沖縄スタディツアー

合格のために。合格後のために。

2021年沖縄スタディツアー参加者の声

 
※プロフィールは2021年参加時のものです
 

司法試験受験生 匿名Aさん

スタディーツアーに参加する前まで、私は沖縄のことは塾長が講義の中で発言していることや、たまにテレビやメディアで取り上げられているのを目にするくらいで、あまり知りませんでした。
もっとも関心がない、というわけではなく、貧困問題などがニュースで取り上げられるたびに、「どうして沖縄ばかり」と気にはなっていましたが、ただ日々の日常に忙殺されて、なかなか自ら知るためのアクションは起こせずにいました。

司法試験受験生 S.T

沖縄スタディーツアーに5回参加して、改めて感じたことがあります。それは、いかに普段から読書をし、各種ニュース報道に気を配って現実を注視していても、現場でしか得られない体験・学びがあるということ、そしてもう一つは「無知の知」、すなわちいかに自分が歴史を知っているつもりで知らないかを自覚させられることです。この気づきがあるからこそ、何度参加しても終わりはないのだということを感じさせられます。

行政書士受験生 suni

以前より沖縄ステディツアーの事は、ホームページ等を通じて気になっておりました。
昨年コロナの影響で中止になりまして、今回再開との事でしたので、これはチャンスだと思い勇気を出して、参加を申し込みました。
沖縄と言えば、常夏の楽園の様なイメージばかりでしたので、この機会でない限り知ることが出来ない事がきっとあると思い、それを知りたいとの気持ちでした。

司法試験受験生 F.Y

2020年の正月、コロナ禍と同時に予備試験の勉強を始めました。働きながら、会社のほうも色々とあるなか、一人部屋に籠って週末もどこにも行けず誰とも会えずに勉強をしていました。元々優秀な人間でもないので勉強が思うように進まず、同じように法曹を目指している方はきっと優秀な方なのだろう、そういった方に会って刺激を受けたいという個人的な動機で、沖縄スタディツアーに参加させて頂きました。

公務員受験生 小川 泰平さん

今まで沖縄県に行ったことがなかったので、この機会に現地へ行き、学校の授業やニュース等で伝えられていた沖縄県の歴史や現在の諸問題を肌で感じてみたいと思って参加しました。実は、弟が修学旅行で沖縄県に行っていたのですが、話を聞く限りでは観光三昧だったようでしたので、戦争の話を現地の方の口から是非ともお聞きしたいと思っておりました。

司法試験受験生 T.S

今回の沖縄スタディツアーの参加は、とても意義のあるものでした。私は沖縄の出身で、多少なりとも沖縄が抱える様々な問題を見聞きし暮らして来たつもりでしたが、ただ生活するだけでは見えてこない過去から現在まで続く根深い問題を改めて認識し、時間をとって考える良い機会となりました。

大田 聡さん

第21回法学館沖縄スタディツアーの企画で私が最も期待していた企画は、沖縄戦遺骨収集ボランティア ガマフヤー代表具志堅隆松氏の講演です。米軍との戦いであった沖縄戦で亡くなった方々の遺骨が混ざる土砂を米軍の基地を造成するために埋め立てる土砂として使ってよいのでしょうかとの訴えでした。沖縄戦において亡くなられ遺骨となり人権さえ主張できない方々の声なき声を拾い上げ収集し尊厳を守るろうとする強い思いと情熱に改めて心を強く動かされました。

司法試験受験生 高梨 航

今回のスタディツアーでは貴重な経験ばかりで、得ることが沢山ありました。
HEROというドラマを観て、検察官に憧れた私は、ずっと法律家になりたかったけれど、基本書を読んでも全く理解できないため、自分に法律家は無理だと諦めていました。しかし法律家になりたいという気持ちは何年も心の奥底にあり、ある日もう一度本屋に行き、もっとわかりやすい本はないか探してみようと思い立ちました。

体感しました!現地で学ぶ意義!2019年沖縄スタディツアー参加者の声

 
※プロフィールは2019年参加時のものです
 

片方雅恵さん(行政書士)

平和のためには、戦争の原因を知り、考えなくてはならない。
平和学習の本当の意味を知り、平和のために人生を捧げることが尊いのだと体の芯まで響いてくる。

H.Yさん

沖縄のこと、基地のことなどは、日常生活では話題にしにくい雰囲気もありますが、このツアーにおいて同じ関心を持った仲間たちと、その場でいろいろな考えを述べあい、議論できることは、とても大きな意義がある貴重な時間だと思います。

S.Tさん(司法試験受験生)

