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公務員試験

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内定した今、次の目標は「国際税務調査官」になること

東京国税局
U
.Fさん 青山学院大学 法学部卒業
受講講座:司法試験コース、公務員ゼミ
最終合格:国税専門官
民間内定:人材紹介業

公務員を目指したきっかけ

大学2年生の夏に福島県庁が主催する地域コミュニティー復興プロジェクトに参加したことがきっかけです。地域住民の方々と接して地域コミュニティーの良さを感じ、人々の当たり前の暮らしを守っていきたいと思う様になりました。国や地方自治体等・行政が提供している行政サービスは、国民・住民の暮らしを支えています。公務員として行財税制度の運用に携わることで、国民・住民の暮らしを支えていきたいと思い、公務員を目指す様になりました。

 

対策スタートのタイミング

元から検察官を志望していて、高校の友達から伊藤塾を薦められたことから、伊藤塾を知りました。講座説明会に参加して、法曹実務家の方が講義を担当されていること、合格後の実務を見通したカリキュラムがそろっていることから伊藤塾を選択しました。

2年間ほど、予備試験の勉強をしていましたが、勉強の分量が多く、大学生活に時間を割けず、検察官になって何がしたいのかが明確ではなく、進路に悩みました。2年生の夏頃、福島県庁のプロジェクトの経験を通じて、多くの人々が暮らしの存続に課題を抱え、地域を支える地方自治体が財政難に陥っている現状を学びました。この経験から、法律を適用して個別具体的に人々の課題を解決するより、法律を企画立案したり、それらを執行することで多くの国民や住民の課題解決に携わりたいと思い、公務員に進路変更しました。

 

伊藤塾のここが良かった!

2つあります。

1つ目は、佐藤講師が、合格後を見据えた理解中心の講義をしてくださった点です。民法では、理解することを念頭に当事者間の法律関係や学説の趣旨を説明してくださいました。暗記が多い行政法は、行政手続法や情報公開法を覚える際に、行政実務でどの様に使われているのかを説明してくださり、頭に入りやすい講義を展開してくださいました。

2つ目は、模擬面接で、実施後、評定表を送って頂いた点です。面接で高評価を得るために今の自分に何が足りないのか、しっかりと把握してその先の面接対策に活かすことができました。

 

私がとった勉強方法

◇専門試験<択一式・多肢選択式>について 

基本的には、講義を聴いた後、テキストの復習と「これ完」を解くことを徹底していました。復習では、テキストを読み込み、「これ完」で該当する分野の問題を解くことを継続して取り組んでいました。直前期になると、苦手分野を中心に「これ完」を解き、講義で指摘のあった六法の条文を素読して、細かい知識も穴を作らない様に対策しました。

 

◇専門試験<記述式>について 

伊藤塾の記述式問題集に掲載されている過去問を中心に対策していました。専門職以外の試験種の過去問も掲載されていたため、専門職には過去に出題されていない論点をも網羅して対策することができました。
過去問を解く際は、答案を実際に書くことと、復習は徹底していました。答案を書く際は、必ず答案構成をして、後で復習できる様にしました。答案を書いた後は、該当論点を教科書で読み込んで復習に取り組んでいました。

 

◇基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)について

知識分野については、人文科学や社会科学は高得点を取れるように対策をしていました。日本史や世界史は大学受験の際に使用していた教材で復習し、「これ」完を何度も解きました。思想は伊藤塾の講義で配付されたまとめプリントを覚え込んで、「これ完」を解いていました。
知能分野については、文章理解は満点を目指して、数的処理は解ける問題は取りこぼさない様に対策していました。数的処理は、「これ完」を中心に何度も解いて解法パターンを頭にたたき込んでいました。特に数的推理の文章題や確率、判断推理の論理や順序、位置関係、資料解釈は頻出分野であると共に文系出身でも解きやすい範囲なので、繰り返し演習をしていました。

 

◇総合論文試験、一般論文試験、教養論文試験などの記述式について

主にゼミを中心として論文の書き方を学んでいました。行政文書として論理的で具体的な事実に基ついた内容を書くように心がけました。ゼミでは、出題論点や分野に関する白書や報告書が添付されたので、その資料を参考にしながら、論文で書く内容を考えました。ゼミでは、中央省庁の資料が添付されましたが、基本的に地方自治体の政策も国の方針に沿った施策を立てているため、地方自治体の論文試験対策では、国の方針を基に自治体独自の取組みを書く様に意識していました。

