実績と教材・講義の質が優れていると感じ伊藤塾へ入塾しました。

片山 博彰 さん(22歳)
 

合格者イラスト
私立大学法学部4年在学中
【合格校】
・東京大学法科大学院(既修)、 中央大学法科大学院(既修)
◆適性試験 / 第1回:236点
◆学部成績 / GPA:3.8
◆受講講座 / 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、ロースクール突破小教室 など

※プロフィールは、2012年合格時点のものです。

はじめに

私が、法律家を目指した理由は専門職としての弁護士の仕事に魅力を感じたことにあります。依頼者から頼られ、社会のために活躍することは、とてもやりがいがある仕事だと思いました。
司法試験を目指すことは大学入学以前から決めていたことであり、学習を開始するには早いほうがよいと考え、1年生の夏に伊藤塾に入りました。伊藤塾を選んだ理由は、その実績と教材・講義の質が優れていると感じたからです。

私がとった勉強方法

法律科目対策について

(1)基礎的な法知識・法理論の修得について

基礎マスターの段階では、予習はせずに講義を受けてひたすら復習することで知識の定着を図りました。基礎マスター段階で気をつける点は、未受講の講義をためないことであると思います。未受講の講義がたまってしまうと、塾の予定する学習状況に追いつくことが難しくなりますし、やる気も削がれます。そうならないために、自分の守るべき学習ペース・一週間のノルマを決め、それを厳守することが必要となると考えます。
知識の定着として、私が取った方法は司法試験の短答過去問を繰り返しとくことです。テキストを見るだけのインプットの学習では、自分が本当に暗記したのか確認できないし、問題を解くことではじめて気づくことも多いと思います。過去問集は年度別のものより、体系別のものの方が初期の学習状況では使いやすいでしょう。
この基礎マスターの段階で、論文を意識してその対策を少しでも行えば、次の論文マスター段階で非常に楽ができます。基礎マスター受講生向けにゼミが設けられているので、このようなゼミに積極的に参加することを心がけましょう。ゼミで学んだことが後の学習で必ず役立ちますし、同じ学習状況の仲間と出会うことで周囲のレベルを知ることが出来ます。

(2)実践段階の学習について

法律の論文試験は、短答とは違ってすぐには解けるようになりません。私は、何をすれば論文試験を解くことができるようになるのかわからず、論文マスターのはじめに困惑していました。あきらめずに着実にステップを踏み、学習を継続することが重要だと思います。
論文の学習のステップとしては大きく分けて、答案の作法(ナンバリング・接続詞など)を学ぶ→論証パターンを覚える→問題提起・あてはめの手段を学ぶ→答練を受ける、というように分けることが出来ると思います。答練には、コンプリート論文答練が用意されていますので余裕があれば、受講すれば良いと思います。コンプリート論文答練は現場思考が要求される問題もあり、アウトプットの訓練としては最適であると思います。

学部成績について

GPAはAの割合によって決まるので、3年生の段階でBやCをたくさん抱えていると、もはや挽回が難しくなります。1年生のときから学部成績には気をつけることが必要です。Aをとるには、出来るだけ授業には出席することが求められると思います。
法律の科目の試験であれば、伊藤塾の基礎マスターテキストは役に立つと思います。