毎年参加し、同じ場所、同じ先生方のお話を聞いても、常に新たな学びがある、それが沖縄スタディツアーの最大の魅力だと思います。しかも、普通の観光ツアー、平和運動のツアーとは全く違う、伊藤塾ならではの訪問先、偉大な先生方との出会いがあります。

 
元沖縄県知事 故 大田昌秀先生を偲んで LinkIcon

伊藤塾とは

私たち伊藤塾は、1995年の開塾以来、革新的な指導理念のもと、社会で生きる法教育を実践してきました。  
司法試験をはじめとする各種法律資格試験・公務員試験において圧倒的な合格実績を誇り、これまでに数多くの法律家・行政官を輩出してきた実務家養成機関です。
しかし、私たちの目指すところは、単なる「資格合格」ではありません。
法を学ぶ者が社会に貢献したいという志を抱き、その志を現実の実務を通じて形にしていく――。
伊藤塾は、そうした人々が社会を前へと動かす「原動力」となれるよう、人を育てる教育にこだわり続けています。
 
いまや伊藤塾出身の実務家は、司法試験合格者だけでも約3万人。
ここを巣立った法律家・行政官が、国内外のあらゆる現場で社会の根幹を支えることで、私たちもより良い未来の実現に向けて日々挑戦を続けています。

伊藤塾とは

私たち伊藤塾は、1995年の開塾以来、革新的な指導理念のもと、社会で生きる法教育を実践してきました。  
司法試験をはじめとする各種法律資格試験・公務員試験において圧倒的な合格実績を誇り、これまでに数多くの法律家・行政官を輩出してきた実務家養成機関です。
しかし、私たちの目指すところは、単なる「資格合格」ではありません。
法を学ぶ者が社会に貢献したいという志を抱き、その志を現実の実務を通じて形にしていく――。
伊藤塾は、そうした人々が社会を前へと動かす「原動力」となれるよう、人を育てる教育にこだわり続けています。
 
いまや伊藤塾出身の実務家は、司法試験合格者だけでも約3万人。
ここを巣立った法律家・行政官が、国内外のあらゆる現場で社会の根幹を支えることで、私たちもより良い未来の実現に向けて日々挑戦を続けています。

ブランドロゴ

「I」と「J」をモチーフに、アクティブでシンボリックな様を表現しています。「塾(J)」から飛び出していく「私(I)」にも見えるようにし、「社会の原動力となる実務家」を多数輩出していくという強い意志を込めています。

「I」と「J」をモチーフに、アクティブでシンボリックな様を表現しています。「塾(J)」から飛び出していく「私(I)」にも見えるようにし、「社会の原動力となる実務家」を多数輩出していくという強い意志を込めています。

ブランドタグライン&メッセージ

その志に、実力を

沖縄スタディツアー参加者の声

伊藤塾スタディーツアー感想文

司法書士合格者 M.Iさん

 
毎週金曜日にYouTubeで配信される「受験生の皆さんへ」。伊藤塾長が時事問題を語るこの番組は、一人の成熟した法律家が、物事をどのように捉え、考えているのかを教えてくれ、自分の抜け落ちていた視点を示唆してくれることから、毎週楽しみにしております。

今回、伊藤塾スタディーツアーに参加したのは、私淑する伊藤塾長に実際にお会いしてみたいと思ったのがきっかけでした。

先の戦争の痕跡や未だ基地問題に苦しむ沖縄を辿る今回の旅は、自分がいかに無知であったかを教えてくれました。

私は、沖縄戦を「失敗の本質」等の書籍でしか知らず、牛島大将や長中将が、大本営の無謀な作戦指導に振り回されながら、敢闘したとの印象が強かったのですが、読谷村の平和ガイドの方が両名のことを良く思っていないことを知り、戦略・作戦的な視点でしか見ていなかった傍観者の私と、戦争被害者の子孫であるガイドの方の間には、まさに大本営と最前線以上の大きな意識の隔たりがあったと感じました。また島民がお互いに殺し合う集団自決の様子を、その現場であるチビチリガマの前で聞いていると、その凄惨な光景が目に浮かび、思わず戦慄しました。

アブチラガマでは、実際に中に入り、高い湿度、澱んだ空気、光のない狭い空間を歩きんがら、その劣悪な環境で島民や兵隊が何か月も避難生活をしていたことを聞かされ、

今回の旅で、映像や本だけで知る沖縄と、実際に現地で肌で感じる沖縄との違いの大きさを実感し、以前よりも多角的な視点で沖縄の歴史を見ることができるようになりました。

参加者の皆様についても大変驚きました。皆それぞれ全く異なるバックグラウンドを持ちながらも、真剣に人生に向き合い勉学に励んでおられる意識の高い方ばかりで、思わず話に引き込まれ、連日二時三時まで深酒することになりました。たった二泊三日の旅ですが、そんな皆様と一緒の時間を共有しただけで、心が明るく晴れ渡った自分を実感しています。

