培った応用力で予想外のテーマにも機転を利かせた文章を書くことができた
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F.Nさん |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
所属するサークルで官僚の方と多く接する機会があり、日の丸を背負って日々仕事をすることの魅力に気づいたから。
伊藤塾のここが良かった!
合格実績が他の予備校と比べて良かったから。
私がとった勉強法
総合論文試験
様々な社会問題に取り組むため、環境や貧困、食糧危機、外交等に関する白書を精読し、必要な知識を着実に蓄積してきました。その一環として、伊藤塾のゼミに熱心に参加し、必要な資料の提供を受けながら、論文の構成についても学び、実際にアウトプットする機会を頻繁に設けました。ゼミでは仲間との意見交換や指導者からのフィードバックを通じて、論文作成のスキルを向上させてきました。また、内定を得た先輩や信頼できる友人に頻繁に添削をお願いし、その助言を取り入れながら論文をブラッシュアップしていきました。彼らの視点からのフィードバックは、自身の視野を広げ、論文の質を向上させる重要な手段となりました。これらの努力を通じて、総合論文の作成において必要な知識や構成力を確立することができました。当日は、予想だにしないテーマが出題されて一瞬パニックになりましたが、今まで培った応用力を活かして、その場で機転を利かせた文章を書くことが出来ました。
基礎能力試験(知能分野)
和文については、納得いかない選択肢が解答になっていた場合、友達と話し合って理解を深めました。また、英文の理解には、大学時代に学んだ単語帳を復習し、教養区分と専門区分の過去の文章を熟読してきました。100個ほどの文章を呼んだと思います。一問あたりの時間間隔を意識的に調整し、徹底的な読解練習を行いました。専門用語や政策的な言葉に関しては、都度新しい単語をインプットし、オリジナルの単語帳を作成しました。
数的処理については、伊藤塾のテキストを丁寧に一周し、その後に教養区分と専門区分の過去8年分(計16回分)を解くことで、自分の得意な分野と不得意な分野を明確にしました。複数年の過去問を解いていると、出題者の癖や傾向が見えてくるので、似た問題に対しても対処できるようになります。また、何度解いても、自分にはできない問題があることを知ることで、かえって本番「捨てる」勇気が出ます。数的処理は苦手な人ほど時間をかけてやれば報われる分野です。
基礎能力試験(知識分野)
時事は、『速攻の時事』を一周すべて覚えた後、伊藤塾の8時間くらいの総まとめ講義を聞いて復習すると、ほぼ得点できるようになっている。
自然科学は、大学受験で使った生物基礎と科学基礎の教科書を一周し、『スーパー過去問』を両分野はほぼすべて解いた(化学の有機は手を付けなかったが)。地学も馴染みのある分野が多く、『スーパー過去問』を全て解いた。物理は最初からあきらめていたが、『スーパー過去問』で中学から馴染みのありそうな波や回路といった3チャプター分は演習した(本番、2問中1問はそこから出てラッキーだった)。
人文科学は、大学受験の復習がてら、伊藤塾配付のテキストを全て読み込んだ(ただし、選択していなかった日本史の幕末以前はさすがに量が多くきつかったので、中学時代の教科書をさらっと読む程度。また、芸術分野は絵画と音楽のみで、文学はやらなかった)。
社会科学は、過去6年ほどの問題(No.21-30)をリストアップし、何が出るのかまずは視覚化してから対策を始めた。その後、佐藤先生の政治学、行政学、国際関係、財政学、社会政策と、大学受験の倫理政治経済のテキストをとことん使い、復習。自然、人文と違って、過去問の特徴を捉えるのが難しかった。
企画提案試験
