社会人受験生は時間がないので、伊藤塾の教材を信じて、勉強を進めることが最も効率的であると断言できます

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E.Aさん:公務員
◆出身大学/東京学芸大学教育学部卒業 筑波大学教育研究科修了

◆ 受 講 講 座 / コンプリート論文答練、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試、予備試験口述模試など

※プロフィールは、2020年度合格時点のものです。

はじめに

今から3年前に予備試験を受験しようと決心し、大手受験指導校のパンプレットを取り寄せ、色々と比較した結果、初期費用が一番かからないと思われた某受験指導校を受講することにしました。しかし、1年後の予備試験で論文がほぼF評価という壊滅状況であったため、多くの受験生が受講している伊藤塾に切り替えることとし、今から1年前から、伊藤塾発行の教材や答練などを受講するようになりました。

私の勉強法

 
〈論文学習について〉

伊藤塾の「試験対策問題集」や予備試験のコンプリート論文答練、直前答練、模試を活用し、一度はフル答案を作成し、復習として、答案構成を何度もするようにしていました。いわゆる論証集は使用せず、上記の問題のなかで、問題点の抽出、論証、規範、あてはめをセットで理解するようにしていました。論文の勉強では、いかに忘れる前に復習をするかが大事なので、短期間にひたすら問題を回すことを意識していました。

〈短答式試験対策について〉

短答式試験対策では、試験の2ヶ月前頃から市販の過去問集を使って、過去10年分くらいひたすら解きました。ただ、これだと膨大な時間がかかってしまうため、2週目以降は、間違えた問題のみ解くようにし、効率化をはかっていました。特に民法は問題数が膨大なため、いかにして忘れる前に、回すことが大事かなと思います。また、通勤時間など隙間時間を活用して、伊藤塾の1問1答もよく解いていました。

〈論文式試験対策について〉

コンプリート論文答練、論文直前答練、全国公開直前模試を受講していました。これらを活用することで、出題可能性のある論点を全て網羅することができるため、何度も繰り返し解いていました。私の場合、基礎学習をほぼしていなかったため、答練の中で基礎的概念を修得するようにしていました。

〈口述試験対策について〉

口述試験の問題は市販では販売されていないため、過去問はかなり助かりました。口述に限りませんが、これまでの出題傾向を知りことが勉強方針を決定するうえで、最も重要かと思います。また、伊藤塾の口述模試がちょうど論文の合格発表と口述試験のど真ん中にあったため、学習の進捗状況を把握するうえで、大変役に立ちました。

働きながらの学習方法について

私は社会人受験生であり、かつ家庭持ちのため、仕事以外にも子育て、家事など、勉強に充てることができる時間は、かなり限られていました。また社会人受験生一般に共通することですが、学生と比べて、学習時間以外にも、勉強法などの情報面、モチベーション維持など、不利な点がかなりあります。私の場合、家族が非常に協力的だったため、平日は1~3時間程度、休日は5~7時間程度の時間を捻出し、勉強することができました。また、情報は伊藤塾のホームページや受験生のブログなどを参考にしていました。いかに無駄をなくして勉強を進めるかについて、仕事の経験も多少はいきているかと思います。

おわりに

はじめから伊藤塾を利用しておけば、もっと学習期間を早めることができたなと後悔しています。それほど伊藤塾の問題の量・質は高いです。社会人受験生は時間がないので、伊藤塾の教材を信じて、勉強を進めることが最も効率的であると断言できます。頑張ってください。