教養区分に合格すれば、公務員と民間を比較してじっくり就活を進められる
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C.Jさん |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
高校生の時に、外交官を経験して政治家になったOBの方の講演を聞く中で、視野の幅広さに驚いたことがきっかけです。また、大学に入ってから、公務員が民間企業とは異なり法律などの制度面で社会をより豊かにするというアプローチができることを知り、法学部での学びを活かすことができるという点で魅力的だと思ったこともきっかけの一つです。
私も公務員になったら、霞ヶ関のみならず地方での勤務、海外での留学を経験して幅広い視野を身につけ、事業と制度の両面で、全国どこでも国民が安心して、かつ快適に暮らせる社会を実現したいと思います。
伊藤塾のここが良かった!
伊藤塾を選択した理由は、一度体験でゼミを受けて佐藤講師の解説を聞いたこと、また伊藤塾が他の予備校と異なり法律系の試験で圧倒的な実績を残しているという特長を知ったことから、論文を書く上での文章力が身につくのではないかと感じたことです。
実際、伊藤塾のゼミを受講する中で、最初は答案構成もせずただ字数を埋めるために書いていた文章を、回数を重ねていくうちに、資料を読み込み答案構成した上で、他者の答案や解説講義と比べて遜色のない文章にまで成長させることができたという点から、教養区分合格のために伊藤塾にしてよかったと考えています。
私がとった勉強法
総合論文試験
毎回のゼミと、その後の復習を大事にしていました。具体的には、ゼミを通じて答案の書き方や問題文・参考資料で注目すべきポイントについて学び、ゼミ後はゼミ内で指摘された参考文献の関連テーマや、解説講義を見た上で自分の考えをまとめていました。またその中で、自分の考えの幅を広げるために、伊藤塾に通っている地元の大学生と自主ゼミを組み、お互いの答案を持ち寄り、自分の答案の書き方や考え方を共有していました。
それと同時に、普段も時事問題を参照することで、論文に書くことができそうなトピックを吸収していました。具体的には、毎日新聞のトピックを興味問わず色々読んでみることで、世の中でどのようなことが起きており、それに対して国としてどのような対応を行っているのかを理解していました。それと同時に、毎回の「ニュースの見方がわかる講義」を視聴することで、どのニュースに注目すべきかを知り、注目すべきニュースについては自分の考えをまとめ、論文を書く上での参考材料としていました。
基礎能力試験(知能分野)
まず文章理解については、教養区分の総合論文試験対策のゼミが始まる2月から、ゼミで講師から指定された資料を、日本語、英語を問わず読み込むことで、読解力をつける練習を行いました。その上で本番の直前には過去問500を使用して、4分以内に一問終わらせるという練習を行いましたが、最初の段階からほとんど間違えずに時間内に解き切ることができていたので、普段の読解力をつける練習が大事だと感じました。
次に数的処理や資料解釈については、春休みから夏休みの手前にかけては、週末の空いている時間を使って法律区分の過去問を時間を計って解き、間違えた問題については基礎力養成編の問題集を使ってその分野の復習を行うことで、できるだけそれぞれの分野に抜けがないように取り組んでいました。その後夏休み(1次試験直前期)においては、直前期にどの分野も満遍なく仕上げるのは限界があると考えたので、教養区分の過去問を時間を計って解き、その中でどれが正解すべき問題かを見極める練習を行っていました。
基礎能力試験(知識分野)
まず人文科学については、高校時代に選択していた世界史や地理の過去問を一通り解き、その中で間違えた問題が多かったテーマについては、高校の教科書を読み直して復習を行っていました。ただ、その2科目を仕上げるだけでは目標とする2問ミス以内を達成できないと感じたので、高校時代に選択していなかった思想や日本史についても、伊藤塾の講義を視聴し、講義の中で重要と指摘された部分については重点的に問題を解いて理解を深めていました。その上で、直前期は教養区分の「これ完」をひたすら解いて復習を行いました。
次に社会科学・時事については、指針講義の中で憲法の問題は取りやすいので、全問正解を目指すべきとのご指摘があったので、憲法の講義を一通り視聴した上で「これ完」を直前期までひたすら解き、抜けのないように復習を行っていました。憲法以外の分野については、公務員試験基礎マスターの見直しや、毎日新聞を読むことによる時事ネタの吸収を通じて、対策を行っていました。その上で、直前期は教養区分の「これ完」をひたすら解いて復習を行いました。
最後に自然科学については、高校時代に選択していた物理、化学の教科書を一通り読み、その上で直前期はその2科目について、教養区分と法律区分の「これ完」を解いて復習を行いました。
企画提案試験
まずは人事院が掲載した参考資料を一通り読み、現状としてどのような問題があり、どのような取り組みを政府として行っているかについて理解を深めました。その上で、参考資料の脚注に記載されていた本についても読み、現状の取組に関する問題点や、その解決法についても吸収し、自分の考えをまとめる上での参考材料としました。
