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公務員試験

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早期の合格で時間的・精神的余裕をもって将来と向き合うことが可能

U.Jさん
名古屋大学 法学部 2年
最終合格:国家総合職 教養区分
課外活動:サークル・部活動、アルバイト

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:ヨット部、個別指導塾講師

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

中学生の時に、学校から5名程度が参加する「東京研修」という行事があり、その際、引率の校長が急遽アポを取ってくださり文部科学省の職員の方とお話をする機会があった。中学生の拙い質問にも丁寧に答えてくださり、その時から漠然とかっこいいと感じていた。その後、高校生の時に総務省で勤務されていた方とお話しする機会があり国を支える公務員という仕事に魅力を感じるようになった。大学入試で志望校を変更し、一度はあきらめることも考えたが、大学1年生の夏にあきらめきれないと感じ、教養区分という試験区分のことを知ってもう一度目指そうと考えた。

周りに同じように国家総合職を目指す人がおらず、最初は不安であったがそれ以上に日本を直接支える国家公務員という仕事に就きたいという思いが勝っていた。

 

対策スタートのタイミング

 

伊藤塾では大学1年生の夏休み後から学習を始めた。国家総合職試験の教養区分では大学2年次からの受験が可能で、部活動もやっていた私は部活、学業、就活をバランスよく進めるためにも2年次から試験を受験しようと考え、学習をスタートした。学習を始めてから試験を受けるまでおよそ1年あり、部活動や大学の勉強とも両立しながら論文対策のための専門科目の勉強を含めて十分に準備を行うことができたため、学習スタート時期は適切であったと考えている。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

大学一年生の時に国家総合職試験について調べた際に、教養区分試験では総合論文試験や企画提案試験、政策課題討議試験など、独学での対策が難しい試験が複数あることを知り、そうした試験の対策のため、予備校を探し始めた。そのなかで伊藤塾の司法試験講座を受講している友人に勧められ伊藤塾をチェックしたところ、それぞれの試験の対策のためのゼミや模擬試験などのサポートが手厚く受講生も多いことを知り、伊藤塾を選択した。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

総合論文ゼミでは、時間内に答案を仕上げ、グループワークでほかのゼミ生と問題文や答案構成などを検討し、その後に佐藤講師からの講評・講義を受けるという形で進行するため、自分で考えた答案をブラッシュアップすることで総合論文対策を効率的に進めることができた。また、企画提案模擬試験や模擬面接などの二次試験対策では、実際の試験と同じ流れで練習することができ、その後に講師から丁寧なフォローを受けることができ、自分の考えた政策や、面接カードなどの内容について強みや弱みを把握することができた。

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

総合論文ゼミにおいて演習→グループワークで検討→講評・講義という形でアウトプットの練習を繰り返し行い、問題文から出題の意図を読み解く力や、時間内に答案の構成を考え、論文の形に書き起こすことに慣れていった。

また、論文を書くのに必要なインプットに関しては、ゼミの中で佐藤講師が紹介してくださる出題が予想されるテーマに関係する白書、審議会等の資料を読み込むとともに、自分が論文を書く際に使えそうなトピックをまとめ、総合論文対策用のノートを作成した。このノートにはインプットした内容を、ゼミ各回の出題テーマごとに、演習時のメモや当該問題の検討ポイントと一緒にまとめておき、似たようなテーマの問題や類似の出題方法(問題文など)に対応しやすいようにした。また、ニュースの見方がわかる講義を通じて、様々なテーマの基礎的な知識と近年の動向を知るとともに、まとめておいたテーマに関連するニュースを新聞やニュースでチェックし、動きがあったり、使えそうなものがあったりしたら都度、ノートに追加していった。さらに、伊藤塾で政治学、行政学、国際関係論、憲法、行政法などの社会科学系の講義を受けることで、論文の問題を検討したり論文を書いたりする際の前提となる考え方を身に着けるようにした。

