメを作成してブツブツと話しながら対策していました。一回受けた模擬政策課題討議では、周りの人が「3回くらい練習しています」・「7回練習しました」などとおっしゃっていて焦りましたが、環境がなかったことは受け入れて他の二つの対策を進めることに専念しました。今思えば、もう少し自主ゼミなど対策できる環境を整えておけばより盤石に政策課題討議対策ができたのかなと思います。

 

 

人事院面接

人事院面接は面接カードの作成が8割程度を占めると感じました。面接カードは思ったよりも記述できるスペースが少なく、書きたいことを全て書き切ることは不可能です。そのため、書きたいことをまず(量に制限は設けず)箇条書きで書き出した上で優先順位をつけ、あえて記述に曖昧さを持たせて試験官に聞かれれば、もっと話したかった・書ききれなかったことを話せるような形で書き進めていきました。面接カードは模擬面接の機会ではもちろん、面接カードのみでも提出すれば添削を伊藤塾の方でして返してくださるので、推敲の機会はかなり多く設けられたように感じます。面接自体に関しては、「それっぽいこと」を言うだけに留まらないように注意をしました。模擬面接に加えて、父親に協力を仰いで面接形式での練習を何度か重ねて淀みなく話せるように練習しました。結果的に本番の人事院面接では、面接カードのみならず自分の発言を深掘りされたため、自分の発言がしっかりと幹を持っているようにしないといけないと思いました。同時に想定問答はかなり準備したつもりでしたが、もっと準備しておいてもいいと感じました。

 

 

加点対象の英語試験

提出していません。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

私は、まず大きな優先度をつけていました。①学生生活 ②公務員試験勉強 ③アルバイト ④サークル活動(ただし月に二回は絶対参加する)といった具合です。この優先度に基本的に従った上で、7月に迎えたテスト期間は一ヶ月ほぼ全てをテスト勉強に費やし、公務員試験の勉強はストップしていました。私は、アルバイトとサークル活動が比較的好きなので、公務員試験の勉強を行いながらも、この二つの時間を極端に削ることは避け、特にサークルは最低でもこの時間はサークルに時間をかけるというふうに決めていました。好きなことがあるならそれが勉強を続けるモチベにもなると思うので、やめないほうがいいと考えています。

 

最後に

 

教養区分は範囲が大学受験に近いため、気張るような新たな勉強(法律・行政など)は比較的少ない傾向にあると思います。思い立った時から挑戦しやすい試験であると思うので、ぜひ受けてみてください。特に大学2年生の人は、まだ後二回チャンスがあります!一年前に受けて合格すればもちろんいいですし、合格できなくても一年前に受けた経験は必ず次に活きて合格できる可能性が高まると思うので、頑張ってみてください!

 



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※2023年度合格時点のものです。