必要な知識が体系的にまとまっている教材を使って効率的に勉強できた
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K.Fさん |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:-
目次
公務員試験を目指したきっかけ
大学2年生の7月ごろから真剣に将来の職業を考え始めていたところ、11月に大学の友人が公務員試験を受けたことを知り、興味を持ちました。そこから悩み続け、大学2年生の1月に目指すことを決断しました。長時間勤務の報道から迷いもありましたが、収益のためには頑張れない、やりがいを感じられないと以前から感じていて民間企業で働く想像がつきにくかったのに対し、収益関係なしに公務員として社会全体のために働くなら頑張れそうだと考えて志望しました。
対策スタートのタイミング
志望を固めた大学2年生の1月に伊藤塾に申し込み、定期試験を終えて3月に学習を始めました。とはいえ、そこからしばらくは論文ゼミ動画を数本見る程度で学習量は非常に少ない状況でした。数的処理は5月から少しずつ、その他は夏に始めたため比較的遅めのスタートだったと思います。合格できたからよいものの、今振り返ると夏は民間企業の就職活動もあって精神的に余裕がなかったため、精神衛生のためにも4月ごろには始めるべきだったと感じています。
伊藤塾を選んだ理由
周りの友人に公務員志望か司法試験を受けるかにかかわらず伊藤塾に通っている人が多かったことをきっかけとして伊藤塾について調べたところ、合格実績も高くサポートも充実していたことが理由です。学校の勉強や民間就活もあるため効率よく公務員試験の勉強を進める必要があるところ、伊藤塾は重要知識が集約されたテキストが豊富にありそれだけを見ていればよいこと、自分では対策しにくい論文や2次試験の対策もできて短期間で力が伸ばせそうなことがポイントでした。
伊藤塾のここが良かった!
◇講義・教材、論文対策
教材に重要事項がまとまっておりそれさえ見ればよい点がよかったです。数的処理は一周すればポイントがつかめ、知識分野は整理された状態で知識が入ってくるため直前に読むと効果的でした。論文教材についても過去問と数多くの解答例を見ることができ、解答の作り方のイメージができました。
◇ゼミ・質問会・交流会
論文対策のゼミで出題者の意図を読み取る力を養えた点がよかったです。論文は適当に書いても字数を埋められてしまうため、実際は全くいい評価をもらえない文でも自分では気づかずに満足してしまうことがありえます。ゼミでは一見良さそうにみえても出題者の意図を捉えられていない解答例も紹介してもらえるため、見抜く力をつけられます。
◇人物試験対策
面接カード添削では定番の書き方の紹介やアピールポイントの提案をしていただけるため、初めより遥かに内容のあるカードにできます。また、模擬面接練習では鋭い質問をテンポよくされるため、追いつけるように頑張れば本番で焦らずにいられます。
私がとった勉強法
総合論文試験
基本的に、論文対策ゼミに参加して書き方を学びつつ、教材に掲載の過去問を自分で解いたり答案例を見たりして勉強しました。ゼミではまず自分の答案を書き、他の生徒とのディスカッションから新たな構成や内容の視点を得ました。そして講師の解説によって、その問題文において注目すべきポイント、答案構成のやり方、書くべきことと書くべきでないこと、資料の使い方、何について勉強すればよいかなどを具体的に学びました。初めの頃は解説を受けて自分が書いた答案が問題の意図から外れていると気づくことも多かったですが、ゼミを受講するにつれて正解が見えるようになり、終盤には答案構成や内容がずれなくなりました。他の予定等でゼミを受講できないことも多くありましたが、アーカイブ配信があったため乗り切ることができました。やり方を学んだあとは書くことに慣れることが重要だと考えたため、過去問を何問か解き、教材に載っている考え方の過程と見比べるなどしていました。
基礎能力試験(知能分野)
時間的な制約から伊藤塾の講義は利用せず、教材のみ使いました。人によっては合否を分けるため時間をかけるべきだと言われる数的処理の対策のみ5月ごろから始め、その他の文章理解は8月に始めました。数的処理については、伊藤塾の基礎力養成編の教材を日々数問ずつ進め、一周したあとは演習編を解きました。基礎力養成編は問題のジャンルごとに分けて掲載されており、そのジャンル内で一貫して使える考え方が解説されているため、分かりやすかったです。行き詰まった際はこの考え方の部分のみ見て、なるべく自力で解くようにしました。演習編では実際の時間を計って行い、捨てる問題の見極めや早く解く練習を行いました。文章理解については、苦手でなさそうだったためあまり対策に時間を使いませんでしたが、対策としてはスーパー過去問や伊藤塾の教材の中で難易度が高い問題を少し解くことと、過去問演習の中で他の問題と一緒に解くことを行っていました。
基礎能力試験(知識分野)
時間的な制約から伊藤塾の講義は利用せず、教材のみ使いました。範囲が膨大すぎること、共通テストの記憶が少し残っていることからあまり時間をかけないことに決め、8月ごろから対策を開始しました。知識分野については、基本的に教材と高校時代の教科書で勉強しました。人文科学と社会科学は、受験で勉強した世界史と地理を中心に教材を読んで知識を確認し、覚える範囲が少ない芸術や文学や思想も教材で頭に叩き込みました。その後演習編の教材で全範囲の演習を行いました。自然科学については、まず演習をし、記憶が不明瞭な点を教材や高校時代の教科書を使って補強するという対策方法を取りました。時事については伊藤塾の教材を読むことと、NHKのニュースアプリを通学中などに見ることで勉強しました。知識分野には時間が取りたくないと考えており、かつ暗記のため直前の詰め込みが重要なので、必要な知識が体系的にまとまっている教材を使えたことで効率的に勉強できたと感じています。
