進路に悩んで対策が遅れるのはまずいと思い法曹・官僚両方目指せる伊藤塾へ
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E.Fさん |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
小さい頃からドラマなどの影響で我が国の安全に資する警察の仕事に興味を持っていたことに加え、旧国家公務員Ⅰ種の流れをくむキャリア官僚への憧れがあったことが、公務員試験を目指したきっかけである。
伊藤塾のここが良かった!
法曹、官僚のいずれを目指すかを決断できず悩んでいたが、それがきっかけで対策が遅れるのはまずいと思い、1年生の2月に司法試験入門講座で学習を開始した。伊藤塾を選んだ理由としては、司法試験の圧倒的な合格実績に加え、司法試験入門講座の受講生であっても、教養区分ゼミなどの公務員試験の対策も行えることが大きかった。
入塾当初は予備試験と勉強内容が被る法律区分に4年春に合格する計画だったが、早期卒業して法科大学院に進学する道に変更したため、法律区分の対策が十分にできないと考え、3年秋の教養区分に切り替えた。
私がとった勉強法
総合論文試験
司法試験入門講座の学習者でも参加できる伊藤塾の教養区分ゼミでのみ対策を行った。早期卒業のための大学の勉強との両立に苦戦し7月以降はやや出席率が低下してしまったものの、欠席した回を含めすべての回で答案の起案を行ったのが大きかった。ゼミでは毎回80分で書く訓練をしていたおかげで、特に2部で例年にないかなり個性的な出題がされた今年のような非常事態が起こっても、十分な時間を用いて冷静に答案構成を行うことができた。また、私は大学で履修している授業は殆ど実定法で、普段の勉強時間も多くは早期卒業のための学習に使っていたため、行政学や国際情勢といった教養区分合格に必要な基礎知識がやや不足していた。そのような状態でかなりの分量の論文を書くことに最初は不安しかなかったが、毎回のゼミでの解説と講義の中で詳細な参考資料を提示してくださり、知識量を増やせたため、具体的で説得力を持つ答案がだんだん書けるようになった。
基礎能力試験(知能分野)
数的処理については中学受験の算数のような問題が多いため、経験がある人にとってはかなり楽であり、あまり対策しなくても高得点が狙える。英語は苦手であり不安があったものの、基礎能力試験に出てくる長文読解は大学受験の問題などと比較すると簡単であり、TOEIC600点台の私でも全問正解できた。
過去問については人事院に開示請求して入手したものの、早期卒業の勉強で忙しく1年分しか解けなかったが、本番では18点取れた。特に司法試験との併願を狙っている人は時間がないと思うので、合計得点への影響も少ない基礎能力試験に貴重な時間を溶かすのは得策ではない。
基礎能力試験(知識分野)
知識分野については過去問は全く解かず、文字通り一切対策をしなかったものの、24点取ることができた。この試験は知能分野と異なり時間不足などに苦しむことがない分、広範な分野の知識量が物を言う試験であり、中学受験や大学受験で学習した内容が頭に残っていれば解ける難易度の問題が多く、理科や倫理の問題などについても5択の問題なので試験会場で考えれば意外に当てられる。以上の理由から、特に司法試験との併願者など公務員試験対策にあまり時間を使えない人については、知識分野の勉強はあまりせずに論文試験の勉強に専念することを強く勧める。
企画提案試験
1次試験の合格発表の後に企画提案の試験に使われる資料が提示されるので、まずはそれを読みこむことが重要になる。読み込んだ後は、大学内の団体での模擬に備えて取り敢えず具体性を意識した政策のタマを2つ作成した。想定問答の検討は準備せずに模擬に挑んだものの、独自性があったこともあり絶賛された。そのため特に修正もせずに伊藤塾での模擬に挑んだところ、相澤先生から自身の政策についての実現性について問題があるなどの大変ありがたいアドバイスをいただけた。このように、企画提案については人によって意見が異なるため、できるだけ多くの人に相談し、質を高めていくことが肝要である。それを踏まえて詳細の部分を修正し政策のタマを2つ完成させたが、出題形式等の変更に備えて本来はタマを4つ程度用意することが推奨される。そのため、他の案についても作成しようとしたが、独自性の強い案を思いつくことができず、試験の約1週間前にこの2つを本番に書くことに決めた。そこから当日までは最低でも1日に1回は90分のレジュメの作成と5分の発表を一人で練習するようにしたため、やや予想と異なる出題がされたものの、余裕をもって書き終えることができた。
