教養区分合格で広がる未来。早期合格で充実した大学生活。
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N.Hさん |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:体育会軟式野球部、学習支援ボランティア
目次
公務員試験を目指したきっかけ
日本を先導するような仕事に就きたいと考えていた。浪人期に、歴史の勉強をする中で、日本が平和な国であり続けてほしいと思い、自分がその役割の一つを担うことができるのは、国家公務員だと考え、興味を持ち始めた。絶対に国家公務員になりたいというわけではなかったが、教養区分は年齢制限が低いため、早期に合格すれば、民間就活を含めて、スムーズに進めることができると思った。大学生活を充実させる1つの柱になるのではないかと思った。
対策スタートのタイミング
伊藤塾に入塾したのは1年生の5月だったが、2年次合格に向けて本格的に学習を始めたのは、12月ごろ。試験の一年前にシミュレーションをしたところ、基礎能力試験の結果が悪かったため、基礎能力試験対策を始めたほうが良いと思い、同じタイミングで、総合論文のゼミが開講したのがきっかけになった。学習開始時期は適切だった。最新の過去問をもとに、傾向を分析したうえで、勉強計画を立てることができた。約1年間の準備期間があり、多くの科目に取り組めた。
伊藤塾を選んだ理由
教養区分の合格実績が一番良い塾に入ろうと考え、伊藤塾を選んだ。実績があるということは、ゼミなどで一緒に勉強する仲間のレベルも高いと考え、レベルの高い環境に身を置くことで、自分の成長スピードを高めることができると考えた。独学では効率が悪く、学内講座や生協講座は、合格に対する専門的な知識が不十分ではないかと考え、伊藤塾を選択した。
伊藤塾のここが良かった!
◇講義・教材、論文対策
憲法、国際関係、行政学、政治学、ニュースの見方がわかる講義、時事、総合論文ゼミが最も役立ったと考える。経済学部のため、これらの科目に関しては、全く基礎知識がなかったが、講座を受けて、復習をすると、確実に力をつけることができた。
◇ゼミ・質問会・交流会
質問会は、なるべく出席し、講師の他にも合格者から詳しく話を聞くことができたのが良かった。
◇時事対策
時事は、「月1時事」のと「ニュースの見方がわかる講義」のみしか受講しなかったが、高得点をとることができた。
◇人物試験対策
面接カードは何回も添削していただくことで、簡潔にわかりやすく、自分のアピールポイントを伝えることができた。直前の企画提案試験に関するカウンセリングでのアドバイスを活かすことができた。活用すべき。
私がとった勉強法
総合論文試験
総合論文ゼミに毎回リアルタイムで出席し、論文を書く。時間内で書き上げることができない場合は、後で書き上げた。講義でのノートや参考資料をまとめるワードファイルを作成し、それにまとめる。伊藤塾の自主ゼミには必ず参加。新聞を毎日読み、論文に関連するものはワードに記録していった。これを7月末までのゼミまで繰り返した。8月からは作っておいたワードを整理し、論文対策まとめノートの最終版を最後のゼミまでに作った。作っている間に、今までのゼミの復習を並行して行い、もう一度論文を書く。最後に総合論文シミュレーションがあり、そこでの最終的な確認をまとめた後は、ゼミで扱った問題を、その日が試験本番だったらどのように書くかを、論文の構成を考える作業を繰り返した。
自主ゼミは、自分の文章の読みやすさや自分に欠けている視点などを学ぶことができる貴重な場であるため、積極的に会話するようにした。その場で意味の分からない質問をしても、その場では恥をかくかもしれないが、自分の最終的な得点力アップに必ずつながるため、ビビらないことが大事だと思う。
基礎能力試験(知能分野)
文章読解に関しては、普段からは全くやっていなかった。夏休みに入ったタイミングで、伊藤塾から配られたスーパー過去問を英文と日本語の文章を1題ずつ、毎日取り組んだ。問題を解き終わると、他の過去問に取り組み、過去問をやり終えた後は、共通テストを解いたり、AIに問題をつくらせて解いたりしていた。
数的処理は、伊藤塾から配られた3冊を取り組んだ。分野別の解き方が載っているものを、2周した後に、基礎力完成のテキストに取り組み、2周した。その後、法律区分の過去問を2周した。このタイミングで、数的処理の中での問題の分野を分け、自分が得点する分野を決めて、教養区分の過去問に取り組んだ。その後は、自分で取り組むと決めた分野に絞って、演習を重ねた。テキストに載っている解法にとらわれず、今まで自分が勉強したことをもとに、一番解きやすい解き方で、問題を解くようにしていた。試験の直前でなければ、時間を区切らずに、じっくり考えることもあった。
基礎能力試験(知識分野)
まず、12月に、手元にある過去問をみて、何の分野から何問出題されているかをエクセルにまとめ、自分の得点する分野を決めた。
数学、化学、生物(分野を絞った)、地学、日本史、地理、世界史、思想、政治学、国際関係、行政学、憲法、社会政策、時事を本番では解くことにした。数学、日本史、地理は受験で使ったため、ノータッチ。化学、地学は基礎までしかやっていなかったので、テキストにある発展項目だけ暗記。生物は、頻出分野の人体に関する分野と植生だけ暗記。世界史、思想、政治学、国際関係、行政学、憲法、社会政策、時事は、受験や大学の授業でもやっていなかったため、伊藤塾のテキストをひたすら読み込んで暗記。ここまでの分野に手を出さなくてもよいのかもしれないが、時間が1年間あったことや、数的処理の点数は本番の問題によっては、思い通りにいかない確率が高いのではと考え、Ⅱ部の目標点数を、たとえ数的処理が半分しか取れなかったとしても、一次試験を突破できるよう、Ⅱ部の目標点数を設定した。
