山村拓也講師の講義のおかげで、細かい部分にも
意識がまわり、記述の苦手意識を克服できました

S.Tさん

◆受験回数 6 回(他、お試し受験1 回)
◆主な受講講座
中上級講座》記述式答案構成力養成答練
直前対策講座》全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 私は、社会人の時代、美容師として働いていたのですが、昔から法律に興味があり、いつか法律の勉強をしてみたいとずっと思っておりました。そして、司法書士という職業を調べ魅力を感じ、人生一度きりだから後悔しないように、それまで10 年近く働いていた美容師を辞め司法書士試験に挑戦しました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について

 テキスト、条文、過去問を繰り返すというやり方でしたが、最初の頃は講座を終了させ、過去問を数回繰り返すのでやっとでした。

中上級段階の学習法について

 過去問は、組み合わせの問題なども組み合わせを見ずに記述ごとで正誤判断できるように、あっている記述には○、間違った記述には×印をつけて何度も×がつく記述は繰り返してやりました。
 また、記述に関しては、「記述式答案構成力養成答練」で山村拓也講師のクラスを受講しました。私は、それまで択一式は基準点をとれるのに本試験での記述式がなかなか安定せず、記述で基準点に満たないことがあり、本試験での記述に対しての対策方法に悩んでおりました。
 そんな時に合格者の先輩から、山村講師の記述の講座がよいとアドバイスを受け受講しました。山村講師の講義では、今までの自分になかった色々な細かい考え方、言葉に出して何度も繰り返すことの重要性などを学ぶことができました。そのおかげで細かいことにも意識がまわるようになり伸びることができ、記述に対する苦手意識を克服することができました。

直前期の学習法や試験当日について

 直前期も淡々と同じことを繰り返すというやり方でしたが、受験回数が増えてくると今年は絶対落ちれない、今年ダメだったらやめなきゃいけないかもしれない。など不安やプレッシャーが募っていくのですが、そんな時は、山村講師の講義で言われていた、今は苦しいかもしれないが今頑張れば秋には司法書士になれます。とゆう励ましの言葉をノートに書き留めていたので、それを見ながら心を落ち着かせていました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

山村拓也講師

 山村講師は、とても丁寧で柔らかい口調でお話しされるので、聞き心地がとても良く山村講師が言っていた重要なことなどは、そのままスッーと講義を思い出せるほどでした。こういう素晴らしい人に自分もなりたいと思いながら講義を聞いていました。

仕事と勉強、両立の秘訣

(1)平日は移動中、仕事の後に勉強し土日や連休は一日中勉強をするようにしていました。週5 で一日8 時間程度働いていましたが、正社員だと融通が利かなくなるのであえてパートにしてもらい本試験ラスト2 ヶ月はお休みをもらうようにしていました。
(2)カレンダーに逆算して少し余裕をもった勉強スケジュール2 〜3 ヶ月分をまとめてたてて管理していました。
(3)遅れが生じないように余裕を持ったスケジュールにしていましたが、予定が全部終わらないときは翌日や翌々日までに消化するようにスケジュールを変更するなどしていました。余裕を持ったスケジュールをたてることを意識していました。
(4)学習を続けるコツは司法書士の勉強を楽しいと思うことだと思います。わかるようになると勉強が楽しくなってくるので、それが続けられるコツだと思います。

最後に

 自分は、法律がわからなくて悩んでいる人、困っている人を助けられる司法書士になりたいと思っています。
 私は、この試験の受験中、何度も諦めようと思いました。模試では合格判定をとっていて本試験でも基準点は超えるのに合格できないという状況が長く続いたせいです。それでも諦めず頑張れたのは、親や兄弟、周りの人たちの応援があったからだと思います。応援や期待は時にプレッシャーとなり自分を苦しめましたが、それがなければモチベーション維持もできなかったと思います。そして合格してしまえば頑張ってきた時間も長かった道のりも自分にとって最高に素晴らしかった時間だったと心から思います。
 これから司法書士を目指す社会人の皆さんへ、司法書士は難関試験ですがとても価値のある資格であると思います。一度きりの人生を、夢を叶えるために精一杯頑張ってほしいと思います。