白書等の読み込みをして必要な背景知識を身に付けた(細かい政策知識もそうだが、本番は背景知識も問われる)。11月上旬に伊藤塾で出される予想問題や、人事院指定以外の資料も読み込み、本番問われそうな切り口に対応できるようにしておくことが望ましい。大学の対策会を通じて質疑応答の練習を繰り返したり、グーグルドキュメントに政策を書いておき、内定者に添削を受けたりした。また、伊藤塾の相澤先生を捕まえて、色々と感想をもらった(相澤先生とのやりとりは、他の受験生がどの程度まで仕上げているのかを知れるという点で助かった)。当日回答する予定の政策案を4つ準備していった(予想される質問と回答の一覧も作っておいた)。5分の発表時間中、レジュメではなく、試験官を見て堂々と話す練習をしておくと良いかもしれない。これらの対策も実って、成績は12点満点だった。企画提案は、他の2次試験科目の中で唯一努力の積み重ねがもろに出てくるものなので、抜かりなく対策した方が良い。
政策課題討議試験
練習あるのみ。伊藤塾の対策会、有志の対策会、大学の対策会、よその大学の対策会にたくさん出て、場数を踏んだ。ファシリテーターやアイデア出し役など、自分が一番実力を出せそうな役を見つけておくと良い。また、役は同じグループの受験生の特性によっても変わってくるため、やはり色々な人と(できたら初対面)練習すると良い。内定者や講師からは、レジュメの書き方も教わると良い。適切な量かどうかや、構成等、工夫を凝らした方が、本番、他のメンバーの意見集約もしやすくなり、一石二鳥。政策課題討議でAを取ることはほぼ不可能だと思われるが、Bまでなら極度の人見知りでない限り、可能なので、何度も対策して、どのようなお題が出題されても、柔軟に対策できるようにしてほしい。特に、近年の問題は、真っ向から対立した選択肢を選ばせるというよりかは、はなからすり合わせを求めてくるものが多く、そうした「型」を身に着けておくことが重要だと言えそう。
人事院面接
伊藤塾が提供する、人事院の国家Ⅰ種時代の採点表が有用。まずは、面接でどのようなことが求められているのかを知り、その上で、面接カードを何度も書いて、伊藤塾や内定者に添削を受けると良い。内容は、すべて一貫性をもったストーリー仕立てになっている方が良いと個人的に考える。別に、「立派な」ガクチカを書く必要は無く、公務員を志望するに至った理由がわかりやすく述べられていればよい。ただ、「グループで活動した経験」は書かれていたり、当日触れられていなかったりすると、成績が振るわない印象がある。添削は多くの人に受けすぎると、時に真反対のことを言われてしまうので、2~3人にとどめておいた方がいい。カードに書く以外にも、話す練習もした方が良い。これは友人と行っても良いが、重要なのは、自分が気付いていない癖を見つけることである。例えば、「なんか」や「えーと」といったあいまいな言葉を頻繁に発していること等に気づくはずだ。そうした部分を指摘してもらい、改善することで印象が俄然よくなる(場合によっては座ったときの姿勢も)。
加点対象の英語試験
スコアを提出した。まだ、本格的に国家公務員を志望していなかったときに取ったものだった。もし、これを見ている方が3年生で教養区分を数か月後に控えていると言った場合は、無理して資格を取得する必要はないと思われる。というのも、試験の配点である約1000点のうち、英語の加点は高々25点であり(ネットで調べると、基礎能力試験のⅠ部の24点やⅡ部の30点と同じ重みで英語の加点を「25点」と表記している英会話教室等の業者があるが、計算方式が間違っているので全く無視していい)、人物試験(面接)や企画提案試験、論文試験の成績で簡単にひっくり返ってしまう。それならば、試験対策自体を優先して行った方がいい。2次試験会場で成績を提出するが、提出していない人も意外に多く、「全員提出」がスタンダードなわけでは決してない。1~2年生の方は、民間就活でも有用なので、TOEICや(英検)等、なるべく早く受けておいたほうがいいと思われる。リーディングは、基礎能力試験の文章読解対策にもなり、英語力を維持するのにもってこいと言える。
普段の生活と試験対策の両立について
説明会やインターンシップに出ることで、合格後の自分を想像でき、勉強のやる気が出た。また、一緒に頑張る友人を見つけられると、心強いと思う。
最後に
教養区分は、他の専門区分と異なりとっつきやすい区分です。生半可な対策で通るほどあまくはない試験ですが、ぜひ、受けてみることをお勧めします。