次に、企画提案準備講義を視聴し、プレゼンテーションシートの書き方や参考資料の中で注目すべきポイントについて理解を深め、必要に応じて資料を読み直し、資料の理解が甘かった点を修正しました。その上で、プレゼンテーションシートの書き方に沿って、自分の政策をまとめていました。
その後伊藤塾の模擬企画提案に臨みましたが、かなり課題点が多かったので、総合論文試験で自主ゼミを組んでいた友人に自分の書いたシートを見てもらい、想定質問と合わせてフィードバックをもらい、それに対する返答を考えることで本番まで内容のブラッシュアップを行いました。それと同時に、友人と同じゼミの内定者を交えて模擬企画提案を行い、本番と同様の練習を繰り返し行いました。
政策課題討議試験
まずは政策課題討議の流れについて、伊藤塾の講義を視聴し、理解を深めました。その上で、本番と同じ形式で何度も練習を行いました。具体的には、大学の同じゼミに所属する友人と、伊藤塾で仲良くなった友人を集めて本番と同じ6人になるように人数を揃え、空き教室を使用して対面で練習を行いました。
そのような練習を行う中で伊藤塾の模擬政策課題討議に臨みましたが、議論がうまく進まず、最後までメンバー間の方向性に食い違いがあるという状態が続いてしまったという課題点がありました。その後その討議を見ていた内定者の方から、途中から司会になった私に対して、どのような役割も担えるように練習をしておいた方がいいとのご指摘があったので、模擬政策課題討議を終えた後の練習では、ファシリテーター、タイムキーパーなど様々な役割を担うことで、本番でどのような状況になってもスムーズな対応を取ることができるように練習を行いました。
人事院面接
まずは一次試験が終了して2日後から面接カードの作成に取り組みました。その上で伊藤塾や内定者で同じ大学に通う先輩方に添削をいただき、面接カードの内容をブラッシュアップさせました。その中で、カードを書く上では、「経験→課題→自分なりの工夫→結論」の順番を意識すること、また面接で深掘りしてほしい部分についてはあえて抽象的に書くことが大事だというご指摘をいただいたので、それを踏まえて修正を行いました。
その後伊藤塾の模擬面接に臨みましたが、話す際にカードで意識すべき順番があやふやだったことや、身振り手振りが必要以上に多かったなど、かなり課題点が多かったので、総合論文試験で自主ゼミを組んでいた友人や同じ大学で教養区分を受ける友人と、後で見返すことができるよう動画を撮りながら、大学の空き教室を使用して面接練習を繰り返し行いました。その中で、友人からされた質問で想定していなかったものについては自分のノートにまとめ、それに対する返答を考え実際に自分の言葉で話すことができるようにする練習を、個人練習として行っていました。
普段の生活と試験対策の両立について
夏休み前までは、大学での授業やゼミ、また民間企業の就職活動がかなり忙しかったので、試験勉強は週末の空いている時間を活用して行っていました。それと同時に、所属するサークルで副会長として毎回の活動を企画し実施することでリフレッシュし、モチベーションの維持に取り組んでいました。
夏休み期間中は、前半は大学のゼミの論文執筆や民間企業のインターンシップに追われていたので、試験勉強はその残りの時間を活用して行っていました。ただ後半についてはゼミの論文やインターンシップが一通り終了したので、元々していたアルバイトについてもお休みをいただき、試験勉強に専念していました。それと同時に、所属するサークルの合宿の企画・実施や友人とのドライブを通じてリフレッシュすること、また志望省庁の業務説明会に参加することを通じてモチベーションの維持に取り組んでいました。
民間企業の就職活動について
私は、民間企業がどのようなことに力を入れているか、また国とどう関わり、役割分担を行っているかを知るために、民間企業への就活を行っています。
業界については、私自身幅広い分野で人々の暮らしを支えると同時に、新たな価値を創出したいと思ったこと、また長期的な目線でお客様や地域の活性化に向き合える仕事がしたいと思ったことから、金融(政府系金融、地方銀行)、インフラ(鉄道、電力、通信)を中心に見ています。
また公務員試験対策が就活に活きた点としては、公務員の筆記試験対策をしていたことから民間企業のWebテストは対策をしなくても通過率が高いという点や、公務員の人物試験対策で面接カードを入念に作成したことから、民間企業のESや面接で話す内容に困らないという点があります。
逆に就活の経験が公務員試験対策に活きた点としては、就活でグループディスカッションを数回経験していたことから、公務員の政策課題討議試験の対策に苦労しなかったという点があります。
最後に
教養区分に最終合格すれば、官庁訪問までじっくり公務員と民間の進路について比較しながら就職活動を進めることができるという点で、心の余裕が生まれるので、公務員に少しでも興味がある方は教養区分を受験してみてください。
私も最終合格して心の余裕が生まれ、今はゼミ活動やサークル活動と両立しつつ、説明会やワークショップ、インターンを通じてじっくり公務員と民間を比較しながら官庁訪問に向けて準備を行っています。この準備を悔いのないように官庁訪問までやり切ることで、納得のいく結果に繋げようと思います!
これから教養区分を受けられる方、応援しています!