政策課題討議試験
民間就活をしていないため、グループディスカッションの経験がなかったこともあり、一番不安な試験だった。対策としては伊藤塾(オンライン)で1回、大学内の団体(オンライン・対面)を2回、模擬試験を行い経験を積んだ。この試験は企画提案試験や人事院面接と異なり、当日になるまでテーマが分からないため、模擬試験で試験の大まかな流れと自身に適した立ち回りを身に着けることが主な対策となる。頭の中で整理した意見を簡潔に述べることは得意だったので、積極的に発言することを意識した。ファシリが上手な場合は「○○さんはどう思いますか?」などといった進行により、全員に発言の機会が一定程度保証されるが、本番でどうなのかは分からないため、自分から議論に貢献していく姿勢が重要である。また、この試験では最初に自身の立場とその根拠を述べるレジュメを作成するが、伊藤塾の参考答案の中で見やすいフォーマットを参考にして、できるだけ分かりやすいものになるように努め、模擬試験の段階から評価が高かった。一人で行える対策としては、レジュメ作成の時間が20分とかなり短く時間が足りなくなる恐れが高いため、大学内の団体でもらった過去の対策会などで使った予想問題を使い、時間内にレジュメを書き終える練習を行った。
人事院面接
1次試験が終わったらすぐに面接カードを作成し、すぐに伊藤塾の添削サービスを利用した。人事院面接についての知識が少なくかなり厳しいコメントが返ってきたが、それを踏まえて内容を修正することができた。続けて修正した面接カードを用いて11月の頭に伊藤塾の模擬面接を行った。民間就活の併願をしておらず対面の面接の経験が少なかったが、入退室の方法などを含めて当日の流れについて理解することができた。そこで様々なご指導をいただいたが、特に面接カードの内容についても建設的なアドバイスを貰えたことがありがたかった。特定の省庁に特化した内容の志望動機について添削サービスで酷評されたことを踏まえ、模擬面接の段階での面接カードでは国家公務員全般の志望動機について記入した。その結果、内容がかなり薄くなってしまい困っていると相談したら、特定の省庁に特化した内容でも全然問題ないとのご返答をいただけたのが良かった。その後に大学内の団体でも模擬面接を行い、それらを踏まえて2次試験の2週間前には本番で用いる面接カードを書き終え、そこからは大学内の団体でもらった資料を基に想定問答集を作成していった。
普段の生活と試験対策の両立について
基本的には早期卒業のために大学の勉強を真面目に行い、週に1回程度サークルに参加してリフレッシュするという生活を2年生の時から続け、教養区分を受けることを決めた3年の8月以降についても、1次試験については殆ど対策をしなかったため、生活は特に変わらなかった。ただ11月については2次試験対策の予定などが詰まっていたため、司法試験の勉強は一時休止せざるを得なかった。
民間企業の就職活動について
早期卒業して東大法科大学院に進学予定なので、民間企業の就活は一切していない。
最後に
法律区分は予備試験受験者や法科大学院進学者の併願先として有名ですが、教養区分もおすすめです。一番の理由は、人生の選択肢が増えることは、精神的にかなり安心できるからです。特に、知識量に自信がある人はそこまで勉強せずとも1次試験は突破できる難易度になっており、時間に余裕のある10、11月に2次試験の対策を固めれば合格できます。また、基礎能力試験の過去問などは予備試験の短答で地味に配点が大きい一般教養科目の点数の向上にもつながります。教養区分の試験は普段の法律の学習と全く異なり困惑するかもしれませんが、伊藤塾の模擬試験などで形式に慣れれば、十分に合格できるので安心して挑戦してください。