企画提案試験
一次試験の合格発表後に開始。まず、指定資料を自分でまとめた後に、資料解説講義を受講し、示された予想問題に対して、自分なりの政策を立案した。模擬企画提案を受け、現実的でないことを指摘され、もう一度政策を立案し直す。試験3日前に、カウンセリングを受け、自分の政策がすでに実行されていることを指摘され、一からやり直し。ここからは、既存の政策に改良を加えたり、対象を広げたりすることで、政策をつくり、本番に臨んだ。企画提案試験では、社会政策に関する知識を正確に理解していないと、話にならない政策を考えてしまうと感じた。企画提案試験について、1次試験前から取り組む必要はないが、基礎能力試験でも問われる社会政策に関する知識をどの角度から聞かれても答えられるようにすることがよいのではないか。プレゼンでは、相手は現役の官僚であり、受験者の政策が不備だらけであることは理解している。質問に対してきちんと対応することが求められていると感じた。
政策課題討議試験
模擬政策課題討議に参加して初めて、グループディスカッションを経験した。練習はこの一回だけ。伊藤塾が作成した模擬問題の過去問で、20分間でレジュメを作成し、3分間で発表する練習は5年分ほど取り組んだ。その後は、本番で、自分が積極的に発言しながらも、相手を尊重する振る舞いを意識した。話がそれたときに、戻す役割を狙っていたため、話が逸れることを願いながらグループディスカッションに臨み、見事話が逸れたので、戻すことに成功した。ファシリテート役はゼミ・模擬でもやったことがないため、やることは避けた。ファシリテート役は、話を進行しながらまとめるのに加え、自分の意見も同時に述べる必要があるため、厳しい。お題が自分の得意分野であっても、知識をひけらかすのではなく、全員がわかるように説明することが大事。自分のグループにお題の教育について専攻していた人が、専門知識ばかりを発言しており、わかりにくかった。
人事院面接
一次試験前に一度面接カードを書き、一次試験終了から合格発表までの間に、繰り返し提出して、添削してもらった。プレ模擬面接で聞かれたことをもとに、想定問答をつくり暗記。その状態で模擬面接に臨み、聞かれた質問をもとに、想定問答をブラッシュアップした。その後、模擬を通じて質問されたくないことや質問されたいことを絞り、それに誘導する形になるように面接カードを修正した。面接カードに記載した内容はどの角度から聞かれてもいいように、伊藤塾だけでなく、想定される質問を友人や親に聞いて、なるべく多くの想定問答をつくるようにした。本番では、早口にならないように、ゆっくり大きな声で、すべての試験官を見ながら話すことを意識した。質問には簡潔に10秒以内で回答するように心がけた。質問していない面接官も見ながら質問に回答した。伊藤塾でも模擬面接のほうが面接カードについて詳しく質問されるため、あまり緊張しなくてよいと感じた。
加点対象の英語試験
TOEIC790点を提出した。英検は持っておらず、加点対象の英語試験の中から最も簡単なTOEICを選択した。試験勉強を開始したタイミングで、金のフレーズを買い、860点レベルまでの単語を繰り返した。一度過去問に取り組み、再び、単語を繰り返した。単語をもう一度取り組んだ後、一次試験終了後に受験し、790点で、25点追加を申請した。一度の受験では不安だがあったため、もう少し前に一度でも受験していた方がよかったのではないかと思う。
普段の生活と試験対策の両立について
隙間時間の有効活用と計画性が最も重要だった。電車の中など、1人でいる時間はなるべく勉強に充てることで、勉強時間を確保できた。エクセルに科目ごとに勉強計画を立て、いつまでに達成すべきかを明確にして、それに向けて勉強した。飲み会や遊びに行くことで、勉強とのメリハリをつけて取り組んだ。勉強をしてもしなくても試験日は勝手に近づいてくるので、モチベーションが下がっても、継続してればいつか必ず終わりが来る。結局気持ちの問題。やる気が出ないのはやる気を出す気がないだけ。
民間企業の就職活動について
民間就活を行う予定。国家公務員総合職として働きたいが、他の職種や地方公務員には興味がない。また、大学院への進学も選択肢の一つである。
◇業界・業種の選定理由
商社、コンサル、金融、インフラなど幅広く受けるつもり。興味のある分野が決まっていないため、いろいろな選考を受けてから決定するつもり。
◇教養区分合格が民間就活に及ぼす影響
時間的余裕ができ、官庁訪問対策と両立しやすいのではないかと思うが、まだ、大学2年であり、民間就活をしていないため、推測の域を出ない。
最後に
省庁のスタートアップ説明会に参加し、自分が興味のある分野を見極めて、夏休みからのインターンシップに参加する予定。民間就活も開始し、なるべく早く内定をもらい、官庁訪問対策に専念できるようにする。大学院進学の可能性もあるため、ゼミでの活動を頑張りながら、部活動も4年秋の引退まで全力で取り組む。いっぱい遊ぶ。
●これから進路を考える方へ
就活前の段階で公務員試験に挑戦でき、合格すれば選択肢が一気に広がる。自分がこれまで取り組んできたことをもとに、自分なりのやり方で合格をつかめるところが魅力だと感じる。論理的思考、文章理解、数的処理といった基礎力は民間就活でも役立つ。教養区分は合格者のレベルが高いが、採用される数が多いため、挑戦する価値がある。