毎年のようにスタディーツアーに参加されている常連の方からは、「今回は、皆で楽しもうという一体感がいつもより強かった」との話も伺い、本当に参加してよかったと思います。こんな素晴らしいツアーを作り上げて頂いた、伊藤塾の先生方やスタッフの皆様、ビッグホリデーの皆様、参加者の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 
 

沖縄スタディツアー参加者の声

伊藤塾 沖縄スタディツアー 2024 感想文

司法試験受験生 ジョーさん

 
1. 「沖縄スタディツアーに参加したきっかけ、理由」
(1) 私の子どもたちが通っていた私立小学校が沖縄について研究していたため、以前より沖縄については興味を持っており、この度、伊藤塾で沖縄のスタディツアーのことを知り、沖縄について法律的な観点からも勉強出来ると思いました。
(2)私は伊藤塾の授業をすべてオンラインで受講しており、他受講生や講師達と直に話せると思いました。また、塾長にも会いたいと思いました。
 
2. 「記憶に残った視察先と感想、抱いた考え、衝撃を受けたこと等」
(1)すべての視察先が記憶に残りました。そのなかでも特に記憶にのこった印象を抜粋します。

(ア)泊城公園では、ガイドさんの説明から、民生部隊という存在を知り、勉強になりました。パールハーバー記念館にも、その存在が記載されているということで、たくさんの犠牲者を出した沖縄戦ではありましたが、民生部隊のおかげで救われた命も少なくなく、戦後の復興にも役に立ったのだろうと知りました。沖縄側にいた民生部隊は日本軍の監視下のもと命がけの行動だったと理解します。ガイドさんが公園の下には特攻廷を隠す空間があるが、それは強制的に朝鮮人によって作らされたと知り、衝撃を受けました。私は在日コリアン三世ですので、あらゆる場所で当時朝鮮人は奴隷のような扱いを受けていたんだなと再認識しました。ガイドさんに当時は朝鮮人に対して差別がありましたか、と尋ねると、もともと沖縄は地政学的にも台湾、中国、朝鮮と日本をつなぐ貿易のかなめとして機能しており、仲良くやっていたが、軍国主義の台頭により、朝鮮人や中国人への差別をするように教育されたと聞かされ、教育の怖さも再認識しました。

(イ)チビチリガマでは、アメリカは鬼畜と教え込まれた沖縄住民がしかたなく自分たちの子どもたちを殺したと聞き、胸が張り裂ける思いでした。特に、このガマには中国で中国人たちを残殺したと思われる在郷軍人会のメンバーがいたため、彼らが捕らえた中国人にしたことを自分たちも捕らわれたらされると本当に思って、沖縄住民を強制死させたことを知り、衝撃を受けました。ひるがえって、他のガマでは、長い間ハワイに住んでから戻った日本人がいたため、チビチリガマのような悲劇は起きず、彼ら日本人がアメリカをよく知っていたのと、米兵と英語で疎通ができたため、ほとんどの隠れた住民は助かったと聞きました。ガイドさんいわくハワイから戻った彼らは日本で皇民化教育を受けなかったため、米兵が捕虜に対して残虐な行為はしないだろうと信じていたからできたことだと言っていました。教育とは本当に恐ろしいものです。他にも、日本の国土の1%程度の沖縄に日本にある70%の米軍基地がある、天皇メッセージ、スマートアメリカントリック、軍官民共生共死の一体化、南京大虐殺を指揮した牛島少将が沖縄守備隊司令官に任命されていた、など知らなかったキーワードや事実を知りました。

(ウ)体験王国むら咲むらでは、三線を体験しました。幸いなことに岡口先生と同じテーブルで一緒に三線をつかい「きらきらおほしさま」を演奏することが出来ました。要領をつかめない私を岡口先生が丁寧に指導してくれたおかげです。岡口先生には本当に感謝します。

(エ)対馬丸記念館では、学童疎開船「対馬丸」が米軍潜水艦によって沈められ、たくさんの子供たちがなくなった記録が展示されていました。冒頭、「戦争と平和」というパワーポイントのスライドをジョンレノンのイマジンをBGMに見せて頂き、思わず涙が出てしまいました。記念館に訪れる子ども達に必ず見せると言っていましたが、パワーポイントには文章はなく、イラストだけですが、戦争と平和の意味を伝えるにはとても効果のある見せ方だと感動しました。この記念館を訪れる子どもたちがきっとこのパワーポイントのメッセージを受け取り、将来のこの国の舵をしっかりと取ってくれるだろうと思いました。

