司法試験から転進。受講料の面でも時間面でも
利用しやすいコースがあった伊藤塾を選びました

H.Tさん(30 代)
専業受験生
★司法試験から転進して合格

◆受験回数 6 回
◆主な受講講座
入門講座》入門講座速修生(山村クラス
中上級講座》速解記述式パターン60、択一実戦力養成答練、
 記述式答案構成力養成答練
直前対策講座》全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は、司法試験の受験をしていました。司法試験の挑戦は旧制度で受けられるところまでと決めていたので、旧司法試験の終了とともに司法試験の受験はあきらめ、司法書士の受験を決意しました。なぜ司法書士かというと、法律をこれまで学んできたことを活かせるということと、いずれ独立も考えられるという点からです。そして、その当時、受講料の面でも時間の面でも利用しやすいコースがあったので、伊藤塾を選びました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について

 「入門講座」は山村クラスの速修生(体系と民法をプラス受講)でWeb 受講しました。
 半年で全部を受講することに決めていたので、とにかく必死に受講し、当時、専業受験生だったこともあり、何とか半年で一通り受講することができました。その間、山村拓也講師に言われたことは、テキスト、過去問、問題集等課題、予習復習もすべてやりきりました。それだけで必死で、それ以上はできなかったと記憶しています。
 受講して1 ヶ月。民法だけは受講し終え、お試し受験に臨み、午前択一式は基準点を超えることができました。結果を見て、山村講師の講義をしっかり受ければ受かると実感しました。

中上級段階の学習法について

 昨年の本試験後全くやる気が起きず、試験の分析すらしていませんでした。そのうえ、基準点発表で、午後択一式の基準点に足りないことがわかったので、アルバイトを辞め10 月から補助者として働き始めましたが、例年の準備は、といいますと、年内は「入門講座」のテキストを繰り返し読み込み、並行して前年の「択一実戦力養成答練」の該当科目の問題を解くこと、「速解記述式パターン60」の不登法・商登法を1 日1 問以上解くこと、前年の「記述式答案構成力養成答練」の問題を週1ペースで、不登法・商登法1 問ずつ解くことを目標としてやっていました。年が明けてからは、基本的には同じですが、「択一実戦力養成答練」のペースに合わせてテキストを読み、「記述式答案構成力養成答練」と並行して受講していました。インプットとアウトプットの繰り返しを意識しました。

直前期の学習法や試験当日について

 今年は、時間がないのに気負うところがなく、やれるところだけやろうという気持ちでした。そこで2 ヶ月半でやったことは、憲法・刑法・民事執行法・司法書士法を除くテキストを一読すること(それ以上はできませんでした)、「速解記述式パターン60」の不登法・商登法の問題を1 日1 問ずつ解くこと、「記述式答案構成力養成答練」の不登法・商登法を2 回ぐらいずつ受講したこと、「択一実戦力養成答練」の問題だけを何回分か解いたこと、模試を5 回受けたことです。
 試験当日も全く気負いがなく、それどころか受験をこれっきりにして、解放されるという気持ちの方が強かったと思います。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

すべてWeb 受講でした。

山村拓也講師

 山村講師には本当に感謝しております。「入門講座」でしっかりと基礎力を身につけることができたのは山村講師の熱い講義のおかげだと思います。
 また、記述式対策としても、山村講師に教わった答案構成が私の支えになりました。

蛭町浩講師

 蛭町講師の講義は、記述式に関する網羅的な知識と、書く答案構成に頼らず、頭の中で整理して短時間で問題を解く術を身につける大変重要な機会となりました。

高城真之介講師

 ランク付けによる解説は受験勉強を無駄なくするための良い指針となりました。それから、楽しく講義をなされる、高城講師の解説は本当に楽しみでした。

最後に

 6 回もの受験回数と、もうほとんど諦めた状態での受験…。あまり参考にはならないかもしれませんが、時には思い切ったブランクもプラスに働くこともあるかもしれないとは申し上げられます。
 今まで休んでいた分、これからが本当に大変ですが、努力して少しでも社会に貢献できるようになりたいと思います。
 最後に、伊藤塾の講師の皆様、応援してくださった皆様、散々迷惑をかけた家族に本当に感謝を申し上げます。