山本 悠揮・佐藤 康行 クラス紹介(大阪梅田校)

一貫した伊藤塾メソッドで盤石な基礎を築く。とりわけ重要な憲・民・刑をライブで徹底指導!

法律知識ゼロからスタートして司法試験合格へ、さらにその先の実務まで見据えた伊藤塾のカリキュラム。
その中核をなすのが「基礎マスター 法律基本科目」。なかでも憲法・民法・刑法は最重要であることは間違いありません。
この最重要3科目を、山本悠揮講師と佐藤康行講師の二人のライブで徹底的に鍛えます。

【体系マスター】で、まずは法律体系の全体像を掴む

法学入門(6時間)と憲法(6時間)、および刑法(6時間)は山本悠揮講師のライブ、民法(6時間)は佐藤康行講師のライブ講義です。
商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法・法律実務はインターネット受講となります。

【基礎マスター】で、合格への基礎となる知識を固める

合格者が口を揃えて勝因に挙げるのは「基礎の徹底」ということ。そのすべてのエッセンスがここにあります。
憲法(72時間)および刑法(78時間)を山本悠揮講師、民法(114時間)を佐藤康行講師が、それぞれすべてライブで講義します。両講師のライブで基礎を徹底的に固めましょう。
商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法、法律実務などはインターネット受講となります。

【論文マスター】で、論文作成能力を養う

基礎マスターで学んだ知識をベースに、(旧)司法試験や法科大学院入試問題などの検討を通じて、知識を論理的に組み立てる訓練を行い、答案作成方法を学びます。

司法試験入門講座 2016春生 山本悠揮・佐藤康行ライブクラス 開講のようす(2016.4/11 大阪梅田校)

司法試験入門講座 2016夏生 山本悠揮・佐藤康行ライブクラス 民法開講のようす(2016.7/7 大阪梅田校)

憲法・刑法担当 山本 悠揮 講師

実力派弁護士が法学への扉を開く

Biography

弁護士。京都大学法学部卒。立命館大学法科大学院中退。立命館大学法科大学院在学中、2008年の旧司法試験に合格。論文式試験1位合格の成績を修める。「なぜ?」という問いを大切に、受講生の視点に立って問題分析し、論理や思考の筋道を丁寧に伝えることに重きを置いた指導を得意とし、自らも受験生と共に成長していこうとする謙虚な姿勢、親しみやすい性格により数多くの受講生に好評を得ている。 自身が担当するゼミなど受講生の方との接点が強い個別指導では絶大な支持を得ている。

Message

サラリーマンが合わないなと思ったら、消去法で、法曹を目指してもいいかなと思います。飽きないし、やりがいもあるし、収入は何とかなるのでその不安はいらないです。合格者数が減ってきているので飛び込んでもいいタイミングだと思います。昔の弁護士ではしなかった仕事がどんどんと増えてきている。自分が何かしたいなと思ったときにバッジの力をある意味利用できるという点では発信力があり、将来何かやりたいことを実現するときに上手く早く確実にできる気がします。もし将来に迷っているとか、明確なイメージができないという人も、確実に未来が広がる選択です。

民法担当 佐藤 康行 講師

最先端の若手弁護士が民法の勘所を解く

Biography

弁護士。 大阪大学法学部首席卒。
京都大学法科大学院を首席で修了後、司法試験に合格。
2010年司法試験合格直後に「論証パターン実践活用法講義」を担当し、自身の学習法や法律に取り組む姿勢を惜しみなく公開。 多くの受験生の合格に寄与し、高い評価が寄せられている。
現在は若手弁護士としても一線で活躍。
実務で得た経験を活かした受験指導に期待が寄せられる。

Message

イメージが出来ることは必ず実現できることです。ものすごい豊かな人生が待っています。色々な人と出会いますし、刺激的な人生が待っています。アドレナリンがずっと出続ける楽しい世界が待っています。飛び込んで来てください。時間がない、お金がないなど色々なリスクを考えると思いますが、リスクを考えても仕方がありません。サラリーマンになってもリスクがあるし。塾長が言っている「リスクで比較をするな、100%上手くいった自分でどちらがワクワクするかで比較しろ」というのを私自身も基準にしています。リスクで比較しても後悔しかないです。ワクワクしたい方は飛び込んで来てほしいと思います。

山本悠揮 × 佐藤康行 スペシャル対談

両講師が開講を前に特別対談を行いました。 
お二人とも学生時代は伊藤塾の入門講座で学び、司法試験に合格し、そして今、弁護士として最前線で活躍されています。 
そんな両氏の受験生時代から現在までの経験を語り合っていただきました。 
(2015年12月9日 伊藤塾大阪梅田校にて)

