早期卒業に必要となる大学の成績には、伊藤塾の学習が役立ちます。
法律で楽になる分を、語学や一般教養の時間に充て、総合的な好成績を獲得。

早期卒業・飛び入学
特待生合格
予備試験W合格

K.Oさん:慶應義塾大学法学部3年
◆学部成績/[GPA]: 3.72  S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=92:28:3:0
◆受講講座/司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試など

合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修)全額免除

はじめに

 中学校の授業で討論をして、それがとても興味深かったことや、話すことが得意で考えることが 好きな自分の特性を活かせる職業につきたいと考えたことから、高校生の時から、法律家になりた いと考えるようになりました。伊藤塾には、大学1年のはじめから入塾し、1年生の時は基礎マス ターを受講し、2年生で論文マスターを受講しました。
 受験対策として伊藤塾を選んだのは、確かな実績があり、模試等も充実していたことから、予備 試験や法科大学院を受験するうえで、伊藤塾で学習することが最も近道となると考えたこと、自分 の周りで法律家を目指している人たちも伊藤塾で学習することを考えていたことから、自分もその 人たちとともに学習することで、情報交換をしたり、お互いを高めあったりすることができると考 えたからです。
慶應義塾大学の法科大学院を受験した理由は、自分が慶應義塾大学に通っていて、慶應義塾大学 の法科大学院には充実した設備と多彩なカリキュラムがあり、すぐれた教授陣がいらっしゃること を知っていたこと、司法試験の合格率が高く、法律家になるうえで確かな経験を積むことができる と考えたことです。 

私の勉強法

〈基礎学習について〉

 僕は1年生の時は、大学に入りたてということもあって学校の授業の対策に苦労したこと、サー クル活動に精力的に参加したこと、お小遣い等を稼ぐためにアルバイトを長期休みの期間も相当の 時間やっていました。そのため、あまり伊藤塾の学習に対して力を注ぎ切ることができず、基礎マ スターの講義についていくことに精一杯で、学習が遅れてしまうこともありました。
 2年生になって、論文マスターが始まり、自分の生活のペースの把握ができるようになって、効 果的に学習時間を確保することができるようになりました。2年生からは、法律の知識がある程度 定着したことで、大学の定期試験に関しても、伊藤塾で学習したことが役立ち、効果的に成績を獲 得することができたと思います。
 論文マスターを受講していくうえで、基礎マスターの復習をしながら、自分で答案構成をして、 それと講義の解答を比べることを確実に行うようにしてから力がつくようになってきたと思いま す。論文マスターを聴いたり、基礎マスターのテキストを見たりして、覚えなければならないと感 じたことは、自分でノートにまとめ、通学時間などの暇な時間を使って覚えるようにしたことで、 基礎的な知識の定着に役立ちました。
 論文答練を積極的に利用することも、自分の今の力量を測ることができ、自分のできていないと ころを把握することにもつながるため、自身が力をつけていくことに役立ったと思います。論文マ スターが一通り終了してからは、基礎マスターテキストを読み込み、知識と当てはめの仕方を確認していくこと、作成したノートで知識を定着させること、論文の問題をまた答案構成し直すことを 繰り返すことで学習していました。

〈法科大学院対策について〉

 私は慶應義塾大学の法科大学院を受験しました。予備試験に向けて、基礎マスターと論文マス ターの学習をしていたので、1か月ほど前までは、法科大学院のための勉強ということは行ってい ませんでした。予備試験の論文に合格するために行った、継続して基礎マスターを反復して読み込 み、自作のノートで知識を定着させること、論文マスターの問題を繰り返し解くことで法科大学院 の合格に必要な力を身につけていくことができたため、それが基本的には法科大学院の合格にもつながったと思います。
 慶應義塾大学法科大学院の受験の1か月ほど前になって、公式のサイトにアップされている過去問を実際に自分でも解いてみて、公式サイトにアップされている出題趣旨やネット上の模範解答と 自分が作成した答案を見比べてみることで、今自分が、慶應義塾大学法科大学院に合格する実力が あるかを測るとともに、その出題傾向を把握することに努めました。過去問を通してその出題の難 易度や問題の量、科目ごとの問題の出し方を把握しておいたことで、実際に受験する際にも、落ち 着いて対応し、時間配分等を計算しながら問題に取り組むことができたと思います。特に、刑法の 出題形式が独特であること、科目毎に与えられている時間が異なることは、事前に過去問を通して 練習しておいてよかったポイントであると思います。
 慶應義塾大学法科大学院を受験するにあたっては、前述のように、予備試験の論文に向けた学習 を、伊藤塾のカリキュラムに従って行っていくことで、合格に十分な力をつけていくことができます。そのため、その学習を継続して行うことが慶應義塾大学法科大学院の合格につながると思いま す。出題形式や出題傾向、科目毎の時間の割り当てが他の法科大学院とは異なると思うので、公式 サイトに多く上がっている過去問を1~2か月前になったら実際に解いてみることが効果的である と思います。 

早期卒業・飛び入学合格について

 早期卒業をするにあたって成績の獲得が必要ですが、伊藤塾の学習をしていると、法学部の場合、 定期試験の範囲がすでに伊藤塾で学習したことと重なってくることが多いです。
 そのため、伊藤塾で学習した法律科目の勉強は、基礎マスターテキストと学校のレジュメ等を組 み合わせて、自己の穴となっているポイントを定めて学習することで、短時間の勉強で成績を獲得 できるように努めました。その分の学習時間を、語学や一般教養の学習時間に当てることで、バラ ンスよく成績を獲得することに努めました。早期卒業は、早い段階で司法試験という目標が見えて くることになるため、予備試験と並行して、1年生の時から目指すようになりました。 

おわりに

 伊藤塾で学習したことで、周りの仲間とお互いを高め合いながら、確実に法律の知識を身につけ、 法科大学院に合格することができました。法科大学院に入っても気を抜かず、司法試験も見据えな がら、慶應義塾大学法科大学院のもつ多彩なカリキュラムを利用しながら、伊藤塾で学習した法律 以外の法律も学習し、自己の視点や価値観を広げていきたいと考えています。そして、自分の能力 を最大限に発揮して、多様な視点と考え方をもち、人に寄り添っていくことのできる法律家になりたいと思います。

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