(オ)浦添大公園では、前田高地(ハクソー・リッジ)について詳しく教えて頂きました。事前に映画ハクソー・リッジを見ていたので、当時の戦闘の激しさをより実感できました。朝鮮戦争末期には停戦に向けて38度線付近の高地奪取のため、南北の朝鮮人が大量に命を落としたことを思い出しました。私は北朝鮮も韓国も行き、両方の戦争記念館に行きましたが、高地奪還のために犠牲になった英雄たちは南北で全く別の軍人たちだったのも思い出しました。戦争は立場によって、同一人物がゲリラになったり自由の戦士になったりする恐ろしいものだと再認識しました。

(カ)今帰仁城跡では、琉球王国の起源や歴史について教えて頂きました。薩摩藩に攻められ、薩摩藩の監視下で国がなりたっていたこと、明治維新では沖縄県となり、王国はとりつぶされ、1945年から1972年まで米軍の支配下にいたということを教えて頂き、長い間、植民地のような扱いを受けてきており、私の故郷である朝鮮と似ているなと思いました。

(キ)大浦湾 辺野古では、米軍飛行場の建設に反対する人たちの抗議活動の場所をバスから見学しました。スタディツアー最初の日のディナーパーティでの伊藤塾長のお話のなかに、島耕作の漫画のなかで、建設反対する人たちはお金をもらってアルバイトをしている、と書いてあり、とんでもなくけしかん、さらに、出版社はそれに対して読者の皆様に謝罪している、ふざけるな!読者の皆様ではなく沖縄の人や抗議をしている人たちに対しての謝罪だろ!と怒ってらっしゃったのがすごく印象的です。いつもクールで落ち着いた口調の塾長が理不尽なことや非人道的なことに対しては絶対に許さないと言うスタンスをしっかり持っていらっしゃり、ますますファンになりました。

(ク)斎場御嶽では、琉球王国の聖地を訪れることができ、感無量でした。

(ケ)最後のアブラチラガマでは、野戦病院と化したガマのなかで壮絶な出来事があったことをガイドの方から真摯に説明頂き、心から戦争は絶対あってはならない、と再認識しました。ガマのなかにいた日本兵が朝鮮人をみせしめに殺し、逃走出来ないように言い聞かせたり、中国人は人間ではない、と沖縄住民に行ったり、と当時の軍人の中国人や朝鮮人に対する扱いが人権を完全に無視していたこともガイドさんから聞きました。ガイドさんより、この歴史を風化させてはいけない、皆さんも沖縄の悲劇をたくさんの人に伝えてください、と聞き、心が熱くなりました。

3. 「ツアーで得たもの」
(1)他受講生との結びつき。
(2)沖縄戦を介して、戦争の前では法は無力化し、人権は無視され、人の命が使い捨てになるということの再認識
(3)沖縄の歴史や伝統文化(三線の体験)
(4)伊藤塾の先生方およびスタッフの皆様の情熱と深い心遣い
(5)試験合格に対する意気込み向上(法曹になり世の中の理不尽さを少しでも改善したい気持ちの向上)
などを得ることができました。
 
4. 「ツアーの企画・運営に関するご意見・ご要望」
すべての面において満足です。こんなにクオリティの高いスタディツアーをあの価格で実現されていることに驚嘆です。塾長、呉先生、岡口先生にもご同行頂き、多くの伊藤塾のスタッフの方々がいつでも気をつかって頂き本当に感謝です。また、他受講生たちとのコミュニケーションは今後試験を受けるに向けて本当にためになりました。来年も是非参加したいと思います。受験ももちろん死ぬ気で頑張ります!
ありがとうございました。

 

沖縄スタディツアー参加者の声

2024沖縄スタディツアーに参加して

司法試験受験生 E.Yさん

 
1. 沖縄スタディツアー参加のきっかけ
沖縄スタディツアーには、入塾当初から参加しようと思っていた。「戦争」「平和」について学ばないと沖縄には行くことができない、と思っていた。本州の人間にはわからないほどの犠牲を沖縄に強いておきながら、のうのうとバカンス!を楽しむ気にどうしてもなれなかったのだ。
しかも、伊藤先生、呉先生、岡口先生も来られる旅行に「行かない」という選択肢はありえない。

2. アブチラガマ
真っ暗だった。本当に真っ暗だった。水、水の音、空気、光、匂い、生きることへの希望と絶望、当時、戦地下のガマの中では、本当に様々な思いがガマの中にあっただろうと思う。
だからこそ、暗いガマの中に差し込む光は、希望に違いないと思っていた。
「光が差し込むと敵から見えてしまうから、光が怖い、光から隠れていた」というガイドさんの説明にとても驚いた。そして、「ガマのおかげで生き延びた人もいる」という事実。ものごとには、1つの側面しかない、ということはない。
 沖縄スタディツアーに参加しなければ、体感で学べないことばかりだった。