企画提案試験
伊藤塾の対策講義と模擬試験がとても役立ちました。試験対策全体の流れとしては、まず白書を読みこんでテーマに関する現在の社会の状況を把握し、足りない知識があれば他の資料を探して読みました。次に、伊藤塾の講義を見て白書の内容を確認した後、講義内で出題が予想される問題が7つほど紹介されるため、それに対する解答をいくつか作りました。単に白書を読むだけでなく、実際に政策を考えてみてからやっと深く課題分析できるようになったため、早い段階から講義で予想問題を提示してもらえたことは合格に非常に重要なポイントだったと思います。かつ、問題に対する政策の方向性も大まかに知ることができたため、大きくずれた解答を防げたと感じます。最後に、模擬試験対策で自分の政策を本番同様に提案し、質問の受け答えもしました。政策自体の新規性や詰めが甘い点を知ることができて最後の調整にも役立ちましたし、受け答えの態度の良し悪しも分かったため、本番で緊張を和らげることができました。
政策課題討議試験
伊藤塾の模擬対策を利用しました。模擬の中では実際にその場で資料が配布されてレジュメを作り、討議を行いました。その後に全体と個別に詳しいフィードバックがもらえたため、本番はその改善点を踏まえて臨むことができましたし、レベルの高い塾生と練習ができたため焦りを軽減できました。具体的には討議の初めに何を議論するのか、喋る長さはどのくらいか、レジュメには何をどのくらい書けばよいかを学ぶことができました。政策課題討議試験は一人で対策できる部分がレジュメ作りと議論の流れの把握しかなく、それらよりも討議自体が重要だと考えたため、伊藤塾の対策に加えて、友人たちと集まっての討議練習を数回行いました。一人での対策としては発言の上手い人のやり方を思い出してポイントをまとめること、レジュメを書く練習などを行いました。レジュメについては、討議の題目にかかわらず書きたい要素がいくつかあったため、どの要素をどのくらい書くかの型を自分で決めてから本番に臨みました。
人事院面接
伊藤塾の面接カード添削と模擬練習を利用しました。一次試験前の8月に早めにカードを一旦作成して提出し添削いただいたことで、二次試験前にはカード内容の変更は微調整で済ませることができました。一次試験合格後に模擬練習を利用し、そこでもカード内容の添削を受け、書き方に迷う質問に対するよい答えを知ることができました。面接自体については、話し方の癖や受け答えの内容について改善の指摘を受けることでよい印象を与えるコツを学べました。また、細かい点数評価も受けられるため自分に足りない点が詳しく分かりました。定番の質問をされるため受け答えの大まかな型ができますし、予想外の方向からの質問も多くされたため、本番では焦らずに受け答えができました。個人での対策としては、模擬練習で出た質問や予想される質問などに対する答えを自分で考え、答える練習をするようにしました。分かりやすく簡潔に話すのは案外難しいため、個人での対策もしてよかったと思います。
加点対象の英語試験
英語検定の準1級のスコアを提出しました。大学受験の力が残っていた大学1年の9月に取得したため、対策は最小限で、対策テキストを買って単語を直前の週に勉強し、過去問を2回分解き、面接練習も自分で2回ほど行いました。S-CBTだと一次試験と二次試験をまとめて一日で受けられるためおすすめです。周りには教養区分二次試験の2週間前に慌てて他の英語試験を受けた人もいるため、早めに取得して安心感を得た方がいいと思います。
普段の生活と試験対策の両立について
モチベーション維持のためには、官庁のインターンやイベントに積極的に参加して公務員志望の思いを忘れないようにしていました。数時間の説明会だけでなく数日間の夏インターンにも行って、将来官庁で働く自分を想像していました。また、説明会などで官庁へ行った後に周辺を散歩していました。気分転換としては、忙しい中でもサークル合宿などの大きなイベントや遊びには参加して楽しむときは楽しむようにしつつ、試験合格後に遊ぶことを考えて乗り切りました。
民間企業の就職活動について
民間企業への就活も行いました。公務員志望ではありますが、念の為就職先を確保しておきたいこと、民間企業も見ることでなぜ公務員志望なのかや官民の関わり方を学べることが理由です。
◇業界・業種の選定理由
広く社会に関わり社会の基盤を支えたいという思いから金融業界に絞り込みました。公共性という観点から政府系金融機関なども見ていました。
◇教養区分合格が民間就活に及ぼす影響
教養区分で面接対策をしていたおかげで、民間企業の早期選考の面接でも落ち着いて受け答えができました。
最後に
官庁訪問対策としては友人と集まっての勉強会、政策に関する読書、説明会への参加をして政策や現在の社会状況に詳しくなるために奮闘する予定です。民間就活も少し行って「なぜ公務員を目指すのか、公務員として社会にどう関わりたいか」を明確にしたいと思っています。また、趣味としてはしばらく参加頻度が落ちていたサークルへ積極的に参加して残り少ない大学生活を楽しみます。
●これから進路を考える方へ
初めは心配だらけの教養区分試験でしたが、一般的な教養で合格できるため、専門分野に詳しくない方でも受けやすいお得な試験だと思います。受験年齢も引き下げられましたし、民間就活が本格化する前に受けておいて損はないと思います。私は大学2年生まで全く公務員志望ではありませんでしたが公務員志望に変わったため、公務員と民間で迷われる方にも受験をおすすめします。