法曹を目指した理由

山本悠揮

大学は法学部でしたが特に法曹志望というわけではありませんでした。あくまで漠然したイメージですが、弁護士はインテリそうな感じで、あまり良い印象をもっていませんでした。ただ、大学1回生の冬に、「プロジェクトX」というテレビ番組で中坊公平弁護士の活動をみて、中坊先生のすごい現場主義に驚き、弁護士は脳みそだけじゃないという感じがとても衝撃的で、弁護士を目指すきっかけとなりました。

佐藤康行
私は、身近なことが好きで、身近なことが物理で解明できるので、物理を勉強して大学では理系を目指していました。ところが、高校2年生の夏休みに大学のオープンキャンパスに行ったときに、自分のやりたいことは理系の大学ではできないことに気づき、一気に夢がなくなってしまいました。そんな時に、たまたまコンビニで、「未成年者の飲酒や喫煙」の禁止の張り紙を見て、なぜ、人に迷惑をかけるわけではないのにこんなに縛られなくてはならないのか疑問に感じ、「法律てなんや!」と父親にぶつけたところ「おまえのまわり全部法律やぞ!」と返され、身近な法律が学べる法学部を目指すようになりました。 実際に法律家を目指すことを決めたのは、大学入学後の1回生の時です。少年事件を多く担当され、少年院から出てきた人の更正をライフワークとされている先生のお話を聴く機会があり、中学2年生の頃の実体験から抱くようになった「少年院から出てくる人を何とかしなければ」という思いと法律の勉強がはじめてリンクし、一気に弁護士を目指す気持ちが固まりました。 その中学2年生の頃の体験というのは、実は私、その頃調子にのって、いわゆる「ヤンキー」をやっていて、1年ほど十分に学校にも行かず、家にも帰らない時期がありました。その頃よく一緒につるんでいた仲間で、少年院に出入りしているボスがいました。そのボスが、また犯罪を犯して少年院に入るという時に、「3度の飯、寝るところがあって、喋る相手もいて、職業訓練までしてくれるから少年院はいいんだ」と言ってるのを聞いて衝撃を受けました。自分は住むところもあり、学校もいけたから、その考えにびっくりするとともに、少年院の制度は少年院から戻った後の環境について、何も考えていないのでは、そこを何とかしなければいけないのではという思いを持つようになりました。 この思いが、弁護士を目指す動機につながり、今でも刑事事件はほとんど少年事件を受任するようにしています。

弁護士の仕事のやりがいって?

山本悠揮
やりがい以外ないかもしれないです。やりがいだけは、どんな仕事にも負けないやりがいがあります。依頼者の方から「ものすごく不安があったけれども、先生に依頼して助かった」という感謝の気持ちが伝わってきます。安心感というものをものすごく身近に感じます。裁判が終わって解決したときに助けているんだな、重たいことをしているんだな、と思います。弁護士でないと助けられない仕事が多いのでそこのやりがいというのは飽きない仕事だと思います。サラリーマンとは違います。ルーティンではない仕事なので、一つひとつの仕事が違いますから全く飽きません。私の場合、町弁なので何でもござれです。刑事事件もありますし、少年事件もやります。民事事件が多いですが、交通事故あり、離婚あり、遺産分割、遺産相続、訴訟、破産事件あり、雑多といえば雑多です。
佐藤康行

本当に若い時からこんなに色々な職種・立場・属性の人と会える仕事はありません。個人の主婦の人もいれば、大企業の管理職の人から取締役や社長の人と話したり、いろんな立場や悩みを持っている人と会えることが仕事に飽きない理由の一つでもあります。最近思うのは依頼者がいるから、自分がやっていることが直に社会に影響を与えるということを肌で感じています。労務相談とかを受けて、やる気がないとか、鬱になった人の理由を聞いても、自分がやっている仕事が社会に何の影響を与えているかわからない、モチベーションが上がらない、会社との関係が悪くなったということを聞くので、相談を受けていてもこの人の人生に触れているんだ、この人の笑顔に直結しているんだとすぐにイメージできるし、飽きないしモチベーションの維持につながるし、やりがいを感じています。

