法科大学院を受験するにあたり、実績のあった伊藤塾に入塾しました

T.K さん(33歳)
 

合格者イラスト
大阪市立大学法学部卒
【合格校】
同志社大学法科大学院(既修・全額免除学生)、関西学院法科大学院(既修)
【受 講 講 座】司法試験入門講座本科生、コンプリート論文答練 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

 私は、法科大学院を受験するにあたり実績のあった伊藤塾に入塾しました。以下私の体験談を書きます。皆さんにとって参考になれば幸いです。

私がとった勉強方法 

適性試験対策について

 まず、適性試験は大変苦手で苦労しました。本番においても平均点すらありませんでした。この試験は好き嫌いがはっきりしますので、苦手な人は早めに演習を繰り返すしかないと思います。ただ私自身の経験から言いますと勉強してもそれほど成果が素直に出る試験ではないと思いますので、メインは法律科目に据えるべきです。

法律科目対策について

 勉強方法としては問題研究を繰り返しました。問題研究をマスターすることは大変ですが、ほぼどこの法科大学院の試験でも役に立つとおもいます。それに伊藤塾のセレクト答練とコンプリート答練を受講し、訓練を繰り返しました。平均点をとるのが精一杯でしたが、答練と割り切って復習しました。点数はいいに越したことはないのですが、一喜一憂はしないようにしました。
 また、私は予備試験も受験しました。合格しなくとも練習になると考えたからです。結果は短答式試験で不合格でした。しかし、その後の日弁連の法学既修者試験でその貯金が役に立ちました。適性試験やパーソナル・ステートメント作成で忙しくなると思いますが、予備試験を受験することを強くお勧めします。たとえ予備試験に不合格になったとしても前述のとおり損にはならないはずです。 
 また、8月に中央大学法科大学院を受験したのですが、不合格でした。しかし復習し同じところが出題されましたので、後の試験で余裕をもって解くことができました。手応えがなかったときや、不合格だったときは問題を思い出すのも辛いですが、出題される以上、おさえるしかほかありません。コントロールできないところはあきらめて、コントロールできるところに力を入れるべきです。
 また、時間配分に失敗し中途半端な答案になってしまいました。そこで、短時間で答案構成をする練習をしました。答案練習をうけていても本番ではどうしても時間が足りなくなってしまいがちです。

最後に 

 勝因があるのだとすれば、失敗をもとに自分なりに軌道修正をしたことです。これから国公立の法科大学院入試になりますが、気を抜かず、勉強します。