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公務員試験

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忙しい時期でもゼミや講義の視聴がモチベーション維持になった

I.Dさん
北海道大学 教育学部 3年
最終合格:国家総合職 教養区分
課外活動:サークル・部活動、学生団体運営

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:北海道大学沖縄県人会、学部合宿委員会、教育委員会インターン

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

高校生1年生の頃、地方と都市での教育格差に関心を抱き、「将来は教育をよりよくできる仕事に就きたい」と漠然と思いました。そこから、教育に関する政策に携われる職業として、国家公務員を知りました。国家公務員を目指そうと決断したのは、大学2年生の春です。大学の短期プログラムで、民間企業や機関の方の話を伺う機会があり、それらを踏まえて自分が将来何をしたいのかを考えた際に、よりよい教育の仕組みや困っている人の支えとなるような仕組みを考える仕事をしたいという想いが明確になりました。国家総合職には、ワークライフバランスの観点から目指すことを辞めた方がいいと言われることもありましたが、国家規模での仕組み作りに携わるというやりがいもあると思い、国家公務員を志望しました。

 

対策スタートのタイミング

 

伊藤塾で学習をはじめたのは、大学2年生の10月頃です。お試しで教養区分を受験して、総合論文試験の手ごたえが全くなかったことや数的処理の解き方や社会科学の知識が不足していると感じ、3年生の教養区分で確実に合格したいと考え、この時期から学習を始めました。大学2年生の3月~6月までは課外活動で勉強時間が取れない時期もあったため、1年前から学習を進めてよかったと感じています。大学2年生の秋から、行政学や国際関係の学習を進めておくことで、忙しい時期は少ない勉強量でも焦らずに学習を進めることができました。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

伊藤塾を選択した理由は、総合論文試験対策と官庁訪問対策が充実していると感じたからです。総合論文試験対策については、ゼミの体験講義が決め手でした。この試験で要求されている力や、それを身に着けるために何をすればよいのかが明確に示されており、ここで学べば総合論文試験に必要な力を身に着けることができると感じました。また、私は、国家総合職のOB/OGや先輩との繋がりが無く、情報戦と言われる官庁訪問に不安を抱いていました。伊藤塾では、個別カウンセリングや内定者による省庁研究ゼミなどのサポートがあり、試験合格で終わらず、内定までサポートしてくれると感じたからです。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

特に良かったと感じているのは、ゼミと質問会です。ゼミのグループワークを通して、他の受講生の考え方や視点を知ることで、自分に足りない視点や知識を得ることや、モチベーション維持に繋がりました。また、佐藤講師が題材となっている分野に関連して見るべき資料やそこから何を考えるべきかを提示してくださり、何をすればいいのかが明確になりました。また、定期的に開催される質問会に参加することで、他の受験生と比べた自分の位置や優先して取り組むべきことを把握することができました。周りに受験生が少ない人こそ、質問会に参加して自分の疑問を取り除き、他の受験生と比較した自分の位置を知り、不安要素を取り除くことができると思います。

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

総合論文試験については、ゼミへの参加が最も効果的だったと感じています。課外活動が忙しく、ゼミにリアルタイムで参加できない時期もありました。しかし、自分だけで定期的に総合論文の演習をやることは難しいと感じたため、ゼミに参加できなくても論文を提出し、後日配信される映像を見ることで、総合論文を書くことに慣れつつ、現在の自分の位置を把握するように努めていました。ゼミでは、文章の構成や見ておくべき資料を知ることができました。この試験は知識を羅列するだけではなく、問題文に対して適切な構造で文章を書く必要があります。過去の合格者の答案を見て、どのような答案が高く評価されるのかを知ることで、自分の文章の書き方を改善することができました。また、幅広い分野からの出題が想定される総合論文試験において、様々な分野の問題に触れ、今年出題された場合に備えて見ておくべき資料を把握することは非常に有効だと思います。ゼミでは、佐藤講師の厳しく思われる言葉や他の受講生のレベルの高い答案に悔しくなることもありましたが、そのおかげで総合論文対策のモチベーションを維持することができたと思います。