3. 言葉の重み
言葉は生き物だ。だから、間違った理解で間違ったように伝達されることもある。そして、悪意を持った解釈で、悪意を込めて簡単な言葉で伝達することもある。「辺野古の座り込みはバイトだ」という間違ったデマは、悪意があったかなかったかはわからないが、もともとは違う言葉だったのではないか、と思った。 
どの言葉を信じるか、どの言葉を誤解がないように伝えるか、は特に司法を目指す人間としては非常に大切なことだと思った。

4. 最後に
現地の方々の言葉を生で直接聞く体験は本当に貴重な経験だった。参加された皆さんもとても良い方々ばかりで、先生方とも夜遅くまで、色んな話ができたことは本当に貴重なひとときだった。
次回参加するときまでには、もっと知識を身につけて憲法談義?ができるようにしたいと思った。
今回のツアーは、旅行会社の皆さん、伊藤塾スタッフの皆さんはご準備、お手配、ありがとうございました。
現地のガイドしてくださった先生方も、貴重な話を聞かせていただき心より感謝を伝えたい。
次回は、先生方が(なんでも良いが)ホットトピックについて議論があればぜひ聞いてみたいなと思った。

 

沖縄スタディツアー参加者の声

2024沖縄スタディツアーに参加して

司法試験受験生 R.Hさん

 
初めての沖縄本島は、念願叶って「沖縄を知る旅」となりました。

私が「旅」を実感するのは、いつも飛行機を降りた瞬間にその地の空気を感じる時です。ちょっとモワンとした生暖かさや匂いなど、まさに五感で知る旅の始まりです。

戦地・基地・世界遺産・日常の国際通りにはそれぞれの顔があり、ガイドさん達からは、1人で訪れて資料館やパンフレットを見るだけは知ることのできない、貴重なお話を伺うことができました。説明の合間に独り言のように小声でボソッとこぼされる言葉には、代々沖縄を守ってきた人と沖縄が好きで移住してきた人との間の微妙な隙間も感じられ、「沖縄問題」の根深さを感じることとなりました。

初日の交流会後はそのままバスでホテルに戻り早く就寝するつもりだったのですが、テレビをつけたらNHKニュースの後NHKスペシャル『“国境の島” 密着500日 防衛の最前線は今』 が始まり、1日見聞きした問題を思い起こすと同時に、同じ沖縄県とはいえ台湾からたった100キロ余りの与那国島の苦悩を描く番組で、そのまま見入ってしまいました。

「沖縄を知る旅」は、想定以上の「知る旅」となりました。それは「伊藤塾を知る旅」でもありました。
画面の向こうで理路整然と講義をされる先生方が、一緒に歌って踊って飲んでソフトクリームを食べて気さくにおしゃべりして励ましてくださり、かけがえのない英気を養うことができました。また、スタッフの方々の企画から旅行中の様々なご配慮には頭が下がると同時に、大変さなど微塵も見せずに塾生とも打ち解けてくださったことは、この方々に日々勉強を支えてもらっているという大きな安心感となりました。そして、おそらく存在するであろう大勢の塾生という漠然とした存在でしかなかった人達の中でも、観光旅行ではなくあえてこのスタディーツアーに学ぶ意欲を持って集った塾生の方々は、年齢も背景もさまざまでそれぞれに魅力的で、素敵な仲間と共に学んでいることを実感することができました。

今回出会ったお一人お一人の温かさを知るにつれ、自分に何ができるのかを改めて考えると共に、皆と一緒に私も頑張ろう、頑張りたいと思いました。

最後になりましたが、スタディーツアーを長年続けてくださっている伊藤塾長はじめ伊藤塾の皆さま、貴重な素晴らしい体験をありがとうございました。法曹界の1人となることが恩返しになると信じてこれからもがんばりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

沖縄スタディツアー参加者の声

二度目の沖縄・人との出会い    

あおばさん

 昨年に続き、二度目の参加となりました。昨年は、沖縄という地を知る「場との出会い」に対し、今年は、再会を含め「人との出会い」という印象が強い旅となりました。感想を綴りながら、「憲法にも通ずる部分があるかもしれない」と感じ、改めて憲法の凄さを知りました。

 
1. 沖縄と本土の人

 昨年も感じたのだが、沖縄の人にとっての戦争の認識と本土への思い、本土の人にとっての戦争の認識と沖縄への思い、それぞれに大きな隔たりがあるように感じた。(そもそも「本土」という言葉自体に、寂しさを感じます・・・。)お互いの思いを知り、尊重し合うことが大事だと思った。
 「沖縄は日本の最先端」という伊藤先生の言葉の重みをもっと自覚していきたい。
 沖縄では、真に守らなければいけないものをはっきりと意識し、そのために強く生きている方々が大勢いる。その姿が頼もしくもあり、自分もそうありたい、と感じた。
 【前文 国民主権  第12条 国民の不断の努力】
 

