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公務員試験

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教養区分試験の合格のためには伊藤塾のゼミが必須だったと思います

H.Rさん
中央大学 文系学部 4年
最終合格:国家総合職 教養区分
課外活動:アルバイト

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:塾の事務員、飲食店のホール

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

最初に興味を持ったきっかけは、高校時代に農林業に関心があり農学部に進学することを考えていた際に、農林業への支援政策を調べたことで、自分が動くだけでなく人を支援する方法がありその方が社会をよりよくするインパクトがあると認識したことです。当時から霞が関の現状についてはメディアでも問題提起がされている中で公務員を目指すことを決断した時期は大学受験時です。自分は農学部でやりたい研究が一つしかなく、ほかの理系分野でうまくいく自信がありませんでした。そして、公務員という世の中の黒子となってより円滑な社会活動を支援することのインパクトに惹かれたことに加えて、自分がやってみたいと思えたため、公務員になる決断をしました。

 

対策スタートのタイミング

 

伊藤塾で学習を始めた時期は3年生の8月頃です。当時の私は大学1年生の頃に始めたアルバイトによって学業がおろそかだった分を取り戻すために3年生になってからはアルバイトを辞め、できる限り学業に専念していました。ある程度目途が付いたことで、公務員試験の対策を始めたいと思いました。かなりぎりぎりの開始となってしまいましたが、夏休みの全ての時間を勉強に費やせたことが幸いし、択一の合格点は自己採点で上回ることが出来ました。しかし、ゼミの内容が全く追い付いていなかったことや、実際に論文を書くとなると自分のものにするまで時間がかかっていたこともあり、中々納得のいくものにならなかったです。そのため、あと三か月は早く始めたほうがよかったのかなと今振り返って思います。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

伊藤塾を選択した理由は、内定率が高かったからです。私は公務員になることが目的ではなく公務員というツールを使って世の中と関わっていきたいと考えていました。そのため、試験の合格だけではなく、実際に総合職という狭き門で内定をもらうことまで考えると、軟化傾向にある公務員試験を突破することよりも実際に内定を得られるかどうか、そして勉強をする際に自分が不安なく進められるかどうかという二点が必要だと考えました。内定率を数字で発表しているのは伊藤塾だけでした。

 

勉強については、論文の講座が別料金の場合や、ほかの講座も選択する必要があるほかの予備校に比較して伊藤塾は自分で追加講座について考える必要がなく、オールインクルーシブのため、これ全てをやっていればほぼ確実に合格できる安心感があり、伊藤塾を選びました。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

教養区分合格のためにはゼミが必須だったと思いました。自分の周囲に国家公務員総合職を目指している人は少なく、公務員を目指していて一緒に勉強はできるけれども総合職の試験対策に特化することは難しかったです。そして、論文も自分のやり方だけでは試験官に評価されるポイントがわからず、苦労していました。そこで伊藤塾のゼミを通じて総合職を目指すという共通の目的を持った人々と実際に議論をすることで、議論のやり方の確認だけでなくより内容に踏み込んで話せる体験ができ、自分の成長につながったと思いました。また、論文は講師の方からフレームから実際の答案を見てどの点が評価されるのか、されないのかという分かれ道を案内してもらうことで、最低限気を付けるべきラインが明確になり、落ちにくい論文を書けるようになったと思いました。

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

私はもともと文章を書くことが非常に苦手で、論理的な構成を考えることに強いコンプレックスを抱いていました。対策を始めた当初は、課題に対して何から書き出せば良いのかさえ分からない状態でしたが、伊藤塾の講義を通じて「評価される答案の型」や「思考のプロセス」を基礎から学んだことで、その壁を乗り越えることができました。

学習の中で特に重視したのは、インプット以上に「実際に書いて添削を受ける」というアウトプットのプロセスです。苦手意識があったからこそ、自分一人では気づけない論理の飛躍や説明不足を、第三者の視点から客観的に指摘してもらうことが不可欠でした。ゼミ生同士で行う答案検討でもらった指摘をもとに講義内の講評や模範解答を参考にしながら納得いくまで書き直すことを徹底しました。この地道な繰り返しにより、本番ではどのようなテーマが出題されても、習得したフレームワークを用いて冷静に対処できる自信がつきました。私のように論文に苦手意識がある方こそ、正しい「型」を身につけることが合格への近道だと強く実感しています。

