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公務員試験

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官庁訪問に向けて「本当は何がやりたいか」を問い続けたい

A.Dさん
東京大学 教養学部 4年
最終合格:国家総合職 教養区分
課外活動:サークル・部活動

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:アカペラサークル・交換留学(一年間)

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・留学経験について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

留学を機に日本への愛国心が湧き、国家公務員として日本の国益に直接的に貢献したいと思った。もともと公益性を追求できる公務員自体には関心があったものの、具体的に考えることはなかった。留学で国外から日本を相対化する視点を養い、日本の良さ・改善点を考えるようになった。特に、ロンドンキャリアフォーラムで経済産業省の方から日本の産業振興への情熱的な想いを直接伺い、国家公務員の立場で日本の力になりたいと思った。

 

対策スタートのタイミング

 

大学4年次の5月に学習を開始し、同年度の秋に実施される教養区分の合格を目指した。本格的な勉強を始めたのは7月から。もう少し早くスタートを切っておけばよかったと思う一方で、早く学習を始めたとしても学習の定着への効果は薄いと思うため、結果的に5月に始めたのは正解だったと考える。もう少し早く始めていれば余裕をもって民間就活を同時並行で進めることが可能だったと思う。ただ教養区分の知識問題はあまりにも範囲が広いので、すべてを網羅することはほぼ不可能であり、学習期間を早めることはあまり効果はないと思う。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

周囲の多くの友人が伊藤塾を選んで合格していたから。独学では対策するために必要な教材が手に入りにくいと思ったから。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

まず教材は過去問とその解答がまとまっていて勉強効率が大変上がったと思う。論文対策も教養区分ゼミ2ndに参加し、設問に対する論文の構造を分析できたのでとてもためになった。時事対策では月1時事・時事の総まとめの動画と時事の本が有益だった。おかげで時事分野では正答率が高かった。また、面接対策では人事院に提出する面接カードを添削してくださり、読み取りやすい志望動機を書くことができた。

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

教養区分ゼミ2ndタームに参加し、総合論文の構造の作り方などを学んだ。留学中だったためリアルタイムでの受講はできなかったものの、過去の回の課題やその解説を聴き、論文の書き方を学んだ。特に設問をきちんと読み取りそれをもとに文章構造を考える点はとても参考になった。2回ほど無料で添削をしていただく機会があったため、そちらを利用し文章の校正をしていただいた。受験直前には論文シミュレーションがあり、対面で本番形式と同じ時間配分で解くことにより、実践経験を積むことができた。

 

基礎能力試験(知能分野)

とにかく数的処理は過去問を伊藤塾の冊子を用いて大量に解いた。最初は時間制限を設けず、数年分解いた後に時間制限を設定した。当初は半分も得点できなかったが、10年分解いた後は数的処理で7割ほど得点できるようになっていった。現代文と英語は特に対策せず、過去問の公開されているもののみを2,3年分解いた。

 

基礎能力試験(知識分野)

時事の冊子と相澤講師の「時事総まとめ講義」を用いて勉強した。試験の2か月前から「時事総まとめ」の動画を視聴しつつ時事の冊子に書き込み、時事の知識を深めていった。暗記に際してはひたすら時事の冊子を読み込み、何周もした。知識分野は大学受験で使った科目と経済学・国際政治は大学での学びを活かし、また政治・行政分野を新たに勉強した。大学受験で使った科目と大学で学んでいる分野は過去問を解くにとどめた。政治・行政分野は過去問テキストを中心として使用し分からない分野があれば政治・行政のテキストに立ち返り学び直した。

 

企画提案試験

課題として出されていた白書から、中心として考える政策領域の選定をした後、現状と解決策を考え、友達と相談し合った。課題の白書が範囲が広かったため、いくつか政策立案の対象となる課題を選んだ。その後、現状のデータと施策をまとめた。そこからどこを改善すべきかボトルネックを探し、解決策を考えた。各政策領域に対して2個ずつ考え、最終的に8案程度考えていた。また友達とも相談し、お互いの政策を交換し合うことで政策のアイディアを増やした。実践演習では、伊藤塾の模擬企画提案を利用した。

 

政策課題討議試験

特にインプットはせず、伊藤塾の模擬政策課題討議と大学の有志勉強会メンバーとで演習経験を積んだ。伊藤塾の模擬政策討議ではグループ討議の基本的な役割分担や議論の流れを学んだ。

 

人事院面接

伊藤塾の面接カード添削と模擬面接、大学の有志勉強会での模擬面接を利用した。面接カードの添削を通じて伝えたい内容を上手く言語化できたので大変ためになった。模擬面接でも面接官から聞かれそうな質問を予想できるようになったので、自身で質問返答例を考えることができた。

 

加点対象の英語試験

IELTSで1年半前に取得していたスコアを提出した。もともと留学に行くために取得していたスコアだった。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

モチベーション維持に苦労したが、落ちたときの恥や就職活動への支障を考えたのと、志望官庁の説明会に参加し国家公務員への憧れを高めることにより、モチベーションを保った。同じ学科で過去教養区分受験で落ちた人がいなかったため、落ちたと予想したときの恥は大きいだろうと思った。

 

民間企業の就職活動について

 

民間就活は実施する予定。官庁訪問で合格できる保証がないため。目指す業界は海運・商社で、理由は国際性がある分野であり自分の強みであるソフトスキルを活かすことができるから。教養区分合格によって春に民間就活に時間をかけられるのは利点。一方で、民間就活も早期化しており冬インターン申し込み(10-11月)が肝となり、教養区分2次と重なるため、民間就活に出遅れている印象がある。2年生のうちなど就活が始まる前に教養区分合格を取っておくべきだった。

 

留学経験について

 

自分の場合は、イギリスに大学3年次秋から4年次の夏まで10ヶ月の交換留学。国際政治の研究・語学力の向上のために渡航した。ロンドンで2月に行われるロンドンキャリアフォーラムではいくつか官庁も参加している可能性があり、人事と一対一で話すことができる貴重な機会なのでぜひ訪れてほしい。留学後に秋区分の合格を目指すには、春・夏ごろからの勉強が好ましい。6-7月の帰国後は日本の大学で授業を取っていないと思うので、勉強する時間を豊富に持つと思う。そのタイミングできちんと勉強を始めれば間に合うと考える。

 

最後に

 

3-4月ごろまでに民間から内定をもらうために民間就活に取り組む。同時並行で週2ぐらい続けているアルバイトも継続する。官庁訪問対策として継続的に説明会に参加し、またワークショップも都合が合えば参加する。4月頃から本格的に官庁訪問対策に取り組む。

 

●これから進路を考える方へ

教養区分試験を受験する上でモチベーションを保つのが難しいと思いますが、ぜひ憧れの官庁の説明会に訪れて、職員の方々から熱いお話を聞いてみてください。国益を純粋に追求できる国家公務員に強い憧れを抱くはずです。

 

教養区分合格でひとまず安心していますが、これから厳しい官庁訪問が待っていると思うと少し怖い気持ちもあります。体力が必要だと体験談を伺ったので、体力づくりのために毎日ランニングを始めてみました。今はこうした一つ一つの努力が自身を形成し、より良い未来に結びつくと信じています。多くの方々からのお話を伺いながら、自分にも「本当は何がやりたいんだ」と問いかけ続け、進路を決めたいと思います。



カテゴリー 2025国家総合職教養区分 
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※2025年合格時点のものです。