{"mypage_flg":null}

公務員試験

トップ > 資格・試験一覧 > 公務員試験 > 合格者の声 > 2023年教養試験対策 > 教養区分合格のためにはそれなりの勉強が必要だが見合う対価を得られる

教養区分合格のためにはそれなりの勉強が必要だが見合う対価を得られる

F.Aさん
東京大学 文学部 3年
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
最終合格:国家総合職 教養区分試験

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

考え始めたのは大学二年生の春です。昔から武器の運用に興味があってそれが徐々に防衛省への具体的な志望動機になっていきました。それまでは「国家総合職は難しい」というイメージもあり実際に挑戦しようか迷っていましたが、他にやりたいこともなかったのでそれならばやるだけやってみようという心持でした。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

決め手になったのは「法律・行政フルインプット講座*」の存在です。より確実に一次を突破できるように出来るとともに、万が一教養区分を落ちても春へのリスクヘッジになるのが魅力でした。

*2024年開講講座では国家総合職(教養区分)専願コース本科生

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

まずやっていたのは、政府が出す文書に目を通すことです。伊藤塾では総合論文のゼミや講義で見るべき文書を指定してくれます。それとは別に、自分が興味のある分野の文書を概要版でも良いから見ていきました。それを見て政府がどのような方向で政策立案していくのか見ていくと、書く「ネタ」を仕入れることができます。ただ、本番では一切見ていなかった分野(文化財の保護)が出たので冷や汗をかきました。過去問から傾向を抜き出して過信するのは禁物でしょう。基本、論文対策の講義は全て出ていました。本番は4時間で2つこなすので、体力を削られます。紙に書くという経験を通して段々慣らしていきました。試験直前は、今まで書いた論文を見返したり、講義で示された論文の構成をおさらいしたりしていました。最初は書くネタに困っていましたが、知識を得るとともに段々それなりの内容を思いつくようになっていたのを覚えています。ただ本番は練習通りにいくとは限らず、書く内容を決めるので精一杯になってしまってきれいな構成にならなかったのは残念でした。

 

 

基礎能力試験(知能分野)

やはり、数的処理が最大の鬼門でしょう。文章理解や表の読解は最初に過去問を解いたところ難しくはないと感じたので対策はそこそこに、数的処理の勉強に一番ウェイトを置いてやっていました。最初は伊藤塾の講義を聞いて基礎を掴んだあとに過去問の演習をひたすらやっていました。合計で半年ほどやっていたのではないかなと思います。伊藤塾の過去問集は総合職専門で春区分含めて問題数も豊富なので、一日一年分を解いてそれを何周かするという勉強法でした。初見で見た問題は本当に最後まで半分もできませんでした(笑)。正直過去問に出たところが本番出たと感じてはいません。しかし、過去問をやった結果「多分これは無理そう」というのがある程度判断できて、落ち着いて出来そうな問題に取り掛かることができました。蛇足かもしれませんがアドバイスとしては、少し見て分からなかったとしても別な問題を解いたあとに見返すと案外するっと解けてしまうことが多いので、分からない問題は勇気をもって飛ばしてみましょう。過去問演習は、それの良い練習にもなりました。

 

 

基礎能力試験(知識分野)

私が受けていたコースは法律行政フルインプットコースだったので、スケジュールに全て従って淡々と受講していきました。伊藤塾ではどの講義をいつまでに受けるかスケジュールを示してくれるので助かりました。基本その内容を理解していけば特段特別な対策は不要だと思います。人文科学については日本史と世界史は入試でやったのでざっと見返しつつ、地理と思想は高校で全く手をつけてなかったのでテキストの太字の部分を覚えることを目標にやっていました。自然科学はあまりやっておらず、共通テストは化学基礎と生物基礎だったのでその部分を見返して忘れていた部分を補った程度です。案外中学の理科の知識を応用できる場面もあります。社会科学は伊藤塾の一次対策の講義を受け、折に触れて復習をしていく程度です。教養区分であればそこまで難易度は高くないのでこれで対応できました。時事は、伊藤塾の講義を受けた他は民間で売られている時事対策の本を買って勉強していました。前者は講義なので詳細な情報を仕入れることができましたが、後者は分かりやすくまとまっているのでどっちもどっちです。お互い補い合う形でした。

 

 

企画提案試験

二次で最も対策に力を入れた試験です。まず何といっても事前に提示される資料はきちんと読み込みました。本番ではそれが配られずに焦りましたがある程度内容を覚えていたので事なきを得ました。また、試験時間は短く一から考えている時間は無いので、提案する政策の案は2~3事前に考えておきました。事前提示された資料からどのようなことが課題であるのか考えつつ、自分でも資料を探して政策の案を考えていきました。実際、本番で提案した政策案の一つは自分が独自に見つけた総務省の資料から着想を得たものでした。案外たくさんあるので、探してみると良いと思います。伊藤塾で模擬企画提案をする機会があったので、そこまでに何とか提案をまとめて練習を行いました。しかしその提案する政策をやる意義を固められていないことを指摘され、そこをしっかりまとめることが模擬練習の後にやっていたことです。なお自分は事前にメインで2つ、試験のテーマによっては採用する予備案1つを用意していました。ただ本番でその予備案を使わざるを得なくなったのですが、その予備案はあまり意義や詳細を詰められていないものだったので、そこが評価を下げてしまったのだと思います。予備案でもしっかり考えておけば良かったと思います。

