伊藤塾の存在が本当に助けになりました

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合格アイコン 働きながら合格

B.Eさん:会社員
◆出身大学/東京大学法学部卒業

◆ 受 講 講 座 /予備試験論文過去問マスター、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

私は会社員歴約10年の社会人受験生です。大学の学部は法学部でしたが、ちょうど旧司法試験が終わりつつあり予備試験ができる前の時機だったため、法科大学院進学か就職で悩み就職を選びました。それ以来の会社員人生に不満はありませんでしたが、司法試験が心のどこかに引っかかりとなっており、ちょうど民法改正というタイミングでもあったことから2019年の7月に法律を学び直し、司法試験ひいては予備試験を目指すことにしました。伊藤塾は論文試験を受けた後の特別奨学生と口述模試でお世話になりましたが、予備試験開始以来の過去問データの蓄積や実務家の講師の模試で大変助けていただきました。予備試験の口述試験は法務省が過去問を公表しておらず、伊藤塾の存在が本当に助けになりました。

私の勉強法

 
 
 
 
 <口述試験対策について>

口述試験対策は、202010月から伊藤塾の過去問(3年分)を読み込みながら、民事は要件事実と執行保全、刑事は刑事手続きの勉強をはじめました。口述の過去問を最初見たときはほとんどわからずに非常に不安な気持ちになりましたが、7人分の受け応えを3年分読むことでかなりイメージが湧き、その後の勉強の指針を定めることができるようになったと思います。また、口述模試はZoomでしたが、本番に近い緊張感を味わうことができ、最後の1週間にどこを強化したらよいかがわかり(私は刑事実体法や条文番号でしどろもどろになり直前期はそこを重点的に勉強しました)、大変助かりました。

働きながらの学習方法について

私は社会人受験生であり、平日はフルタイムで働いているため、基本的には平日の昼と夜また休日に勉強をしていました。専業受験生と比べて時間が限られていることから、あまり手を広げずに過去問(短答・論文・口述)・条文・判例での勉強を徹底することにしました。一番工夫した点は、過去問と判例をもとに、自分で規範を単語カードにまとめた点です。通勤や昼休みといった時間に何十回も読み直すことで、平日夜や休日といった(まとまった勉強ができるという意味で)貴重な時間を節約することができたように思います。また、ちょうどコロナの年だったため会社の飲み会がほとんどなかったことがプラスに働きましたが、もしこれが平年だった場合はやはりそこをかなり削らなければいけなかったと思います。

おわりに

私は伊藤塾には口述試験対策でお世話になりましたが、やはり過去からのデータの蓄積とそれに基づいた的確な教材(過去問・模試)が本当に強い受験指導校だと思います。口述模試の教材で参考文献を詳細に明示しており、非常に緻密・正確に教材が作成されています。これから司法試験に向けては3ヶ月程度しかありませんが、論文マスターでしっかりと司法試験にモードチェンジして挑んで行きたいと思います。