ゼミで論文を時間内に書くのが最初は難しく、知識も少なかったことから書ききれないこともあったが、これらは論文演習に慣れることと、知識のインプットが進むことで自然と書けるようになるので、ゼミの復習と知識のインプットを重点的に行うことが肝要であると思った。

 

基礎能力試験(知能分野)

基礎能力試験の知能分野の試験対策を行うに当たっては文章理解と数的処理でそれぞれ次のような勉強を行った。まず、文章理解の対策としては、総合論文ゼミで取り扱われる英文資料を活用し、語彙を増やしたり、行政文書にみられる文法知識の補填などを行った。また、直前期には実際の過去問に取り組み、自分が文章理解の問題を解くのに要する時間などを把握しておくことで、試験本番においても焦らず計画的に問題を解くことができるようにしておいた。

数的処理の対策としては、数的処理対策の講義をおよそ3ヶ月かけて受けたのち、他の科目の講義を受けながら定期的に復習することで解法を見抜く感覚を忘れないようにした。特に、解法がパターン化されている問題についてはその解法をあらかじめ頭にいれておくことで実際に同じタイプの問題に出会った際に素早く解くことができるようにした。さらに、数的処理小教室を受講し、決められた時間で解くべき問題を見抜き、時間内に解ききる練習を行い、より本番に近い形で演習した。

 

基礎能力試験(知識分野)

基礎能力試験の知識分野・時事問題の対策としては、それぞれ次のような勉強を行った。まず、知識分野の対策として、人文科学、自然科学分野では高校までに学んだ知識を再度復習するとともに、高校で学習しなかった科目についても、出題されやすい単元を中心に学習を行った。人文科学分野は自然科学分野よりも得意だったので、より重点的に取り組み、点数を取れるようにしておいた。社会科学分野では、総合論文対策として受けていた憲法や民法、政治学、行政学、国際関係の講義を通じて知識を増やすことで、論文対策と並行しながら対策を行った。直前期には過去問を数回解くことで出題頻度が高い分野の知識を再度確認し確実に点数を取れるようにしておいた。

時事問題の対策としては、ニュースの見方がわかる講義と、時事対策講義を受講し、注目すべきトピックの知識を増やすとともに、通学時に電車のなかで電子版新聞を読む習慣をつけ、そうしたトピックの現在の動きを把握しておくようにした。

 

企画提案試験

企画提案試験の対策としては、人事院から公表された資料を読み込み、政府の社会課題に対する認識を把握するとともに、企画提案試験対策講義を受講して出題が予想されるテーマを確認し、それらのテーマに横断的な、または汎用性のある政策を4つ考えておいた。これらの政策には提案の優先順位をつけておき、その優先順位にあわせて重みをつけながら細部を詰めていった。また、自分が提案する政策と共通点のある現行の政策をもとに実施主体や国の補助率などを想定し、政策の実現可能性を確保することを意識した。そうして考えた政策を模擬企画提案に持ち込み、相澤講師に細部まで詰められ自分の政策に足りていないものを把握し、修正を行った。また、1つの政策については政策の必要性に突っ込まれ根本から修正することになったが、修正に当たって考えるべき要素などを相澤講師に教わりながら修正することで政策の内容をより明確に考えることができた。模擬企画提案では本番よりも鋭い質問・指摘を受けたため本番はかえってリラックスして質疑応答を行うことができた。

 

政策課題討議試験

政策課題討議試験の対策としては、総合論文ゼミのグループワークを通じて議論の進め方やファシリテーターとしての振る舞いかたを把握しておくことで、議論のなかで行うべきことを明確にしておくようにした。また、討議レジュメを時間内に、分かりやすい形で作成するために、自分のなかである程度型を作り、その型にしたがってレジュメを作成する練習を行った。また、レジュメを作成する際には資料を読みながら同時にレジュメを作成する練習を行い、レジュメ作成にかける時間を短縮し、丁寧に見やすく作成することに時間を割けるようにした。さらに、模擬政策課題討議では試験本番と同様の形でグループ討議を行い、講師から見た客観的な視点で評価を受け、試験本番で気を付けるべきことを把握しておくようにした。また、模擬政策課題討議を通じて知り合った他の伊藤塾生と一緒にTeamsなどを通じてグループ討議の練習を数回行い、討議の感覚を忘れないようにした。