 

基礎能力試験(知能分野)

大学2年生で教養区分を受験した際には、知能分野の数的処理、判断推理、資料解釈の問題は、ほとんど解くことができませんでした。そのため、勉強時間が取れる時期には、これ完の問題を解き、自分の得意分野や苦手分野の把握と、解法のインプットをしていました。具体的には、これ完の問題を時間制限付きで解いて、解法をインプットすれば解けそうな問題とどうしても時間がかかる分野を把握していました。本格的に過去問演習に入ったのは、7月中旬からでした。解法のインプットの段階で時間を意識しているつもりでいましたが、過去問演習をしてみると、時間が足りずに目標点数を達成できないことが多かったです。そのため、解くべき問題と解かなくていい問題を見極めること、あと少しで解けそうな分野の問題演習を重ねました。特に判断推理と資料解釈の問題の演習を重ねた結果、これらの分野は以前より短時間で解けるようになりました。正直、本番の時間配分が成功したとは言えませんが、問題文を見て解けそうな問題を見る目を養うことで、以前よりも解くべき問題に時間を使うことはできたと思います。

 

基礎能力試験(知識分野)

知識分野については、伊藤塾の社会科学(行政学、国際関係、政治学、憲法)の講義と時事対策としてニュースが分かる講義を受講していました。社会科学については、大学2年生の秋から冬に行政学、国際関係、政治学の講義を1周、大学3年の春から夏に憲法の講義を1周し、7月からはテキストの読み直しや講義で扱った問題の演習、過去問演習を行っていました。佐藤講師の講義では、基本的な知識だけではなく、総合論文対策として重要な知識についても触れられるため、総合論文でも知識を踏まえた答案を作成できるようになりました。総合論文は知識を羅列する試験ではありませんが、社会科学の知識に裏付けされた、説得力のある答案の作成に繋がったと考えています。時事については、毎月配信されるニュースが分かる講義を受講し、新聞を読むようにしていました。基礎能力試験では、幅広い分野の時事が問われます。本講義を受講してニュースを読むための基本知識やポイントを把握したうえで、新聞を読むことで本番の時事の問題は1問ミスで抑えることができました。

 

企画提案試験

企画提案試験については、伊藤塾のポイント講義と模擬試験を活用しました。参考資料として提示される白書の内容は膨大で、何に着目して施策を考えるべきかがわかりませんでしたが、ポイント講義では、白書の概要や出題されそうなテーマが示されたため、いくつかの方向性で自分の施策を考えることができました。本番でも、ポイント講義で示されたテーマで問題が出題されたため、事前に考えていた施策を基盤にしてレジュメを作成することができました。レジュメ作成、プレゼン、質疑応答においては、伊藤塾、公務員試験の応援団体、大学の模擬試験に参加して対策を行いました。伊藤塾の模擬試験では、内定者の方と講師の方が、自分に不足している観点や想定していなかった質問をしてくださり、本番までに自分の施策の穴をより質の高いものにすることに繋がりました。本番は、官僚の方に質問されてとても緊張しましたが、これまでに深掘りしてきた施策だったということもあり、質問にうろたえずに答えることができました。

 

政策課題討議試験

政策課題討議については、模擬試験への参加を行いました。伊藤塾の模擬試験では、レジュメ作成→グループメンバー同士のレジュメを読む→討議→討議を踏まえての発言といった一連の流れを体験することができました。討議について、講師の方と内定者の方から講評をいただいたことで、議論の進め方や発言の仕方の改善点を知ることができました。討議では、自分が何を話すのかを考えるので頭が一杯になってしまいがちでしたが、本番は模擬試験でいただいた改善点を踏まえて、討議の時間配分の提案や他のメンバーの意見と繋げた発言をすることができました。他にも、大学のキャリアセンターと公務員試験の応援団体が実施する試験に参加しました。本番は、自分が多数派の意見になる場合もその逆もあり得るので、様々なパターンに慣れておいて良かったと思っています。また、本番までに3回模擬試験に参加したので、本番もあまり緊張せずに試験に臨むことができました。

