司法試験への不安は「ケースメソッド論文マスター」で解消されました!

法科大学院ルートで司法試験合格

西谷 拓哉さん
 

合格者イラスト
東北大学法科大学院(既修)修了

◆出 身 大 学 /同志社大学法学部
◆受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生、コンプリート論文答練、司法試験演習生、ケースメソッド論文マスター、出題フレーム体得小教室 など

※プロフィールは、2011年合格時点のものです。


はじめに

私が法律家を目指した理由は法律を学ぶことが楽しかったという単純な理由からです。その後、法律の知識と経験を用いて社会貢献する職業に就きたいと法曹になることを本格的に考え始め、伊藤塾に入塾することにしました。それは大学2回生の頃のことですが、伊藤塾への入塾を決めたのは、講座の説明がわかりやすく、また試験を突破する基礎をわかりやすく修得できるという基礎マスターにとても魅力を感じたからです。今、振り返ってもその考えに間違いはなかったと思います。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の修得について

法律の基本的事項(定義や条文の趣旨、またいわゆるAランクとされる論点の論証)をしっかりと押さえることは、法科大学院入試を突破することだけではなく、司法試験の短答試験・論文試験を突破するにも必要不可欠なことです。私はこれらの知識を伊藤塾の基礎マスターテキストを何度も復習することで修得しました。
法科大学院での勉強は、授業の予習・復習に時間がかかり、ついつい応用的な事例問題・判例の勉強のみに陥りがちです。しかし、そのような場合でも必ず伊藤塾のテキストに戻り基本的事項を確認する時間を取るようにして、基本的事項を忘れないように努力していました(基本と応用は車の両輪である!)。 

論文式試験対策について

司法試験の論文には、ロースクール入試の時とは全く別の視点が必要になると私は考えています。すなわち論点主義から事実のあてはめ重視への劇的といってもいいほどの変化です。場合によっては覚えている論証を捨てて、事案の特殊性を意識した条文の趣旨からの論証などをコンパクトに現場思考で展開する必要も出てきます。また、あまりにも当然な論点(たとえば、憲法における法人の人権享有主体性)については戦略上あえて書かないということが必要になることもあります。
今後、法科大学院に入学して司法試験を受けることになる学生のみなさんは、旧司法試験の問題と違った問題文の長さと上記の傾向の違いに戸惑い不安になるかもしれません。私も不安でした。しかし、そのような不安は伊藤塾のある講座を受講することで解消されました。それは「ケースメソッド論文マスター」です。その講座では新司法試験の問題分の読み方や、拾うべきファクターの選定、論述テクニックなどを吉野講師が自らの経験を踏まえて分かりやすく教えてくれました。
この講座を受講することでいわゆる事案の特殊性に配慮した論述を心がけるようになりましたし、長文問題への不安が無くなったので大変感謝しています。また試験突破に必須とされる過去問研究も同時にできる(しかも高度な!)点もとてもありがたかったです。 
上記はいわばインプットからアウトプット直前までの対策です。
講師も講義で仰られていたことですが、司法試験の長文の問題を2時間で解ききることの難しさは実際にやってみないことにはわかりません。私は、これをペースメーカ論文答練を受けることで体験し、2時間で解ききることの訓練を行いました。伊藤塾の問題は、他の受験指導校と比べても難しいと言われているところであり、何を書いて良いのかわからなくなり、答案構成にも時間がかかりすぎて途中答案ということもしばしばでした。しかし、本番の問題も何を書いて良いのかわからないような問題が出されるのですから、この点はむしろペースメーカー論文答練の特筆すべきメリットであり、また時間管理の大切さも知ることができたのでとても良かったと思います。後輩たちにもぜひペースメーカー論文答練で経験を積むことをおすすめしたいと思います。