2. CHIBIさん

 魂のこもった熱いライブ。生き様そのものだと感じた。ライブツアーで世界や全国に回り、その姿、生き様を見せることがそのまま平和につながっていく。素敵なライフワークだなあ、と感じた。
 【第21条 表現の自由】
 

3. 丸木伊里・俊さん

 佐喜眞美術館で見た「沖縄戦の図」。地獄のような場面でも、顔や服がきれいに描かれていた。「人としての尊厳を大切にして美しく描いている。」という説明を聞いた。作者の丸木伊里・俊さん自身も描かれていて、沖縄戦の苦しみや思いを追体験しながら絵に向き合っているお二人の覚悟が壮絶で、圧倒された。昨年、絵本『おきなわ島のこえ』を読んだのだが、このお二人の絵からは、まさに沖縄の方々の声や訴え、願いが聞こえてくるようである。それも、ただ恐ろしさを伝えるのではなく、思いが伝わってくるのは、人間としての尊厳を大切に描いているからなのだと感じた。
 【第11条 基本的人権の尊重  第13条 個人の尊重】
 

4. 辺野古での地元の人々

 辺野古では、厳重な警備の下、埋め立てが進められているという。柵の向こう側に警備員が立って、私たちツアー団体を見ていた。海にも船が浮かんでいて、「海の警備にあたっているのは地元の漁師さんで、5万円の日給が入る」とのお話を聞いた。米軍基地を守っているのは、日本人であり、地元の人々だったことを知り衝撃だった。同じ土地に住む者同士での分断が避けられない状況が切ない。家族や子孫、未来のために何を優先させるべきなのか、考えさせられる。
 【第19条 思想及び良心の自由  第22条 職業選択の自由】
 

5. 米軍兵士

 各地で米軍基地の長い長い柵を見たが、「どちらが柵の外なのだろう?向こう側からは、どんなふうに見えているのだろう?」という疑問と寂しさが残った。
 道で若い米軍兵士を見かけて、ちょっと不快な気分になってしまった。彼のことは何も知らないのに・・・。そこで考えた。彼はどんな思いでここに来て、どんな家族がいるのだろう?彼にとっての平和(正義)のために、ここに来ているのだろうか? 
 人それぞれ、思い、立場、事情があるはずで、それを知ることから始めないといけないな。この感情(偏見)こそが、戦いの火種になるのだと反省した。
 【第9条 戦争の放棄 戦力及び交戦権の否認】
 

6. 再会と出会い

 ツアー中、昨年お会いした方々との再会や初めての出会いがとても嬉しいものでした。沖縄の過去・現実と向き合う中、皆さんと感じたことや疑問点などを話し合うことで学びが深まったように感じます。
 懇親会では、伊藤先生のお話をお聴きし、自分のやるべきことについて考える機会となりました。先生はいつも相手を尊重してくださり、その姿勢が「13条 個人の尊重」を実践されていると感じました。また、伊藤塾講師やスタッフの方々にもその姿勢が感じられ、とても素敵なツアーを作ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。憲法は、学び、実践していくことが大切なのですね。
 【13条 個人の尊重】
 

7. 最後に

 沖縄では、たくさんの方々(生き方)との出会いがありました。相手(仲間を始め、立場の違う人々も)を知り、尊重すること。よりよい方法を模索する努力をすることが大切なのだと思いました。
 平和を築くのは、最終的に、人と人とのつながりに集約されるのかもしれない、と感じました。
 【前文 平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼】

 
 
 

沖縄スタディツアー参加者の声

沖縄スタディツアーの感想    

司法試験受験生 T.Hさん
 
1. スタディーツアー参加の目的について

沖縄の歴史を学ぶことで、憲法の重要性を改めて考え法律を学習しようとした初心に立ち返ることを目的としました。
 

2. 記憶に残った視察先と感想

(1)初日について
スタディーツアーの初日にチビチリガマで講和を聞きました。2つの壕があり、1つの壕ではハワイ帰りの方がいたため、その知見を活かし降伏し生還したが、一方の壕では日本軍が中国に対し非人道的な行為を行っていたことを知っていたため、自分達も同じことをされるおそれがあることから、集団自決を選んでしまったこと、また自分の子を殺めてしまった母親の苦悩等決して歴史の教科書では学ぶことのできない真実を知ることができました。大陸戦争と沖縄の戦争は地続きだというガイドの方の言葉が心に強く残り、改めて戦争の悲惨さや、戦争は決して行ってはならないことを学ぶことができたとともに平和ボケしており、近年のウクライナやガザ地区の戦争を対岸の火事と捉えてしまっている自分が恥ずかしくなりました。
 