 

人事院面接

人事院面接については、伊藤塾から早めに面接カードを書いておくように言われていたので、8月の内に面接カードを提出し添削を受け、大まかな内容を完成させていました。特に、自分が書いた国家公務員として志望動機が不安だったため、添削によって入れるべきポイントが明確になり、非常に助かりました。教養区分の直前は筆記試験の基礎能力試験や総合論文対策で忙しく、一次試験の合格後だと他の試験の対策で時間が取りにくいため、早めの内に取り掛かっておくべきだと思います。面接対策としては、模擬面接を2回行いました。面接の講評で、自分の話が長くなりがちであること、論理的な回答になっていない部分が明らかになりました。本番の質疑応答でも、伊藤塾の模擬面接ほど深く詰められることは無かったため、緊張せずに面接官の質問に答えることができました。自分の話し方の癖や初対面の面接官にとってわかりやすい回答になっているかは、実践してみないとわからないため、模擬面接に参加してよかったと思います。

 

加点対象の英語試験

私は、大学2年生の夏に受験したTOEICのスコアを提出しました。大学2年生の頃はあまり忙しくなかったため、今の内に教養区分で加点対象になる英語スコアを取得しようと思い、受験しました。TOEICを受験した理由は、過去問を見て比較的対策がしやすいと思ったからです。リーディング、リスニング共に大学受験での英語の勉強が活き、過去問を数回解くことで十分対策ができました。私はスピーキングが得意ではないので、そのような人はとりあえずTOEICを受験してみるのがよいと思います。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

伊藤塾で学習を始めた大学2年生の秋の時点で、大学3年生の4月から6月はサークルや学部のイベント運営が忙しくなることはわかっていたので、いつ何に取り組むのか計画を立てていました。質問会やゼミに参加して、優先すべき科目を把握し、教養区分までに復習できるような計画を立てたおかげで、忙しい時期にはゼミへの参加や講義を少し受講するだけでも、不安になりすぎずにいられました。モチベーション維持として、省庁のイベントへの参加が有効でした。実際に職員の方や他の国家総合職志望の方と話すことで、勉強へのモチベーションを維持していました。

 

民間企業の就職活動について

 

民間企業の就活は実施するつもりです。業界としては、公共性が高い業務に取り組みたいため、政府系金融機関を見ています。教養区分に合格したため、官庁訪問対策と並行して、民間企業の就活にも時間を割くことができるようになるため、冬インターンにも応募しようと考えています。春試験の勉強をせずに済むため、ここからは民間企業の就活にも力を注ぐことができるという精神的余裕も生まれました。また、教養区分の人物試験対策は、自分がやりたいことを改めて見つめ直す機会となりました。この経験は、民間就活においても活きると思います。

 

最後に

 

今後は、官庁訪問対策と民間就活に力を入れたいと思っています。官庁訪問対策としては、省庁のイベントへの参加や職員訪問を実施するつもりです。また、ここまで民間企業のインターンや企業研究を進めることができなかったため、民間の冬インターンの参加や本選考のエントリーも行う予定です。今のところ第一志望が国家総合職ですが、民間就活も踏まえて、自分がやりたいことをさらに明確にしたいと考えています。

 

●これから進路を考える方へ

教養区分は、大学2年生から受験することができるので、少しでも国家公務員に興味がある人は、受験するべきだと思います。大学2年生で合格しておけば、3年生では、早期化が進む民間就活にも力を注ぐことができますし、自分の将来の選択肢を広げることができます。今後は、第一志望の省庁から内定をいただけるように、省庁イベントに参加して、志望動機や省庁への理解を深めていきます。



カテゴリー 2025国家総合職教養区分 
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※2025年合格時点のものです。