 

◇企画提案試験・政策課題討議・面接・集団討論などの人物試験について

面接は、とにかく面接カードの添削を早めに受けて、模擬面接を多く受けて面接慣れをする様に意識していました。面接カードの添削では、どこが足りないかを具体的に指摘して頂き、良い判断材料になりました。模擬面接では、伊藤塾の講師の方々が厳しく、面接やフィードバックをしてくださったため、本番の面接ではある程度リラックスして臨むことができました。

 

普段の生活と試験対策の両立について

受験生を応援したいという思いから予備校の事務スタッフアルバイトを1年生の春から始めました。当初、私は人と話すことが苦手で生徒との距離を縮められませんでした。そこでホームルームで体験談や雑談をしたり、生徒の相談コメントを受け付けるコーナーを設けたりして、自分から生徒に親近感をもってもらう機会をつくって苦手意議を克服しようとしました。そうすると、生徒達がホームルームで顔をあげて話を聞いてくれる様になりました。個人的に相談にくる生徒や私の姿を見て卒業後、スタッフ選考に応募してくれたという生徒もいて、受験生の時憧れたスタッフに近づけたと実感しました。

この経験を通して相手が自分に親近感を持ってもらう機会を会話の中でつくることの大切さを学び、将来社会人として初対面の顧客と話す際の対応力を身につけました。公務員試験の面接では、この経験をアピールする様に心がけました。

面接では、塾講師ではなく、デスクワークが多い特殊性からか、面接官から質問されることが多く、貴重な体験をされていると評価して頂けました。

 

モチベーションの維持の図り方

平日は、志望先に訪問して、働く際のイメージをつける様にして試験対策に対するモチベーションを維持させていました。国税局主催の税務署訪問をして職員の方からお話を聞いたり、個人的に区役所を訪問して、職員の方が住民の方にどの様に対応されているかを観察して、志望動機のブラッシュアップも兼ねてモチベーション維持に取り組んでいました。

休日は、友人とご飯を食べたり、フットサルをしてリフレッシュしていました。私は既卒者で精神的にもかなり辛い状況であり、公務員試験に時間を割ける最後のチャンスであったため、モチベーション維持には非常に気を遣っていました。

 

民間企業の就職活動について

既卒であったため、公務員試験で結果がでない場合も見据えて、民間企業の就職活動に取り組んでいました。業界は人材派遣会社や教育出版会社といった行政分野と親和性があり、人々が安心して暮らすことができる社会実現に貢献できる業界を志望していました。コミュニケーションに基づいた人や企業の課題解決に携わりたいという観点から、営業職を志望しました。公務員試験の面接試験前に民間就活を始めたため、自己アピールの仕方や応対の仕方等、面接の基本を身につけることができて、公務員試験において、かなりアドバンテージになったと思います。

 

最後に

私は常に国民の利益に基づいて行動し、当事者目線に立った公務員になろうと思っています。国税専門官は、直接的に国民に行政サービスを届けるわけではありませんが、行政サービスの基盤となる税を取り扱っています。国民に信頼される公平適正な税務行政を行い、歳出官庁を通して税が国民の利益になれる様に業務に励みたいです。

私は将来的に国際税務調査官になって、多国籍企業からも適正な納税を促して、行政サービスの財源拡大に貢献したいと思います。そのためには国際課税の知識の他、相手を説得して納税してもらう交渉力も必要だと思います。課税部門における調査業務を通して納税者である個人や企業を説得できる様な交渉力を身につけたいです。

 

公務員試験は面接の比重が高くなっている試験種が多く、長い戦いになると思います。本番で良いパフォーマンスを発揮できる様にモチベーション維持の休養を適度に行っていくことも、試験勉強の一環だと思います。学生の方はもちろん再チャレンジする方も、公務員になって実現したいことや熱意を忘れずに最後まで諦めずに頑張ってください。
最後に伊藤塾の講師の方々やスタッフの方には大変お世話になりました。伊藤塾の個別具体的なサポートがあったからこそ、ここまで来られたと思います。これまで培ってきた知識や思考力を駆使して公務員として精進して参ります。

 



※2022年度内定時点のものです。