(2)2日目について
辺野古浜を視察しました。ここでは普天間基地の移設先として辺野古浜が選ばれており、そのために262種もの絶滅危惧種が絶滅してしまうおそれがあること、当初の予算の何倍もの予算をかけても地盤改良が未だ進まないこと、沖縄の民意に反して基地建設が進んでいることについて学びました。スタディーツアーから帰宅した後に辺野古浜への行政代執行が決定となりました。これは国策の名の下には民意が踏み躙られることが正当化されてしまう先例となってしまったことを意味するものだと思います。決して他人事ではなく、私達一人ひとりが、これからの国策を監視し、声をあげていかなければならないと感じました。
 
(3)3日目について
ひめゆりの塔を視察しました。当時看護にあたったひめゆり学徒隊の方々の話を動画で聞くことができました。戦争から年月が経つにつれて様々なものが風化していってしまいますが、私たちは戦争の悲惨さを後世に伝えていき、戦争の悲惨さを風化させてはいけないと感じました。
 

3. ツアー全体の感想

今回のツアーでは、法律を目指す受験生や実務家の方々が参加し交流を図ることができました。沖縄の歴史や、講師の方々から法律家としての様々な話を聞き、学習に対する姿勢・意欲が高まったと感じました。 また、旅行をするにあたって社会人1人での参加となったため現地で浮いてしまわないかが非常に心配でしたが、スタッフの方々の温かい雰囲気作りのため、皆和やかにツアーを楽しむことができました。ツアーで行く先々のすべてに学びがあり、今回のツアーを計画してくださった方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 

沖縄スタディツアー参加者の声

沖縄スタディツアーに参加して    

司法試験受験生 K.Tさん
 

「沖縄のことを知らなかった」
これがスタディツアーに参加して抱いた感想である。
沖縄戦やその後長きにわたって沖縄がアメリカの占領下にあったこと、基地問題については、もちろん歴史の授業やニュースを通じて知っていた。
 
ただ、戦争を肌で感じ、沖縄に生きる人の声を直に聞いたのは初めてだった。
そして今回見聞きしたものは、ウクライナやガザで起きている、毎日ニュースで見るものと重なった。数年前であれば、遠い昔の戦争と片付けられたかもしれない。しかし今回は、少し先の外国で今起きているものだと実感しながら、1つ1つを受け止めた。
 
ツアーの中でも最終日に訪れたアブチラガマが強く印象に残っている。真っ暗なガマの中は足場が悪く、いくら安全だとわかっていても、足がすくんだ。ガマの一番奥へと進み、そこは治る見込みのない負傷兵が送り込まれた場所だと聞いたときは、胸がぎゅっと苦しくなった。
戦争の悲惨さに触れるだけではなく、ツアーではまた沖縄の文化的豊饒性に接することができた。ソウルを感じられるロックを聴くことができたのは、旅の素敵な思い出となっている。
一人寂しくオンラインで勉強する日常から離れ、仲間や講師の先生たちと交流できた3日間は非常に楽しく、有意義な時間であった。憲法をしっかりと学べる理由から伊藤塾を選び、勉強を始めたころの初心に返ることができた。
様々な角度から沖縄を知るために、スタディツアーを企画してくださった伊藤塾スタッフの皆様、旅行会社の皆様、本当にありがとうございました。
伊藤先生、呉先生、平先生、懇親会だけではなくすべての活動において親身になって接してくださり心から感謝しています。ありがとうございました。

 

沖縄スタディツアー参加者の声

沖縄スタディツアー参加レポート                        

行政書士受験生 Kさん
 

スタディツアースタート -愛らしい魔物たち-

12月9日の朝、まだ夏の日差しを感じる那覇空港に到着しました。これまで仕事で3度訪れた沖縄ですが、今回は仕事でも観光でもなく「学び」がその目的です。
早速ツアーが始まり、バスガイドさんの紹介する琉球文化や沖縄の信仰などの話に耳を傾けました。特に印象的だったのは、琉球時代から伝わる魔物の話でした。沖縄には曲がりくねった路地が多く、そこに魔除けの石碑「石敢當」が点在しているそうです。伝説によれば、魔物は角を曲がるのが苦手で、迷路のような路地をさまよったあげく「石敢當」にぶつかり、パッと砕けるそうなのです。私は魔物たちの愛嬌のある動きを思い浮かべ、まるでアニメを見ているような楽しい気分でツアーはスタートしました。
 

