2026年沖縄スタディツアー開催のお知らせ

伊藤塾では平和憲法の崇高な理念と価値を学ぶため、毎年12月に、沖縄へのスタディツアーを企画しております。
今年は12/ 12(土)~12/ 14(月)に実施いたします。
皆様と沖縄を訪れることを楽しみにしております。

2026年9月24日
伊藤塾沖縄スタディツアー事務局

ツアー概要

伊藤塾長、伊関講師、岡口講師も参加! 
お一人での参加も大丈夫(例年、6~7割程度がお一人での参加です)。塾生以外の方のご参加もお待ちしています!
■旅行期間:2026/12/ 12(土)~12/14(月)(2泊3日)

■旅行代金(2泊3日/お一人様あたり) 3日間の食事代、沖縄での移動費を含みます。
    ①98,000円(税込)
    関東地区:羽田空港発着
    関西地区:伊丹空港発着
      ※航空会社:ANA/全日空利用

    ②64,000円(税込) 現地集合(航空券なし)
 
□旅行代金に含まれるもの:往復包括航空券代(①のみ)・宿泊代(2泊)・団体行動中の貸切バス代・食事代(懇親会を含む)・ 記載コースの観光施設費用・旅行期間中の団体傷害保険。
旅行代金に含まれないもの:個人行動中の移動費用・ホテルでの個人利用費用 等。
 
□ホテル部屋割りについて:原則2~3名で1室利用(男女別)
◆1名様で1室の利用をご希望の場合:旅行代金にプラス 25,000円-(2泊分の料金です)
◆ 同室希望者を指定される場合(1部屋2名様まで):同室者それぞれ、旅行代金にプラス 4,000円-(2泊分の料金です)
 ※同室希望者を指定された場合、2泊とも同じ方とのお部屋になります。
 
■キャンセル料:キャンセルポリシーをご確認ください。
 
募集期間:2026年11月16日(月)14:00まで
※募集期間内であっても、定員になり次第、締め切らせていただきます。予めご了承ください。

■申込受付:下記の受付フォームよりお申込ください。
2026年 沖縄スタディツアー申込はこちらから LinkIcon  
※伊藤塾マイページへの登録が必要になります。

行程紹介

沖縄の12月の平均気温19.3℃。朝晩は気温が下がりますので、羽織れるものがあるとよいでしょう。
歩いて見学する場所が多いため、歩きやすい靴でご参加ください。

12/ 12(土)

行程
(青字を押下すると、施設ごとの案内ページに遷移します)
内容
【往路】
関東地区:羽田空港 7:45頃出発/那覇空港10:45頃着
関西地区:伊丹空港 8:15頃出発/那覇空港10:35頃着
・現地集合の参加者は12/12(土) 10:20~10:30までに那覇空港にお集まりください。
那覇空港からバス移動開始  
皆さんで昼食  
読谷村(よみたんそん) 渡具知ビーチ(とぐちびーち)
(小橋川清弘さんによるガイド)
沖縄戦において米軍が沖縄本島に最初に上陸した地が、読谷村の渡具知ビーチです。公園内からは本島より前に上陸した慶良間(けらま)諸島も望むことが出来ます。

スタディツアーの最初に、沖縄戦始まりの地にて、元読谷村史編集委員で平和ガイドの小橋川清弘(こばしがわ きよひろ)さんからのお話を聴きます。
読谷村 チビチリガマ
(小橋川清弘さんによるガイド)
チビチリガマは、米軍の沖縄本島上陸の翌日、アメリカ兵からの残虐な仕打ちを恐れて、肉親相互が殺しあうという凄惨な「集団自決」が行なわれた避難壕(ガマ=自然洞窟)です。
読谷村史によれば、80名以上が亡くなり、犠牲者の約6割が18歳以下だったといいます。

チビチリガマでの生存者や遺族の方から聞き取り調査を続けてきた小橋川さんのお話は、強く感じるものがあります。
さんご畑 読谷村にあるサンゴ養殖施設です。陸上に珊瑚礁をつくり、そこで生まれた命を外海に供給しています。

環境汚染や温暖化が自然にもたらす影響を学び、人と自然が共に生きていける関わり方とは何かを考えていきたい場所です。
また、規模は大きくはないですが、展示されているサンゴとそこに活きる生物たちは美しく、学びと同時に訪れて良かったと思える場所です。

体験王国むら咲むら

沖縄の文化・自然に触れる多くの体験ができる、名前の通り「体験王国」な施設です。

今回はそんな体験の中から厳選した、以下の4グループに分かれて体験します。

・琉球舞踊体験

・三線を弾いてみよう

・紅型体験(小マット製作)