 

 

政策課題討議試験

事前準備をしっかりしていたというよりは、模擬練習をしっかり本気でやることで対策を行っていました。テーマもそこまで難しいものではなく、結論を出すのもそこまで難しくはありません。話し方や立ち回りが鍵だなと思って試験中に気を付けるべきことを考えたり、ああなったらどうしようといったことを決めていきました。例えば「初手はお互いの意見で分からないことを聞きあうことを提案する」「常に発言していない人は誰か気を配る」「時間が余ったら気まずいので、最後はもう少し話したかったことは何かを話す」などです。こうしたことは、模擬で練習をして初めて見えてくることも多い上に伊藤塾の講師と相談して考えることもできたので、機会は逃さず積極的に参加しました。模擬で練習をすると雰囲気もつかめて大分不安も和らぎました。勉強方法といったらそれぐらいで、民間と違う点はなんといっても結論を出すことが必ずしも求められない点です。だから一つの結論に強引に引っ張ろうとすると失敗する可能性があるので、落ち着いて論点を見出し、適当な人に話を割り振るのが肝心だと思います。

 

 

人事院面接

まずESについて、夏休みに省庁が開催するサマースクールのESを通して少しずつ志望動機は考えていました。そして一次試験を合格したすぐに伊藤塾のES添削サービスに出すべく本格的にESの作成に取り掛かりました。その結果、数回提出することができてそのたびに有益なアドバイスをいただくことができました。自分の場合ある程度ESが固まったあとに伊藤塾の模擬面接を受けることができました。そこでESについてのアドバイスをもらったのでそこでも修正を加えつつ、最後までESのブラッシュアップを行いました。
面接自体に関しては、日常的に対策していたわけではないですが何より模擬面接が最大の勉強になったと感じています。後で思い返せば、概ね本番の雰囲気通りだったのではないでしょうか。伊藤塾以外にも何回かする機会があって、そのたびに自分の喋り方やESの粗を指摘してもらったので良い機会になりました。

特にES提出で困難に感じたことは、欄が小さくて書く量が限られていることです。そのため、伝えたいことのうちのどこを書くか、しっかり伊藤塾の模擬面接や添削を通して固めておくことが大切です。

 

 

加点対象の英語試験

TOEICを受験し、スコア提出を行いました。スコア提出による加点幅はあまり大きくはないですが、体感提出していない人も一定数いるので、そういう人たちに差は付けられると思います。大学3年の春ごろ、TOEICの受験を行いました。使ったのは大学受験に使った単語帳と、公式の過去問集です。一日の量を決め、実行していました。案外解く時間が無いので特にライティングは数をこなして英文に慣れておくことを目標にしていました。リスニングは、公式問題集からダウンロードした音声を使ったのと、気が向いたら英語でニュースを聞くなどして耳を慣れさせていました。大学受験でしっかり英語を使ったならば、そこまで努力をせずとも一定の点数は取れますし、教養区分以外でも民間就活でもスコア提出をすることはたくさんあるので、やるだけやるの精神でも受験しておいた方が良いのではと思います。難しくはないですが本当に時間が余らないので、特に英文に慣れておくことに焦点を当てることを個人的にはお勧めします。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

長期インターンにも参加していましたし、いくつか民間企業の説明会やインターンにも参加していました。バランスの取り方に関しては、一日一日やることを定め、それを実行していくのに尽きると思います。伊藤塾の憲法や政治学などの講義を受ければ教養区分の社会科学はすぐに解けるようになるので、時々過去問を見て分かる問題が増えるのを感じるのも、モチベーション維持になると思います。

 

民間企業の就職活動について

 

内定はしていませんが、公務員の他に興味がある業界と、行きたい省庁と同じような業界を少し見てみる予定です。人物試験対策をしっかりすれば、ガクチカや自己アピールで何を言うか相当決まってくるのである程度楽になると思います。ただしグループディスカッションは民間と教養区分で大分違う印象があるので、個別で対策をする必要があると感じます。

 

最後に

 

春区分を受ける時期になると、民間で早い人は内定を取る人がちらほら出てきます。その時に教養区分を合格していれば、「まあ教養区分受かっているからな」と考えることができ、落ち着きを得ることができます。
とはいえそれなりに勉強しなければいけないことは事実です。しかし、それに見合う対価を得られると思います。

最後にもう一つ、私の場合一次と二次試験は前日に遅く起きてしまったのもあって眠れず、3時間睡眠で挑むことになってしまいました。カフェインの力を借りて何とかなりましたが、試験直前は特に体調管理をしっかりしてください!逆に言えば、しっかり対策をしていればあまり寝てなくても何とかなる(かもしれない)ので落ち着いて臨みましょう!

 



カテゴリー 2023国家総合職 教養区分 
関連キーワード
※2023年度合格時点のものです。