法曹になるために司法試験を目指すことは、高校生の頃から考えていた将来像の一つでした。自分の専門分野を持ったプロフェッショナルとして働きたいと考えていたからです。
私が司法試験受験で躓いていたのは、もともと遅筆の傾向があり、多くの分量を書くことが苦手であったことから、分量が多くなくとも効率よく得点を高めることのできる答案を書けるように努めました。そのためには、科目ごとの評価されやすいポイントをよく押さえて、その科目に合わせたメリハリをつけた論述を身につける必要があります。私は、司法試験の過去問の分析に多くの時間を使いましたが、伊藤塾の全国模試のような司法試験に近いテストを利用することで、自分の答案の方向性を確認することができたと思います。
私は合格するまでに時間を要してしまいましたが、合格を確認できた際には本当に安心することができました。これまで応援してくださった方々によい報告ができて嬉しかったです。これから受験される方々にも、合格発表でこうした気持ちなれるように、最後まであきらめないで頑張ってほしいと思います。