・琉球藍紐アクセサリー作り 

※各種アクティビティについては後述の<「体験王国むら咲むら」アクティビティのご紹介>をご参照ください。
懇親会(夕食を兼ねます。) 懇親会には塾長・講師も出席します。沖縄の夜を楽しんでください。
北谷町(ちゃたんちょう)宿泊


12/ 13(日)

行程
(青字を押下すると、施設ごとの案内ページに遷移します)
内容
ホテル出発  

国立療養所 沖縄愛楽園

(ハンセン病療養所) 交流会館

かつて「恐ろしい伝染病」と喧伝され、多くの患者が療養の名のもとに強制隔離されたハンセン病。今回訪れる愛楽園も、その一つとして1938年に開設されたことに端を発する施設です。

沖縄戦の最中においても、患者が施設から出ることは許されませんでした。兵舎と誤認されたための米軍による空襲では壕に逃れ人的被害は少なかったものの、当時の園長の名が付く「早田壕」の掘削や、爆撃により療養がままならなくなったことにより、多くの方が犠牲になったとされます。

戦前から戦中、そして戦後も続いた「ハンセン病患者の隔離」は法律に基づき実施されました。
当時、「正しい」と思われていた法律が、多くの患者とその家族を不幸にしたという事実を学ぶことを通じて、仮に、現在同じような隔離政策が行われた時に、自分はどう考えるのか、ひいては人権とは何なのかを考えていただく機会にしていただければと思います。

皆さんで昼食  
南風原(はえばる)文化センター

沖縄陸軍病院南風原壕群20号
南風原文化センターは、南風原町の歴史・文化の継承と交流を行う博物館です。

今回のツアーでは先ず文化センターにて、戦時中の陸軍病院の変遷やそれに携わっていた人々の動きを、証言映像により俯瞰します。
その後、常設展示室において主に戦時中の南風原にあった病院壕がどのような状態であったかを、再現展示を通じて感じていただきます。

また、実際に壕として使用していた陸軍病院南風原壕群20号壕までの道のりを歩き、壕内でガイドのお話を聴きます。
この壕では戦時中、後に「ひめゆり学徒隊」と呼ばれることとなった女学校の生徒と教師が、看護要員として動員されました。彼女達は、現在文化センターのある付近の厨房から病院壕のある場所まで、食事の運搬も行っていました。
それが今も、「飯上げの道」として残っています。
壕までの移動に「飯上げの道」を通り(正確にはそのすぐ横の道)、皆様にも当時を追体験していただきたいと思います。

翌日訪れるひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館と併せて、学徒隊の足跡も意識しながら訪れたい場所です。
皆さんで夕食

ホテル内のレストランで夕食をとります。バイキング方式で牛・豚・ラムなどの肉類から、海鮮や野菜まで、30種のフレッシュ食材が食べ放題です。締めには、沖縄そばも食べられます!

恩納村(おんなそん)宿泊

 宿泊ホテル:かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ

 

12/ 14(月)

行程
(青字を押下すると、施設ごとの案内ページに遷移します)
内容
ホテル出発  
首里城公園 2019年の火災から7年の時を経て、ついに正殿の一般公開が開始される首里城を訪れます。

かつては「王宮」「行政機関」としてだけでなく、芸能・音楽や美術・工芸、宗教などあらゆるものの中心であった首里城。歴史・文化を象徴する世界遺産です。

首里城公園も、戦時中は大きな被害を受けています。貴重な建造物としてだけでなく、平和であり続ける意義を考えるきっかけとしても見て、学びたい場所です。
ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館 ひめゆりの塔は、戦争により亡くなられた「ひめゆり学徒隊」の内136名と、同学徒隊以外の両校の在校生・教師91名、合計227名が刻銘された慰霊碑です。

また、ひめゆり平和祈念資料館は、証⾔映像や当時の写真、学徒隊が負傷兵の看護にあたった壕の実物⼤模型などを通して、厳しい環境で働き、最後は解散命令により突如戦場に放り出されることとなった学徒たちが体験した、沖縄戦の実相を伝えています。
皆さんで昼食  
糸数(いとかず)アブチラガマ 沖縄本島南部、糸数にある自然洞窟です。沖縄戦時、元々は付近の集落の避難指定壕でしたが、その後は日本軍の陣地壕や倉庫として使用、戦場の南下に伴い、南風原陸軍病院の分室となりました。軍医、看護婦、ひめゆり学徒隊が配属され、全長270mのガマ内は600人以上の負傷兵で埋め尽くされました。