最初の学び -米軍基地と琉球王国の歴史-

バスの窓からは、ショッピング街を行き交う基地関係者やその家族たちの姿が見え、彼らの笑顔や子供たちの無邪気な様子が印象的でした。
また、基地を囲むフェンスは思ったよりも続いており、その向こう側には、彼らの住む家々や学校などの敷地が静かに広がっていました。
これまで、沖縄の基地施設はある程度隔離された立地にあるとばかり思っていたのですが、実際には一般の生活圏の中に当たり前のように存在していて驚きました。
また地元の住民とは、もはや「共存」と言ってもよいほどの距離感にあることも初めて知りました。
そんな光景を見ているうちに、私にあった華やかなリゾート地のイメージが徐々に変わっていき、気づけば沖縄の歴史や基地問題の経緯を調べ始めていました。
・ 琉球王国は、400年以上にわたり独立国家として存在していた
・ 琉球王国は、薩摩藩の侵攻によりその支配下となった
・ 琉球王国は、明治政府の「琉球処分」で完全に日本に編入され消滅した
・ 沖縄県は、戦後27年間、米軍統治下に置かれ日本から切り離されていた
・ 沖縄県は、米軍基地を継続的に使用することを条件に日本へ返還された
このような歴史の変遷について今まで正しく理解できておらず、知っているつもりでいた自分に、情けなく恥ずかしい心境になりました。

学びを通じたつながり -懇親会のひととき-

これまでの沖縄訪問は、「リゾートアイランド」としての沖縄の魅力を取材するためでした。
ところが今回、ツアー初日にして、その華やかさとは正反対の側面に気づかされたのです。
ツアーには伊藤塾長も参加されていたので、ぜひこの気付きを聞いてもらいたく、懇親会でお話しさせてもらいました。
塾長は、リゾートや観光は沖縄にとって大切な経済資源だが、私が目にした実情も重要な課題であり、その両方を総合的に考えることが大切だと、いつもの穏やかな口調でコメントしてくださいました。
今にして思うと私の愚痴のような話でしたが、塾長の言葉に気落ちした心境もやわらいでいたのを思い出します。
懇親会では、講師や実務家の皆さんとも楽しく交流し、私たちの質問に快く応じてくださいました。
また他の受講生ともすぐに打ち解け、試験勉強の苦労や将来の夢、ツアーの感想など話題は尽きず盛り上がりました。
この懇親会では、皆さんとの共通の学びを通じたつながりを強く感じながら、充実したひとときを過ごしました。

学びのフィードバック -法律や行政を学ぶ意義-

このツアーで私は、そこで生活する人々がたどった歴史を正しく知り、理解することの重要性を実感しました。
また先人から受け継いだ文化やその価値観は、かけがえのないものであり、個々の思いを大切に守っていくことが、私たち法律や行政を学ぶ者の重要な使命ではないかと考えました。
こうしてツアーを思い返しながら、今後はこの貴重な経験を胸に、仕事や学習に向かっていきたいと思っています。

追記-おすすめスポット-

最後に、このツアーでいちばん楽しみにしていたプログラム「コザ街歩き」を紹介します。
旧コザ市(現在の沖縄市)は、私の心に残る映画『Aサインデイズ』の舞台となった街です。
映画に描かれていた当時の雰囲気が、今でも随所に残っていて感動的でした。
「Aサイン」とは米軍が営業を認可した店に掲げる看板で、大きなAの文字が特徴です。
コザにある沖縄市戦後文化資料展示館には、実物の「Aサイン」のほか、出兵前に名前や日付を記した1ドル紙幣も展示されており、映画のシーンと重なって感激しました。
またコザのライブハウスでは、登場人物のモデルとなった宮永英一さんの生演奏や講話を聴くことができて忘れられない思い出となりました。
街のメインストリート「コザゲート通り」を歩き、嘉手納基地の方へ進むと、基地の通用門のかなり手前に黄色いラインが引かれていました。
注意書きはあるものの、このラインを越えて進入した人が連行されることも珍しくないそうで、率直に怖いと感じました。
そんな緊張感と映画のロケ地を巡った感動とが相まって複雑な心境になり、劇中のこの台詞を思い浮かべました。
 
❝来年の5月15日から、ここもニッポンさ
アメリカ相手から、今度は日の丸が相手さ
嬉しいんだか悲しいんだか、よくわからんさ❞
©1989 大映
 
そのとき思ったのは、ここに生きてきた彼らの琉球人、沖縄県民、あるいは日本人としての意思や思いは、外から介入してきた力に幾度となく軽視され、置き去りにされてきたのではないかということです。
そして、これが私の持ち帰るべきテーマのひとつだと確信しました。
以上、観光と学びを一度に体験できる、私のおすすめスポットを紹介してこのレポートを終わります。