 

基礎能力試験(知能分野)

私は大学受験時に国語、英語、数学すべてやっていましたが、数的処理についてはこれまでの高校数学の知識というよりは中学受験の応用に近いところがあり、中々点数が伸びない時期がありました。しかし、伊藤塾で提供されている講義の中でも特に頻出のテーマに絞ってそこは間違えないようにするということを頑張ったことで、徐々に点数が伸びてきたことを実感しました。また、試験の中には解く際に時間がかかりすぎる問題もあるということを事前に知っておくことで当日の試験で焦ることなく問題を切り捨て、確実に点数を取れるところに時間を割くことが出来ました。

 

文章読解については、対策として過去問を解くことだけでなく要約を講義内で勧められたため、新聞や授業内容を毎日短い時間で要約し、練習を重ねました。新聞や授業内容だけだと少し過去問の内容とずれがあったので、普段触れない本の一部分をたまに読むようにしていました。英語については、TOEICの勉強をしていましたが、まとまった量の文章を読むことにどうしても慣れず、苦戦していました。しかしサポーターの方に英語学習に適した英字新聞を勧められ実際に使用してみると様々なジャンルの文章をまとまって読むことが出来たので、できるだけ毎日1タイトル読むようにしていました。

 

基礎能力試験(知識分野)

知識分野で新たに得点源をつくるには大学に入学してからだと難しいと思います。教養区分の知識分野は大学受験で使用した知識で回答することが出来る部分が多いゆえに大学受験で使える科目を増やすようなものだと思っています。なので大学に入学してから対策できる部分としてはやはり時事だと思います。教養区分の試験は時事的な要素も多く含んでいるので、時事の対策をしっかりすることは効率よく得点を伸ばすことに繋がります。伊藤塾のカリキュラムでは時事に絡めて知識分野の学習を進めたり、ゼミの中でも論文に出題されるような時事や国政にまつわる時事があると解説を行ってくれたり、官庁訪問でも使えるような時事と行政の関わりに触れたり、といった感じに様々な角度から対策を行いました。これによって記憶が定着しやすくなるだけでなく、行政官として社会の物事を見る際にどのような角度から検討していくのか、政策を進めていくのかを体感することが出来たと思います。

 

企画提案試験

企画提案試験については、この科目に特化したインプットに過度に時間を割くことはせず、総合論文や政策課題討議の対策を通じて培った「基礎体力」をベースにする戦略を取りました。伊藤塾の講義で得た政策知識や論理的思考のフレームワークがあったおかげで、企画の骨子作成や資料の読み込みは、既存の知識の応用でスムーズに対応できました。その上で、アウトプットの仕上げとして活用したのが、内定者の方々が主催してくださった「教養区分2次試験対策」です。ここで実際にプレゼンテーションを行い、合格者である先輩方からフィードバックをいただいたことが非常に大きな自信になりました。自分一人では気づけない話し方の癖や、第三者に伝わりにくい点を客観的に指摘してもらい、本番直前まで修正を重ねることができました。当日は、この練習経験を糧に「伝える力」に勝負をかけました。作成したレジュメを読み上げるのではなく、審査官の目を見て、熱意を持って語りかけることを徹底しました。想定外の質問に対しても、知識の土台と実戦練習で培った度胸のおかげで、落ち着いて対話として切り返すことができ、結果としてコミュニケーション能力の高さを評価いただけたと感じています。

 