病院撤退後もガマに取り残された人たちがいましたが、そんな人たちを外に出すため、米軍に焼き払われた跡が今も残ります。そんなガマで過ごした人々の足跡を、ガイドの方と共に辿ります。
那覇空港へ  
【復路】
関東地区:那覇空港 18:40頃出発/羽田空港 20:50頃着
関西地区:那覇空港 18:00頃出発/伊丹空港 19:50頃着
現地集合の参加者は12/14(月)那覇空港18:00出発以降の飛行機を準備願います。
沖縄のことが好きになり、もっと色々と調べてみたい、という思いをお持ち帰りいただければ幸いです。

※上記スケジュールは現地施設ならびに見学先の都合または天候状況にて一部変更になることがあります。

2026年沖縄スタディツアー 訪問予定地

12/12(土)

 
■渡具知ビーチ
米軍が沖縄本島に最初に上陸した地です。
 
■チビチリガマ
ガマの入口前で、小橋川さんの講演を聴く参加者。
 
■さんご畑
さんご畑では、サンゴと共生する魚たちの姿を観ることが出来ます。

12/13(日)

 
■沖縄愛楽園
国立の療養所(ハンセン病療養所)です。沖縄戦では兵舎と間違われ、米軍の激しい攻撃を受けました。
 
 
■沖縄愛楽園交流会館
回復者の講話をお聴きし、今も続くハンセン病問題について学びます。
 
■南風原文化センター(写真は20号壕)
南風原にあった、沖縄陸軍病院壕の一つです。ここに繋がる「飯上げの道」を、当時は走り抜けて食糧を運んでいました。

12/14(月)

■首里城
2021年のスタディツアーで訪れた際に撮影された、正殿があるべき場所の写真。現在はどうなっているでしょうか。
 
■ひめゆりの塔
ひめゆりの塔が建っているガマ(鍾乳洞)は、沖縄陸軍病院の第三外科が南部撤退後に入っていた壕です。
 
■アブチラガマ
ガマ入口の写真 この先はご自身の目で確かめてみてください。

「体験王国 むら咲むら」アクティビティのご紹介

 
■琉球舞踊
琉球舞踊の練習衣装を身に付け、祝宴に欠かせない「かぎやで風」や「カチャーシー」を、先生に教わりながら、楽しみつつ踊ります。扇子など、舞踊に欠かせない小道具も体験できます。身体を動かしたい方におすすめです。
 
■三線体験
三線(さんしん)は、沖縄に600年以上前から伝わる伝統的な弦楽器です。琉球の宮廷音楽においては主要な楽器としても使用されたというほど、大事にされてきました。あまり沖縄以外では触れることのない三線、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。
 
■紅型体験
紅型(びんがた)は、その起源を13世紀まで遡るとされる、沖縄独自の技術で作られた染物です。「紅」は色全般を表す言葉で、鮮やかで大胆な模様が特徴であり魅力です。今回は小さなテーブルマットに型紙を置いて、紅型の染を体験します。
 
■琉球藍紐アクセサリー作り
琉球藍は、沖縄特産の藍植物です。これを用いた藍染は、深い藍色、時間や環境によって異なる色合いが特徴です。体験では、琉球藍紐と大小の好きなとんぼ玉を選び、編み込んで自分だけのストラップやブレスレットを作ります。

沖縄愛楽園 ~ハンセン病隔離政策と、その後のハンセン病問題~
 
ハンセン病はかつて「らい病」と呼ばれていました。日本では1907年からハンセン病隔離政策が始まり、1931 年「癩予防法」が制定され、国がハンセン病患者を生涯にわたって強制的に隔離する政策を進めました。
1938 年、「癩予防法」に基づく療養所(隔離施設)として「国頭愛楽園(くにがみあいらくえん)」(現在の「国立療養所沖縄愛楽園」の前身)が 開設されました。
第二次世界大戦後、ハンセン病は日本でも薬で治すことができるようになったにも関わらず、1953 年「らい予防法」が制定され、強制隔離は継続されました。「日本復帰」後、沖縄は日本の「らい予防法」下に入り、隔離政策は法律が廃止される1996年まで続きました。
 
国の強制隔離により、ハンセン病患者とその家族はひどい人権侵害と差別を受けました。
療養所に隔離された患者は、家族と引き離され、療養所の中では強制労働を強いられたり、決まりを守らないと牢屋に閉じ込められたりしました。患者の家族は、元の家に住めなくなったり、離婚させられたりしたため、ハンセン病患者の家族であることを隠して暮らしていかなくてはなりませんでした。
 