 

人事院面接

人事院面接の対策として、面接カードの作成に当たっては、志望動機を軸に考えながらそれに合うような経験を書いていった。経験を書く際には、何をやったかよりも何を得たかを中心に書くようにし、まだ経験に関する記述が浅くなってしまいがちな学業に関する経験では所属するゼミにおけるグループ討議での自分の立ち回りや、それによって高評価を受けた経験を書くようにした。面接カードは一次試験前に1度、一次試験後すぐに1度、2回の模擬面接の際、二次試験直前期に1度添削を受け、客観的な視点で評価を受けながら修正を重ねていった。模擬面接においては、本番形式で練習を行うとともに、修正が必要な部分について久木田講師にアドバイスを受け、二次試験前にもう一度模擬面接を行っていただき、面接カードの内容や面接時の応答についてブラッシュアップを図った。また、1つ上の評価を取るには何が必要かを質問し、上の評価を得られるように繰り返し修正を行うようにした。本番は模擬面接よりも簡単な質問ばかりであったため、リラックスして臨むことができた。

 

加点対象の英語試験

TOEIC L&Rのスコアを提出した。国家総合職試験はスコアの有効期間が長いため大学1年生の12月に取得した。試験対策としては、文法問題対策の問題集と、英単語帳を中心に学習を行いリスニングは基本的な問題が多いためそこまで対策は行わなかった。730点以上で25点の加点となるため、あまりTOEIC対策のみに時間をかけるのではなく、他の科目(当時は数的処理)と並行しながら空き時間を利用してTOEIC対策をおこなった。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

試験対策と部活動の両立について、私が所属する部活動は土日祝を合宿所で過ごしながら活動するため、試験対策は主に平日に行うしかなかった。大学への通学時や、大学から帰宅後に講義を受けたり、時事を追ったりすることで、試験対策に使える時間を効率よく確保するようにした。インカレ予選を突破し、本戦の前週に二次試験があったため、試験対策との両立は大変だったが、試験勉強に使える時間を増やし、また無駄なく使うことが肝要であったと思う。

 

民間企業の就職活動について

 

大学4年生で国家公務員として内定を得られなかったときに備えるため、民間企業への就活を行う予定である。業界・業種は未定だが、今後、大学で実施されるキャリアセミナーなどに参加し、自分が興味をもった業界・業種を中心に就職活動を行うつもりである。大学2年生で教養区分に合格したことで、官庁訪問へ向けた対策と並行しながら就活を行う時間的余裕が生まれ、それに伴う精神的余裕がある状態で民間企業への就活を行うことができると思う。

 

最後に

 

今後、官庁訪問に向けて各省庁の説明会などに出席したり、座談会、インターンに参加したりする予定である。そのなかで自分が国家公務員としてやりたいことと、自分の適正とを見極めながら自分自身の将来を考えていきたいと思う。また、これからさらに中心メンバーとして活動することになる部活動では、よりよい成績を残すことができるように、努力していきたい

 

●これから進路を考える方へ

教養区分は在学中の早い段階から受験可能であり、早期に合格を勝ち取ることで時間的、精神的余裕をもって自身の将来と向き合うことが可能である。また、試験対策においても大学受験で培った知識が役立つため、試験対策をはじめるハードルは専門区分の内容をはじめて学ぶよりも低いといえる。教養区分受験に向けた勉強は将来何らかの形で役立つため、公務員と民間で迷っている場合は受けてみるのがいいと思う。



カテゴリー 2025国家総合職教養区分 
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※2025年合格時点のものです。