実際、大学の勉強と公務員試験対策の両立は厳しかった…
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外務省 |
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公務員を目指したきっかけ
元々スポーツで日本代表を目指していたこともあり、日の丸を背負うことには漠然とした憧れがあった。大学入学後、地方や海外(特にアジアやアフリカなどの途上国)に行き様々なキャリアや現地の声に触れる中で、国家公務員として日本の国益や時には国際社会全体の利益にまで思いを馳せ奔走することの尊さを感じた。国家公務員の総合職として内定するための最短距離は教養区分の合格であることを知り、その合格にターゲットをおいて学習をスタートすることとなった。

対策スタートのタイミング
伊藤塾は名実ともにNo.1であるという事実が、軽いリサーチからも容易に理解できていた。講座やゼミなどのコンテンツに加え、サポート体制や情報の面からも卓越しているという認識があった。公務員試験の受験を考えはじめたのは、アフリカから帰ってきた2020年の3月、コロナ直前のことである。どのみち暇であろうから(実際にはそんなことは全くなかった、かつ丸2年をかけても合格できるということが戦略立案の中で判明したことから集中して取り組まない方針にしたのだが)入塾を決めた。

伊藤塾のここが良かった!
上記で述べた入塾理由の仮説以上の結果がコンテンツ面においてもサポート面においても素晴らしいものであった。具体的には以下の通りである。コンテンツ面においては、数的処理等の難易度の高い(or自分が苦手である)科目のインプット・演習に加え、対策しにくい総合論文についてもゼミ(佐藤講師)において、知識面のみならず勉強の仕方や書き方についてナレッジを多く得ることができた。また、サポート面においても講師や職員の方々に励ましや情報をいただけたことが非常にありがたかった。

私がとった勉強方法
◇基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)について
全体の上位合格から逆算しても高得点をとるという戦略ではなかった。そこで合格最低点+α(易しい年でも確実に合格できる点数)から科目ごとに何点を取りたいのかを検討し、自身と差分が大きな(高得点が必要or著しく苦手な)科目、特に数的処理についてはインプットを終えたのち「これ完」を10周ほどすることで合格レベルに達した。文章理解については対策が必要でなかったのに加え、他の知識系科目については直前の対策で間に合っていたため、直前期に集中的なインプット及びその体系化を行った。
◇総合論文試験、一般論文試験、教養論文試験などの記述式について
先述した通り、ゼミにおいて知識面のみならず勉強の仕方や書き方についてナレッジを多く得ることができるため、基本的にはそれに乗っかる形とした。直前期にはそれに加え、ゼミの復習をまとめて一気に行うとともに優秀な同期と答案のフローチャートをまとめ共有することで、知識の総浚いのみならず書き方の叩き込みも集中的に行うことができた。
◇企画提案試験・政策課題討議・面接・集団討論などの人物試験について
民間就活等でプレゼンテーションやグループディスカッションの力は十分(それ以上のレベル)についていた自覚があった(この仮説は正しかった)ので、特に対策はしなかった。一方で企画提案試験においては知識面でのインプットや構成について全く知らなかったため、伊藤塾の対策講義やシミュレーションなども活用しつつ、最後1か月ほどで集中して対策を行った。
◇官庁訪問について
官庁訪問については、大学のコミュニティにおける勉強会に加え、(そこの構成員でもあったが)仲のよく、かつ高い確率で合格が想定される6人でチームを組み、週1回のzoomを含め集中的、かつ徹底的な対策を行った。そこでは、外交政策についてのインプットを行うのみならず、そのテーマについての議論やESの添削などを行い、志望者の中で最高レベルを目指した。

普段の生活と試験対策の両立について
前提として、私は一般的な大学生の数倍は多忙であった。学生団体を複数運営、論文を執筆するなどタスクに忙殺される毎日を送っていた。また、直前期は交渉コンペの準備と外務省インターンにより、夜中の1-5時に勉強をするような暮らしを送っていた。その中で、国家総合職試験とくに教養区分(専門区分は一定の勉強量が必要であるから、その場合はタスクのいくつかを削らざるを得なかったと思う)最も重要なのは戦略的に取り組むことである。どのタスクを行なって、どのタスクを切るのか。上位合格・内定を達成した今、最短距離で合格を勝ち取るために「やらないこと」を定めることは極めて重要であると確信している。

モチベーションの維持の図り方
メリハリをつけて勉強に取り組むこと。それに尽きると考える。教養区分の試験自体は、また官庁訪問対策においても、例えば大学受験のような長時間の稼働は全くもって必要がない。綿密な戦略のもの稼働時間を極限まで落とすことが重要である。その上で、やはりモチベーションが落ちることは長い受験生活の中で幾度となく訪れる。その際は友人と遊んだり趣味に興じることも重要であり、「対策」の1つとまでいうことができるだろう。

民間企業の就職活動について
私はビジネスへの興味に加え、誰一人取り残さない世界の構築や国際社会における日本の価値向上にコミットしたいという軸で就活を行なっていたため、他省庁よりも民間企業への関心が大きかった。結果的に戦略コンサル・総合商社・メガベンチャーなど薄く狭くエントリーし、本選考にエントリーしたすべての企業で内定を獲得できた。教養区分の二次試験と民間就活は素材が異なるだけで性質上極めて似通っており、前者の政策課題検討討議は後者のグループディスカッションに、企画提案はケース面接に、人事院面接は人物面接に共通するものが多くあり相互に有用だった。

最後に
私は初志の通り日の丸を背負い、誰一人取り残さない世界の構築や国際社会における日本の価値向上に生涯をかけてコミットしていきたい。薄給、激務などなどが囁かれ、人気が低下しているなか、私と同じように国家公務員を目指すみなさんには是非とも夢を叶えていただきたい。またその過程で、自身の人物像や大切にする価値観からキャリアについて深く考え、後悔のない進路選択を、逃げることなくやってほしい。
皆さんの元には最強の、頼れる講師陣やスタッフの皆さんがついている。自信を持って、楽しんで、かつ戦略的に合格を勝ち取ってほしい。伊藤塾の皆様にもこの上なくお世話になったので、これからの活躍により恩返しをしていきたい。