2001年「らい予防法違憲国家賠償訴訟」(熊本地裁判決)で国の人権侵害が認められ、2019年「ハンセン病家族訴訟」(熊本地裁判決)では、患者の家族が受けた被害も国に責任があると認められました。
2009年「ハンセン病問題基本法」が施行され、「偏見と差別のない社会の実現」に取組み、国は被害を受けた人たちの名誉回復のための啓発活動を行っています。しかし、ハンセン病になった方とその家族に対する、差別と偏見は現在も根強く残っています。
全国13カ所にあるハンセン病療養所には、過去の偏見差別などから社会に復帰できずに今でも多くの方が暮らしています。沖縄愛楽園には、令和8年7月現在、68名の方が入所されています。
 
<参考資料> 中学生向け教材(資料)ですが非常に分かりやすいです。

  • 「ハンセン病の向こう側」 ―中学生向けハンセン病問題の授業―

YouTube動画 (国立ハンセン病資料館チャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=LeSQarJRlCk

  • 「ハンセン病の向こう側」 ―中学生向けパンフレット―(厚生労働省発行)

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/dl/h0131-5i.pdf


宿泊ホテル

ノボテル沖縄那覇
【1泊目】ベッセルホテルカンパーナ沖縄
〒904-0115
沖縄県中頭郡北谷町字美浜9番地22
TEL 098-926-1188
ホームページ LinkIcon
シーサイドリゾートタウン「アメリカンビレッジ」の一角に位置し、最上階には開放感あふれる展望浴場があります。
ノボテル沖縄那覇
【2泊目】沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ
904-0401
沖縄県国頭郡恩納村名嘉真 ヤーシ原2591-1
TEL.098-967-8731
ホームページ LinkIcon
恩納村の海、森に囲まれ、東シナ海を望むことが出来る、自然豊かなリゾートホテルです。

2026年  ツアー参加講師

伊藤 真 塾長

伊藤 真 塾長
呉 明植(ごう あきお)講師

伊関 祐(いせき ゆう)講師
呉 明植(ごう あきお)講師

岡口 基一(おかぐち きいち)講師

沖縄スタディツアー参加者の声

司法書士受験生 うちなーぐちさん

ツアーを心待ちにしながら、司法書士試験ステディコースの憲法まで受講を進めたうえで参加しました。これまで講義や業務の場以外で、伊藤塾の弁護士である講師の方々やスタッフの皆さま、さらには試験合格者や法律家を志す仲間たちと、会話できる機会を願っていました。

司法試験受験生 Y.E.さん

今回が初めての参加でした。また、1人での参加ということで、参加を決めるにも勇気が要りました。しかし、ツアーを終える頃には、まだまだこれから、あと2日くらいは旅をしたい、もっと知りたい、と、ツアーによってエネルギーが充電され、エンジンがかかってくるくらい濃密で貴重な時間でした。

R.M.さん

今回知ったこと、経験させてもらったことを、きちんとより多くの人に語り継ぐこと、そしてその経験をもとに、人が当たり前に持つ権利について考え続け、正しく世界があり続けるための努力を怠らないことを、心に決めました。

司法書士受験生 M.K.さん

充実した3日間のスケジュールの中で訪れた場所はそれぞれどこも印象深く、感じること、考えさせられることは数多くありましたが、その中でも特に印象に残った訪問先3か所について記載させていただきます。

M.T.さん

2泊3日という短い時間の中に、ひとつひとつ、それぞれに重みのある事柄が、ぎゅっぎゅっと詰まった旅だったと感じています。
…特に印象的だったのは、読谷村の平和ガイドの小橋川清弘さんのお話です。

M.K.さん

沖縄スタディツアーと聞いて、ほとんどが戦争および米軍基地関連の施設巡りかと思っていたのですが、ハンセン病の施設、琉球の名所等も含まれており、多角的に考えさせられた3日間でした。
色々な方々の話を聞き、資料館を見学し、私が強く思ったことは「この人たちは納得をしていたのだろうか?」と言うことです。

お問い合わせ先

ビッグホリデー(株)横浜支店
スタディツアー担当窓口
担当:藤田、勝岡、根岸
(TEL)045-322-9511 (FAX)045-322-9522
(MAIL) yokohama@bigs.co.jp
[受付時間]月~金 9:30~17:30 (土日・祝日は定休日)

研修企画

伊藤塾 沖縄スタディツアー事務局
担当:内藤、柳原、露崎、菅原
(MAIL) okinawa-st@itojuku.co.jp