今の法曹界について

佐藤康行

二極化しています。積極的に仕事をする人はいくらでも仕事が有り余っていますし、いくらでも仕事を見つけて来ています。今までのやり方に胡坐をかいている人は出詰りになっている。今まで持っているパイを取られないようにしようとする向きの人とそういうのを気にせずにパイが無くなったら取りに行く人と本当に極端に別れます。そこがやり方次第でどんどん新しいことに興味を持っていればどんどん仕事が入ってくる。弁護士は誰かに守ってもらう立場ではなく依頼者を守る側なので、積極性をもたないといけない。採用面接をしていても、そういう意識の違いを感じています。

就職状況は厳しいか

山本悠揮

昔に比べて合格者が増えて就職難だとか言われていますが、何とでもなります。すぐに独立して稼いでる人もいます。待っていたらお客さんが来る時代は終わりましたが、他の業界に比べたら生ぬるい感じはまだまだします。

佐藤康行

求められることが変わってきた気がします。今までは聞かれたことに答えるだけで満足してもらってました。でも今は、ネット等が充実しているので、依頼者も自分自身で調べて依頼に来ています。表面的な法律判断以上の提案を求められるようになっています。法曹界も変わらないといけないと思います。自分自身がプラスアルファの価値を見つけていかないと選ばれない、付加価値を見つけないと勝ち残れない時代になってきました。今までの必要なスキルにプラスされている。どこかに特色を出すイメージかなと思います。もちろん根本は同じで人格が一番大事です。どんどんそこを磨いていかないといけないと思います。

山本悠揮

そうですね。特にコミュニケーション力は大事です。そこは磨いといてほしい。

佐藤康行

あと、想像力が大事です。個人のお客様に寄り添わないといけません。その人の気持ちにどれだけイメージできるかが重要になってきます。効率的な解決を求めていない人も多いので、自分の心を納得させてほしいという要望に、その人の気持ちを想像し、提案し、背中を後押しすることができないといけません。会社になってくると法的に難しいのであればどうしたらいいかというコンサルティング的なことも求められているので、その要望に応えていけばどんどんニーズがあるなと思います。

このクラスの講義の特長は

山本悠揮
知らないことばかりなので、最初は楽しくないと思います。上っ面の知識ではなく、深く理解をすれば勉強が楽しくなるのでそこには注意をして講義をしていきます。初心者の方にも法律がわかりやすくてイメージしやすい講義を心掛けています。
佐藤康行

伊藤塾の理念である「合格後を考える」ことは本当に重要だと思っていて、講義の中でイメージを持ってもらうために実務のことを話していきます。基礎マスターの段階から「使える」基礎知識を教えていかないと駄目なので、どういうふうに実務で使っているのかイメージを持てるように最大限に気を付けています。

山本悠揮

講義中にテキストにマークしなさいって指示しますよね。そのマークする箇所とか二人で合わせていきましょう。

佐藤康行

そうですね。自説、反対利益、問題提起などにマークをしてもらいます。

山本悠揮

基本的に予習はする必要はありません。復習中心で勉強を進めてください。普段から佐藤講師とはメールでやり取りをしていますので、二人て連携を取ってやっていきます。

モチベーションを維持するには

佐藤康行

ゴールを決めること。期限を決める。1年で予備試験短答合格、2年で予備試験最終合格、司法試験は1回で合格する、と。

山本悠揮

勉強がしんどい時は初心に戻る。繰り返し繰り返し。私が受験生だった頃は、たまに裁判傍聴に行きました。現場に行ったり、中坊さんの本を読んだり、誰しもモチベーションが下がる時があるので意識的にどう維持するかは自分なりに考えつつやる。最初、法曹を目指すきっかけがあると思うのでそこに戻ってほしいです。

おすすめの勉強方法

佐藤康行

言われたことを悩まずにどれだけ完璧にやるかだと思います。覚えてくださいと言われたことは覚える。理解してくださいと言われたことは理解する。復習してくださいと言われたことは次の講義の時までに理解をする。妥協なくやりきる。それ以外何も考えなかった。やり方で悩むことは何もなかったです。ひたすら講師に言われた通りにやってください。

山本悠揮

復習を完璧にやっていけば予習はいらないです。1年目で予備試験短答合格を目指すのであれば、短答対策をコツコツとやってほしい。インプットの漏れをなくす。まずは理解することに力を入れる。覚えようと入っていけばボロが出る。論点になっていることが分かればどっちにでも書くことができる。
 ただ勉強方法って、勉強しながら身につけるものですよね。だから、始めるまではみんな勉強の仕方がわからなくて、不安や迷いがあると思うんです。でも、私たちに任せてもらえれば大丈夫。一度イベントや体験授業などに来て試してみてほしいですね。

司法試験入門講座 特集ページ

大阪梅田校

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