伊藤塾で得た仲間は、身近にいるライバルとして自分の中で財産になってます

予備試験ルートで司法試験合格

小川 貴之さん(23 歳)
 

合格者イラスト
大阪大学法学部卒業 ◆ 予備試験合格時 /大阪大学法学部4 年在学中
◆ 出 身 大 学 /大阪大学法学部
◆ 受 講 講 座 /司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、司法試験演習秋生、司法試験論文マスター、司法試験論文過去問答練など
※プロフィールは、2016年合格時点のものです。

私がとった勉強方法

基礎的な法知識・法理論の学修について

私は大学1 年生の時に独学をしていましたが、全て覚えようとしてうまくいかなかったことを反省して、伊藤塾の基礎マスター段階では草島講師がおっしゃったことを完全に信頼して、講義で教わったこと、テキストに書いてあることを理解することに努めました。具体的な勉強方法としては、ライブクラスの講義終了後、その場ですぐに復習しわからないことがあれば草島講師に質問しました。その後、家に帰り講義の範囲を見直しました。さらに、翌日2 倍速で講義を聞き直すという勉強法を取っていました。そのおかげで基礎マスター段階で習う知識についてはほとんど身についたと自負しています。伊藤塾の講座を利用する1 番のメリットは講師がランク付けをして優先して覚えるべきものを示してくれて勉強の指針を立てることが容易になることです。独学だと全てが重要だと思い、無理に覚えようとして挫折することになりますが、伊藤塾はその負担を解消してくれます。また、ライブクラスがあるので、それがペースメーカーになり、継続して勉強することが容易になります。

基礎マスターがある程度進んだ段階で始まった基礎マスター答練はほとんど全て受講しました。答練を受けはじめた当初は書き方も全くわからず、知っている知識を書くことに専念していましたが、解説講義を聞いて各科目の答案の書き方を学ぶことができました。書き方を理解すれば知識の吸収も効率的に行うことができるため、早いうちから答案を書くということは意識をしてもいいと思います。

合格してから思い返すと合格するために必要な知識のほとんどは基礎マスターテキストに書いてあります。これらを理解しその精度を高めることだけで予備試験合格は十分可能です。それ以外の基本書や演習書というのは超上位合格を目指すのでなければ特に不要だと思います。

私は基礎マスター段階ではライブクラスや基礎マスターゼミを積極的に受講するべきだと思います。というのも、法律の勉強は勉強が進むにつれて1 人で過ごすことが多くなってしまい、思考が固くなってしまう傾向にあります。基礎マスターのライブクラスや基礎マスターゼミで勉強仲間を見つけることができれば、自分にはない視点や思いもよらない考え方を知ることができ、また、負けたくないとの思いから刺激になりモチベーションアップにもつながります。そして、この段階で得た仲間は予備試験合格までともに勉強する仲間であり、身近にいるライバルとして、自分の中で財産になっていると思います。また、この段階であまりモチベーションが上がらないときは伊藤塾の合格体験記を読んで、合格した人の勉強法を真似するなどしてモチベーションを維持していました。

学生生活との両立について 

私は伊藤塾で法律科目を勉強していたため、大学の授業で困ることはほとんどありませんでした。実際、成績の8 割近くは優・秀の評価をいただいています。また、大学の授業に余裕があったため、空いた時間は所属する交渉サークルで自分の知見を広げることや塾講師のアルバイトで人に教えることの楽しさを知ることができました。大学生活との両立は、伊藤塾の講座をスケジュールのベースにして空いた時間を他のことに回したからこそ実現できたと考えています。

最後に 

私は困った人を助けることができる弁護士を目指しています。合格後の自分を想像することで勉強のモチベーションを維持することができ、漫然と勉強することを防ぐことができました。私が予備試験に合格できたのはたくさんの人の支えがあったからだと思います。伊藤塾に行くことを許してくれた両親、入塾以来勉強面で支えてくださった草島講師、山本講師、一緒に勉強してきた友達、合格に関わった全ての人に感謝の意を伝えたいです。