弁護士になって自らの「成長」と「やりがい」を実感する日々

清水勇希先生

大阪弁護士会 2013年 立命館宇治高校卒業
2016年 予備試験合格
2017年 立命館大学法学部卒業
2017年 司法試験合格
2018年 弁護士法人 北浜法律事務所 入所

自分で「道を切り拓く」仕事に憧れて

高校で受けた法学の授業を通して、自分の生活のごく身近なところに法律があるということを知り、法曹に興味を持ちました。大学入学後、伊藤塾のガイダンスに参加し、「法曹は、自分が興味を持ったことを、仕事の強みにして、自分で道を切り拓いて取り組むことができる」という塾長の話を聞き、私も自分が興味をもった特定の分野を、仕事の強みにし、自分で道を切り拓いていける弁護士になりたいと思い、法曹を目指しました。

予備試験ルートで受験することを決意。結果、法学部も首席で卒業

私が法曹を目指すと決めた当時から、予備試験合格者の大半は司法試験にも合格していました。予備試験合格に向けた勉強をしていれば、司法試験にも早く合格できると考えたことが、予備試験に挑戦した理由です。また、予備試験合格者の方から「予備試験に合格すれば就職先の幅も広がる」と聞き、自分の進路の幅を広げておきたいと考えたことも予備試験チャレンジの後押しになりました。予備試験の試験範囲は広く、予備試験合格に向けた学習をしていれば、大学の試験範囲も網羅的に学習することになるため、予備試験合格に向けた学習は、大学の学習にも大いに役立ちました(伊藤塾注記:清水先生は立命館大学法学部を首席で卒業されました)。

「若手が活躍できる」職場であると感じて入所

予備試験に合格するまで、就職活動は一切したことがなく、合格後に、東京や大阪のいわゆる「大手事務所」を含む様々な事務所を訪問し、携わることができる仕事の内容は事務所によって全く違うということを実感しました。私は、就職活動をする中で、(1)渉外案件を含む多様な案件を扱っており、(2)若手が積極的に案件に関与できる風通しの良い事務所に入所したいと考えるようになりました。私が入所した北浜法律事務所は、取扱業務分野の幅がとても広いだけでなく、渉外案件も多く扱っている事務所であり、また、サマークラーク(インターン)を通じて、若手が積極的に活躍している事務所だと感じ、入所することを決意しました。


1年目から大型案件を任される環境で「成長」と「やりがい」を実感する日々

現在取り組んでいるのは企業法務が中心ですが、かなり幅広い事案を扱っており、離婚や相続といった一般民事にも携わっています。企業法務としては、M&A、スクイーズアウト、株主総会対策とか、企業側で建築瑕疵・不動産売買を巡る紛争を担当することが多いです。所属している法律事務所では、日経新聞の1面に載るような大きな案件を任されたり、大人数が関わる企業間の大型案件も自身が主体的にすすめられたりと、大規模事務所ならではの醍醐味を感じています。私が所属している事務所では1年目から直接クライアントとやりとりをし、主体的に案件を進めていきます。自分が主体的に進めた案件を解決できたときには、やはりやりがいを感じます。また、何より私に依頼してくださった方が悩みを解決され、喜んでいただけたときに大きなやりがいを感じます。

希望の法律事務所に入るために重要なこと

採用の第一段階である書面審査では、「○○大学法科大学院出身」「予備試験合格」といったことが、分かりやすい判断材料になります。採用側からすると、司法試験の合格率の高い法科大学院出身者や予備試験合格者はどの程度の力があるのか想像しやすく、成績の比較もしやすいように思います。ただ、成績の良し悪しだけで判断するわけではないので、最終的には「この人と一緒に仕事をしたい、理想を語り合いたい」と思わせることができるかが個人的には重要だと思います。

「あなたに依頼したい」。そう言ってもらえる弁護士になるべくさらに研鑽を積む

現在、コーポレートと不動産建築訴訟の案件を多く担当させていただいているのですが、引き続き、その分野を磨いていきたいと考えています。また、留学も予定しており、渉外案件にも、積極的に関わっていきたいと考えています。コーポレート・不動産建築訴訟・渉外案件、この3つの分野において、クライアントから「清水に頼みたい」と言っていただけるような弁護士を目指しています。

法曹を志す皆さんへ

受験生の時は合格できるかわからず、不安だと思います。結局は自分次第という部分はありますが、多くの方に相談をするのが良いと思います。私は、様々な場面で伊藤塾のスタッフに相談しました。現在はSNSなどから多くの情報を得ることができます。しかし、学習面では、SNS上にあふれるような情報に惑わされることなく、信じられる教材を「1つ」見つけて、手を広げずやり切ることが大切です。私にとっての「1つ」は伊藤塾の教材でした。もし皆さんが伊藤塾をその「1つ」であると決めたなら、その教材を信頼し、伊藤塾と心中するくらいの気持ちで勉強してもらえたら良いと思います。つらいことも多くあるかもしれません。けれども、弁護士となった後は日々とても充実していますので、弁護士になった後のことを日々思い浮かべて、ぜひがんばっていただけたらなと思います。

弁護士法人 北浜法律事務所

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