伊藤塾での学習だけで、学部においてはほぼ全ての法律科目で80 点以上の評価を得ることができ、受験した法科大学院は全て合格することができました

難関国公立法科大学院合格!

Pさん
 

合格者イラスト
中央大学法学部4 年在学中
◆ 学部成績/【GPA】:3.85(A:85.5% B:14.5% C:0%)
◆ 受講講座/ 司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、法科大学院別 過去問分析講義など
◆合格校/一橋大学法科大学院(既修)慶應義塾大学法科大学院(既修)早稲田大学法科大学院(既修・半額免除学生)中央大学法科大学院(既修・半額免除学生)

はじめに

自らの判断と責任で仕事のできる所に魅力を感じ法律家を目指しました。慶應義塾大学の法科大学院は近年私大の中で上位の合格率を維持していることに加え、私の興味のある企業法務関連の講座が充実しているため、第一志望として選びました。
伊藤塾に入塾したのは大学1 年生の9 月頃でした。学部の講義だけでは試験対策としては万全ではないと感じ、効率よく学習できる伊藤塾に入塾することを決意しました。

私がとった勉強方法

(1)基礎的な法知識・法理論の修得について

1 年目、2 年目は基礎マスター、論文マスターの講義を聴き復習することを心がけました。一度目はとにかくA ランクB プラスランクを中心に覚える努力をしていました。論文マスターの講義が終わったあとは、問題研究のテキストを用い、掲載されている旧司法試験の問題を繰り返し書いていました。また、講義での内容をもとに自分なりに各事例の処理マニュアルを作り、類似事例の出題に備えるという学習方法をとっていました。そして、法科大学院の入試直前期には、問題研究の問題に加え、論文ナビゲートテキストの論証の読み込みをしました。私の周囲には、伊藤塾以外の書籍も併用して学習をされている方がいましたが、私はそのような時間的余裕がなかったため、伊藤塾の基礎マスター、論文マスター、論文ナビゲートテキストのみで学習をしていました。そのような学習をした成果として、学部において、法律科目のほぼ全ての科目で80 点以上の評価を得ることができましたし、受験した法科大学院は全て合格することができました。また、法科大学院入試(とりわけ私立大学の入試)では、旧司法試験の出題形式に類似した問題が多々出題されます。そのため、問題研究の問題を全てマスターしておけば、試験当日に焦ることなく、ほぼ完全な答案を作成できるといっても過言ではありません。

(2)一橋大学法科大学院対策について

(1)基礎マスター、問題研究の復習
まず、私立の法科大学院入試の時と同様、伊藤塾のテキスト、とりわけ問題研究の問題の書き方をひたすら復習していました。また、問題研究掲載問題以外の論点にも対応すべく、論文ナビゲートテキストも用いていました。試験前日までは、とにかく問題研究のテキストの復習を徹底していました。試験当日は、論文ナビゲートテキストを持参し、論証の復習をしていました。一橋大学法科大学院の入試も、ほとんどの問題は論文マスターを完璧に復習している方であれば、十分対応できるものであると考えます。
(2)それ以外の学習
基礎マスターに掲載されている判例について、判例百選で細かく読み込みました。

(3)慶應義塾大学法科大学院対策について

慶應義塾大学法科大学院入試過去問に関しては、大学4 年生の6 月頃から、2011 年以降の全ての問題を、時間を計って書く練習をしておりました。法科大学院入試において、もっとも注意すべきことは時間配分だと思います。そのため、過去問を解くときは、必ず時間を計って書くようにしておくと良いと思います。伊藤塾の慶應義塾大学法科大学院対策講座では、直近2 年分の過去問を用いた講義がなされており、問題の傾向をつかむのに役に立ったと考えております。また、全額免除答案や合格答案が掲載されているため、合格レベルの目安を知ることができ、自信につながります。

(4)その他の法科大学院対策について

中央大学法科大学院の刑法では30 行の行数指定があるため、過去問を用いて極力コンパクトに書くトレーニングをしました。また、早稲田大学法科大学院の民法では、論文ナビゲートテキストを使い、必要な論証をインプットしました。

最後に

法科大学院では、伊藤塾において身につけた法的思考力、社会問題に対する感度をさらに発展させ、当事者間双方の利益に配慮しつつ活動できる法律家になれるよう、学習を進め、必ずや司法試験に合格したいと考えています。法科大学院入試は基礎知識が十分であれば、合格できるレベルのものです。これから受験される皆さんは、まずは基礎マスター、論文マスターの講義を消化し、しっかりと復習してください。これらの学習を怠らなければ、必ず法科大学院に合格できます。ぜひ頑張ってください。