政策課題討議試験

政策課題討議は、私にとって最も冷や汗をかいた、しかし学びの深い試験となりました。当初、私は自分の適性を「議論をまとめる調整役」と捉え、模擬試験でも進行役に徹していました。しかし、そこで「進行に徹しすぎていて、個人の考えやアピールポイントが見えにくい」という指摘をいただきました。この指摘に焦りを感じた私は、あろうことか試験本番で「とにかくガンガン意見を言って存在感を示す」という方向へ、ぶっつけ本番で大きく舵を切りました。結果として、積極的に発言する姿勢は示せましたが、急なスタイル変更により強引な立ち回りとなってしまい、試験自体の評価は決して芳しいものではありませんでした。それでも最終合格できたのは、伊藤塾の講義で培った「政策知識」という確固たる裏付けがあったからに他なりません。たとえ立ち回りが粗削りであっても、発言内容そのものに論理性や正確な知識があったため、致命的な失点を防ぎ、なんとか合格ラインに踏みとどまることができたのだと分析しています。これから受験される皆さんには、私のような直前での無茶な方針転換は避け、模擬試験などを通じて「発言」と「調整」の最適なバランスを早期に確立することを強くお勧めします。

 

人事院面接

人事院面接対策において私が最も力を入れたのは、面接カードの完成度を高め、発言内容との「一貫性」を徹底することでした。面接官はカードの記載内容をもとに質問を投げかけてくるため、事前の準備段階で論理矛盾や曖昧さを排除しておくことが必要です。具体的には、まず作成した原案を友人や既に内定を得ている先輩方に見てもらい、第三者視点での分かりやすさと説得力をチェックしてもらいました。その上で、伊藤塾の講師による模擬面接やカウンセリングを繰り返し活用しました。ここで「自分の言葉でどう伝えるか」を試行錯誤し、講師からの客観的なフィードバックを受けて話すべき内容を精査・決定していきました。このプロセスを経ることで、自分の強みや志望動機が強固な軸として定まりました。本番は非常に穏やかで、会話を促すような優しい雰囲気の中で行われました。事前に話すべき内容の軸が定まっていたおかげで、迷うことなく落ち着いてコミュニケーションをとることができたと思います。面接対策は、話す練習以前に、その土台となるカードの構築にどれだけ他人を巻き込んで客観性を高められたかが重要だと強く実感しました。

 

加点対象の英語試験

私はTOEICを提出しました。以前からアルバイトをしていた際に取得を促されていたことや、受験にあたって大学の補助があったこと、自分が英語を使い続けられるように学習を継続したかったこともあり、最初の受験は大学2年生頃でした。そこから定期的に受けておりたまたま加算される基準の点を超えているものがありましたので使用しました。対策としては、日常会話以外のリスニングが弱かったので、様々なジャンルに触れられるように英語のポッドキャストを一週間に2回ほど聞いていました。使用した番組は情報を信頼しやすいTEDとBBCです。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

試験対策を本格的に始めた3年次は学業も佳境でかなり大変でした。そのような中でも両立をするために学業の方では授業内でできるだけ全て完結させることを目標に、ノートのまとめ方や予習復習を工夫していました。また、4年次の試験ではほかの試験はほぼないものの、内容が高度になってきた分少し多めに学業の時間を取りつつも、ほかの時間はほぼ試験対策につぎ込んで対策をしていました。しかし、気が滅入ってしまうこともあるため、その際には外で行われているライブを見に行くことを楽しみにして勉強を乗り切りました。

 

民間企業の就職活動について

 

民間企業への就活は大学入学当初あまり考えていませんでした。しかし、面接の練習や広く業界を見ることでこれらかの官庁訪問に役立つと思い、就活を行いました。業界としては、金融・メディアをメインに見ていました。広く社会への影響があるという面では、人が活動する際に必要である資金や情報に関わることが有用だと考えたからです。教養区分合格はかなり後だったので、良い影響という点では、私はあまり感じなかったです。

 

最後に

 

私はすでに官庁訪問を終えていますが、これからの短い学生の間にしか経験できない名著といわれている本を読み、海外に行ってみて実際に現地の人々と何らかの形で交流をしてみることで自分の見聞を広めたいと思います。

 

●これから進路を考える方へ

教養区分の受験準備は他の試験の基礎的な部分をつくることに繋がります。また、早い時期で合格することが出来ればそのあとは留学をしたりインターンに参加したり、何かプロジェクトを起こしたり、とその先の人生で役に立つ経験を躊躇なくすることが出来ます。そのため、公務員を目指したいと考えている人はぜひ一度受験してみることをお勧めします。



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※2025年合格時点のものです。